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2006年3月15日 (水)

モールスキンが発売中止

お騒がせな題名をつけてみましたが、大丈夫。モールスキンは今後とも発売します。

MOLESKINE(モールスキン) ポケット版 無地ノート
MOLESKINE(モールスキン) ポケット版 無地ノート

モールスキンを愛用していた英紀行作家ブルース・チャトウィンの「ソングライン」を読み終わりました。



この中には、モールスキンが発売中止となった1986年当時(98年に製造再開)の話が出てきます。

「ソングライン」とは、オーストラリアのアボリジニが残した歌の道のこと。

「人はなぜ移動するのか?」という大きなテーマに囚われていたチャトウィンは、自ら確かめるべく、イギリスから見て「さかさまの国」オーストラリアを旅をします。同書はその旅の記録であり、後半は「人はなぜ移動するのか」についての考察と本の引用が続きます。

読み進めると、モールスキンが「ソングライン」という本に大きな役割を果たしていることがよく分かります。

チャトウィンはオーストラリアへの旅にあたって、モールスキンを大量購入しようとしていたし、書きためた、たくさんのモールスキンを道中、持ち歩いていたのです。

オーストラリアではロシア系のアルカディという33歳の男と出会い、彼のガイドで旅をする。モールスキン登場場面の最初の一節を引用します。


「ノートをとってもいいかな?」私はたずねた。
「どうぞ」
 私はポケットから黒いオイルクロス張りのノートブックを取り出した。ノートのページはばらばらにならないようにゴムバンドでとめてあった。
「いいノートだ」と彼が言った。
「以前パリで手に入れたんだ」私は言った。「でも、もうつくっていない」
「パリで?」と彼は繰り返し、まるでこんなに見栄っ張りな話は聞いたことがないとでも言いたげに眉を上げてみせた。

(めるくまーる刊、芹沢真理子訳)


この後、パリでの顛末も話に出てきますが、時間がなくなったので、また後で。ここでは、具体的に「モールスキン」という名前は出てきませんが、後半にはしっかりと登場します。

モールスキン好きとしては、ちょっと気になる本ではないすか?

「でも、もう売っていない」んです。絶版。残念です。

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