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2006年2月21日 (火)

建築家 安藤忠雄〜格闘・わが建築

一流と言われる人の仕事を見ることは刺激になります。

DVD「軍艦島」の独創的なコンクリート建築が面白かったので、今度はDVDで「建築家 安藤忠雄〜格闘・わが建築」を見ました。


建築家・安藤忠雄〜格闘・わが建築〜 <NHK DVD> 【COBB-90352】=>18%OFF!建築家・安藤忠雄〜...

安藤忠雄氏については説明不要かと思いますが、現代建築の第一人者。最近は、同潤会アパートの趣を残した表参道ヒルズを完成させたばかり。

Wikipediaの安藤忠雄の記述はここ

表参道ヒルズはまだ行ってないけど、いかにも近代的な六本木ヒルズとは対局的な建築物に思えます。古いものとの調和を図りながら、新しい物を作る。安藤氏の哲学が色濃く出た作品です。

このDVDは94年に放送されたNHK「格闘わが建築」を再構成したもの。安藤氏の作品、仕事ぶり、インタビューが収録され、約3時間というボリュームです。

ほかの天才と呼ばれる人同様、安藤氏は独学で建築を学びました。最初のキャリアはなんとプロボクサー。人生=格闘という原点はここにある。

その後、海外旅行が珍しかった時代に、世界を放浪。ギリシア、ローマ、ミラノ、パリなどの有名建築物を訪れてはカメラやスケッチに残しました。

DVDでは事務所でのインタビューが出てきます。この事務所も独創的なコンクリート建築。安藤氏は出入り口近くの机で仕事をしている。ここにいれば、所員の仕事ぶり、来客の有無も分かるという。

事務所は巨大な吹き抜けがあって、家具を退かせば、多目的ホールのように使える。ただ、狭いハシゴを登り降りしなければならなかったり、不便なところも。

安藤氏は言う。「便利なところもあれば不便なところもある。ただ、不便さを超える面白さがある」

建物と言えば、まずは住みやすさとか、使い勝手など快適さを求めるものと、考えていたが、なるほど。

安藤建築は、使う者に主体であることを望む。いや、使う人が創造力を駆使することで、完成するというべきかも。

映画製作者が映画を作って完成ではなく、観客に見せて、何かの感情を産み、対話することで完成するのだ、と同じ意味かもしれない。安藤建築には計算された「余白」があるのでは?

しかし、快適さだけを求めない建築物というのは難しい。一歩間違えれば、単に住みにくい、使いにくいだけのハコとなってしまう。それを超えるには、常に大いなる格闘があるわけで、これはもう大変そうな人生である。

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