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2006年8月 3日 (木)

ポルトガルの闘牛

闘牛といえば、スペインの「特許」と思っていたが、そうではない。ここリスポンにも闘牛はある。開催はイースターから9月末まで、毎週木曜夜とガイドブックにある。ホテルのフロントに聞いたら、この夜もあるらしい。

午後10時から。ホテルからチップ込みでタクシーで5ユーロ。

これが闘牛場。アラビア風の建物。日中は焼け付くような暑さだが、夜は冷え込む。Tシャツで行ったら、結構寒かった。

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入場料は20ユーロ。遅い時間なのに、子供も多い。中はインボイス西武のような半ドーム。寒くはない。

まずはマタドールの入場。えらくたくさんいる。

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スペインの闘牛は見たことがないが、マントを持ったマタドールが暴れ牛の突進をよけながら、背中を見せた一瞬に牛の背中に一刺しという印象。

しかし、ポルトガル式は違う。

まずは馬に乗ったマタドールが槍をさしていく。

cow.jpg

6本くらいさした後、マントを持ったマタドールが登場。さんざんあおって、牛を疲弊させる。

cow2.jpg

今度は緑の帽子をかぶった男が登場。彼の後ろには6、7人が列を作る。緑帽子の男は一歩一歩近づく。これが牛には気に食わない。突進していく。

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緑帽子の男は突進する牛の角をつかむ。その後は後ろに控えた男たちが牛にタックル。写真のように取り押さえる。

cow4.jpg

スペインだったら、マントを持ったマタドールが牛の息の根をとめるまで槍をさすそうだが、ポルトガルでは殺さない。

今度はゲートから別の牛が数頭出てくる。牝牛なのかも。群れを見ると、さっきまでは血気盛んだった牛が急におとなしくなり、一緒にゲートに引っ込んでいく。

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牛をしとめたマタドールは場内を一周。観客の拍手喝さいを浴びる。花束が投げ込まれたり、布が投げられると、逆に会場に返す。運を授けてもらうとか、そういう意味なんだろう。

前座がいて、次第に達人になっていくらしい。最初は地味な服を着た男だったが、2番手はブロンド女性だった。

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闘牛は全部で6セット。深夜1時まで及ぶらしい。

僕は2回見て、もういいやと思った。牛を殺さないとはいえ、やっぱり血は流れる。牛は痛そうだった。

牛1頭に、これだけの人間が向かっていくのだ。勇敢というよりも、いじめに近い。

これはちょっと日本の感覚とはかけ離れたものだった。動物虐待反対といって否定するわけではない。これもポルトガルの独特の感覚、ポルトガルの文化なんだろう。

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コメント

TITLE: Re:ポルトガルの闘牛(08/03)
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闘牛もご覧になったんですね。

なるほど知っているストーリーとはちょっと違うな。国によって手番が違うんですね。



>僕は2回見て、もういいやと思った。

わたしもそうなると思いますね。

投稿: アンビンバンコ | 2006年8月 9日 (水) 07時46分

TITLE: Re[1]:ポルトガルの闘牛(08/03)
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アンビンバンコさん

>闘牛もご覧になったんですね。

>なるほど知っているストーリーとはちょっと違うな。国によって手番が違うんですね。



>>僕は2回見て、もういいやと思った。

>わたしもそうなると思いますね。



日本人には相容れない遊びかなと思いました。

狩猟民族と我々農耕民族の違いなんでしょうね。



しかし、捕鯨も、一部の西洋人から見れば、野蛮ということになるのでしょうか。

投稿: 久浩 | 2006年8月 9日 (水) 09時26分

TITLE: すごい!
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こんばんは。

ポルトガルのレポート、楽しく拝見しました。



闘牛、どうなんでしょう・・・・。

見たいけど、刺したりするのはちょっと・・・・。

何か違う方法はないのかなぁ、とも思います。

みんなで押さえつけるとかね。

そんなんじゃ逆にやられちゃうのかなぁ。



とはいえ、早く海外に行きたいなぁ、という気持ちがすごく大きくなりました。(笑)

投稿: koji011 | 2006年8月14日 (月) 00時06分

TITLE: Re:すごい!(08/03)
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koji011さん

>こんばんは。

>ポルトガルのレポート、楽しく拝見しました。



日本には見られない建物がいっぱいあって、面白かったですよ。

koji011さんは仕事柄、興味あるのでは。



>闘牛、どうなんでしょう・・・・。

>見たいけど、刺したりするのはちょっと・・・・。

>何か違う方法はないのかなぁ、とも思います。

>みんなで押さえつけるとかね。

>そんなんじゃ逆にやられちゃうのかなぁ。



やっぱり、日本人の感覚とは合わないですね。多分、もっと歴史的な事情があって、今も続いているのでしょう。よく分かりませんが。スペインでは息の根までとめるそうです。最後はドタッと地面に落ちるそうです。残酷ですね。とはいえ、我々も牛肉を食するわけですが。



>とはいえ、早く海外に行きたいなぁ、という気持ちがすごく大きくなりました。(笑)



僕はしばらくいいです。プライベートで行きたいですね。

投稿: 久浩 | 2006年8月14日 (月) 14時32分

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