「自転車散歩の達人」

自転車に乗るというのは、なんとなくフォークな感じがする。
具体的に言えば、ボブ・ディランだ、と思っていた。

そんなわけで、佐倉から利根川までの自転車小旅行を「ライク・ア・ローリング・ストーン」という題名で書いたのだった。

その感覚はどうも間違っていなかったよう。


自転車散歩の達人

この作家・山川健一氏の自転車エッセーにも、ボブ・ディランが登場する。


●送料無料キャンペーン中！！（〜5月21日まで）ボブ・ディラン／フリーホイーリン・ボブ・ディ...

このアルバムはボブ・ディランのセカンドで、代表曲「風に吹かれて」も収録されている。フリー・ホーリングとは、ペダルをこがないで風を切って走る状態のこと。これは自転車の醍醐（だいご）味。

この本で、なるほどなと思った話がある。

いい車に乗っている男と、自転車乗りがいるとする。その２つに向けられる「かっこいい」の意味は違う、という。

前者は車に対しての賞賛、後者は人に対しての賞賛。

どっちがいいですか？

筆者・山川氏はジャガーやオートバイにも乗ってきた人らしいけど、自転車は知人の女の子から借り受けた無印良品のママチャリ。これに乗って、都内の仕事先に出かける。千葉７区の衆院補選では、民主党の小沢党首もママチャリで応援遊説。時代はママチャリ？

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