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2005年12月17日 (土)

文房具をめぐる本3冊

雲南省を旅行中。旅には思わぬ時間ができる。たとえば、飛行機の離発着の時は電子機器は使えないので、格好の読書タイムとなる。


今回持っていったのは、以前、背伸びとうさんさんが紹介していた串田孫一さんの「文房具52話」。沢野ひさしさんの「さわの文具店」、和田哲哉さんの「文房具を楽しく使う筆記具篇」ほか。文具にこだわったラインナップだ。

「文房具52話」楽天は在庫切れ。

さわの文具店
さわの文具店

文房具を楽しく使う(筆記具篇)
文房具を楽しく使う(筆記具篇)


「文房具52話」は、文具をテーマにした52話のエッセー。万年筆から消ゴム、ホッチキス、ゼムグリップまで、思い入れを書いている。


「さわの文具店」も同様。参考文献に「文房具52話」を挙げているくらいで、似たような趣向になっているが、より偏愛ぶりが出ている。


沢野さんといえば、椎名誠さんの本のイラストなどで知られる人。挿絵を書くイラストレーターは作家に寄り添う控えな印象があるが、文は意外に自己の強い人だった(いい意味で)。


この本の中には、文具を買いに冬のニューヨークに行く話もある。みなさんは文具を買うのが主たる目的で、極寒のニューヨークに行きますか?


僕は行きません。もちろん、何かのついでに文具を見るということはしますけど。


沢野さんは文具好きを通り越して、文具クレイジー。そして、このクレイジーさこそが、本の魅力となっている。


文具というのは、誰にとっても満点はない。手や指の大きさ、形、握りの癖、用途によって、満足度は違う。


僕はモールスキンが好きだが、あの紙質が合わないという人もいるはず。だが、それでいい。文具はとてもパーソナルな道具なんだから。


自分の意見を押し付けませんよなんて、言う必要すらない。だいたい、押し売りは不可能。


押し売りができるなら、「全てのノートを破棄して、モールスキンに買い換えなさい」「もちろん、僕のアフィリエイトから買いなさい」と訴える(笑)。たとえば、モールスキンが国の指定ノートとなり、僕のブログが指定の販売窓口になったら、いくら儲けが出るだろう?とかね。

日本国指定ノートです(ウソ)。
MOLESKINE/モールスキンPlain Notebook Large【無地手帳】
MOLESKINE/モールスキンPlain Notebook Large【無地手帳】


万が一(そうならない可能性はゼロではない)、僕は大金を手にするだろうけど、実際はムリな話。

だから、「僕はこんな風に使っている。どうだ、かっこいいだろう」とか、自分に酔いしれながら書き続けるしかない。押しつけはできないが、自分が偏愛する文具は、強くプッシュしたいのだ。3冊の文具本を読んで、そんなことを思った。


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