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2006年3月 7日 (火)

「ウォーク・ドント・ラン」村上龍VS村上春樹

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 「ねじまき鳥クロニクル」以降の未読の村上春樹本を読もうと決めていたのですが、ついつい昔、手に取った本にも目移りします。

 背伸びとうさんが、この本の話題にしてくれて、書店で探してみたのですが、絶版。楽天でも「在庫切れ」。アマゾンではプレミアがついています。価格: ¥1,050 (税込)がユーズド価格 : ¥3,750。図書館で借りて、読むことができました。

こういう時は図書館は便利ですね。さすがにベストセラーは買います。こないだ、パセリ*さんが紹介していた「夜市」もリクエストをかけたみたのですが、47番目。一体、いつ順番が回ってくるやら。

夜市
夜市

この本、村上春樹本に熱狂していた大学時代は持っていたはずですが、どうしたのだろう?処分してしまったか? だとすれば、もったいない。

さて、「ウォーク・ドント・ラン」は龍氏と春樹氏のダブル村上による対談集。率直に語っているのが面白いのですが、それが重版されない理由かも? 両氏とも、昔を懐かしむタイプの作家ではないので、「ある程度の時期までは出版されてきたし、もういいだろう」と考えたのでは?

出版は81年。2人の村上氏はともに、「群像」新人賞でデビュー。対談当時、春樹氏は31歳。「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」の原型となる3作目「街とその不確かな壁」(単行本未収録、この原稿も現在は読むことができません)を書き終えたばかり。

一方、龍氏は28歳で、やっぱり3作目の「コインロッカー・ベイビーズ」(龍作品では大好きな一本)を発表。話の内容から察するに、春樹氏はまだ喫茶店をやりながら執筆していた時期で、「限りなく透明に近いブルー」で既に超売れっ子の龍氏の方が貫禄があります。

コインロッカー・ベイビーズ(上)コインロッカー・ベイビーズ(下)

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上巻)世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下巻)


共通点も多いことから、話はデビュー当時のことから、執筆の舞台裏、好きな音楽のことなど多岐に渡って盛り上がります。特に面白いのは互いの奥方の話。

「仕事の上で尊敬されていない(笑)」という共通認識から奥方のことに話は移ります。

龍氏の発言は、ちょっと過激。そのまま出版していいのか?とさえ心配してしまいます。

一方、春樹氏の話。奥方から「洗濯物を干しなさい」と言われ、執筆が忙しいと断るのですが、逆にとうとうと諭されるそうです。

「洗濯物を干したくなかったら、もっと人を感動させる文章を書きなさい」

春樹氏も、そうかなと思って、仕方なく洗濯物を干すのだそうです。なんだか、すごいですよね。

まあ、家族に尊敬されるようになったら、オシマイです。僕も尊敬されていないもの。特に娘には(笑)。

最近、娘との関係(ブログを読んでくれている方にはおなじみのような話です)をメディアに書いたら、関係者から「あれは面白かった」と大反響。なんだか、複雑な気持ちになりました(^^)。



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