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2007年2月 6日 (火)

重松清「卒業」


卒業

重松清作品は「流星ワゴン」に続いて2冊目。人生の卒業を緩やかなテーマに4つの中編(長めの短編)の連作集となっています。

それぞれ魅力ある作品でしたが、表題作が一番好き。

14年前に自殺した親友の娘がある日突然、主人公のもとを訪ね、父について教えてほしいと言います。次第に、娘が悩みを抱えていることも分かり、二人はネットの掲示板を通じた交友を続けるのですが、娘からの返信が途絶え…。

世代も環境も違う二人がある男の自殺でむすびつき、交流を深め、互いに人生を見つめるところが面白い。

「流星ワゴン」も自殺しようとする男が幽霊になった親子が運転するワゴン車に乗って、過去へとタイムスリップし、人生をやり直そうとする話。著者自身もあとがきで書いていますが、自殺というモチーフは大きな意味を持っているようです。

重松氏の著作は痛烈な現実を描きながらも、優しさが見えて、ぐっと心に響きます。

4つの話をうまく一つにまとめて映像化すれば、米映画「マグノリア」のような感じに作品になる気がしました。


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あ、既に「あおげば尊し」は映画化されていましたね。未見でした。


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