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2005年12月13日 (火)

村上春樹をめぐる冒険〜「象工場のハッピーエンド」

村上春樹を読んだのは、いつ以来だろうか? 「ねじまき鳥クロニクル」が最後だから、10年以上前に遡る。かつてはハンドル名に「ひつじ」を使ったこともある。このブログの題名にも、「羊をめぐる冒険」をもじった「モールスキンとめぐる冒険」をつけたことでも分かる通り、好きな作家の一人だった。

村上春樹全作品 4(1990〜2000)
村上春樹全作品 4(1990〜2000)

村上春樹全作品 5(1990〜2000)
村上春樹全作品 5(1990〜2000)

村上春樹全作品(全8巻入)(1979〜1989)
村上春樹全作品(全8巻入)(1979〜1989)

羊をめぐる冒険(上)
羊をめぐる冒険(上)

「ねじまき鳥」が単行本で出た頃、僕は社会人数年目だった。そして、恋をしていた。相手は大学時代の友人の元恋人。僕らは相性もピッタリだった。しかし、僕らは彼女の元恋人であり、僕の友人でもある男の存在を引きずり続けていた。結局、僕らは別れ、その後、別のパートナーを選んだ。

その彼女が貸してくれたのが「ねじまき鳥」だった。あっという間に読んで、いろいろと感想を言い合った。

最近、風の便りで、彼女が2児の母になったと聞いた。それ以上、どうしているかは知らない。そんなわけで、村上春樹には苦い思い出がつきまとい、読めないでいた。

しかし、背伸びとうさんのブログを見て、久々に村上春樹を読んでしまった。これは本当に「読んでしまった」という感覚だった。

象工場のハッピーエンド新版
象工場のハッピーエンド

この本にある、自分にピッタリの万年筆を作る店の話を読んでみたかったのだ。そんなのがあったら、僕も欲しい。

そういえば、彼女は別れ際にこんな本をプレゼントしてくれた。「ぼくを探しに」という絵本。確か、丸い形をした「ぼく」が自分にピッタリと合う相手を探す物語だ。この物語の結末はどうだったのだろう?引っ越しの時に処分したのだけど、その後、ブックオフで見つけて買ってしまった。書棚の奥に今も眠っているはずだ。捨てられないけど、読めない本だ。

ぼくを探しに新装版
ぼくを探しに新装版


「象工場のハッピーエンド」。
イラストレーターの安西水丸氏との共著。村上氏の短いエッセーとも小説ともつかないストーリーがついている。字も大きくて、イラストもいっぱいなので、1時間もあれば、読み終わる。「僕」が上京した時の話やファンタジックな話がごちゃ混ぜ。「僕」の話は村上氏本人の体験か、それともフィクションか? 虚実入り乱れた「村上春樹ワールド」にすっかりやられてしまった。

ところで、さっきの村上春樹を読まなくなった理由。これは僕の作り話。「象工場のハッピーエンド」を読んでいたら、告白めいた、ちょっとだけドキッとするような話を書きたくなった。

さてさて、評判の高い近作「海辺のカフカ」も読まなくてはなるまい。

海辺のカフカ(上巻)
海辺のカフカ(上巻)

海辺のカフカ(下巻)
海辺のカフカ(下巻)


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