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2007年8月25日 (土)

●アートプラザ

朝からおにぎり二個だけで食うものも食わず、今回の旅の目的のひとつであるアートプラザに向かった。

ここはもともとは大分県立図書館(1966年)で、大分出身の世界的な建築家磯崎新氏が設計した。90年代に入って、取り壊しの話が持ち上がったが、反対の声によって、アート施設として再生されることになった。

95年には県が市に無償貸与、再び磯崎氏の手によって、リニューアルのための設計がなされ、翌96年から工事が始まった。運営にあたっては条例も定められ、98年からアートプラザとして、市民アートの展示のほか、制作の場として親しまれている。また3階には磯崎氏の作品模型、パースなどを常設展示。スクラップ&ビルドの運命に晒されている近代建築の新たな可能性を提示した。

建物を見ると、コンクリートの塊が突き出し、途中でスパッと切られている。これは建物としての拡張の可能性「未来」と「断絶」を意味するようだ。

とにもかくにも、磯崎氏の初期の傑作がこのようにして残され、活用されたのは大きな事件と言える。

写真では見ていたが、実際見ると、迫力が全然違う。

近代化遺産である検見川送信所も、このように残せないものだろうか。











去年の日記は?


2006/8/25 北欧インテリアの宝庫「TIMBER YARD」@稲毛海岸



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コメント

TITLE: Re:アートプラザ(08/25)
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私よりちょっとお兄さんですね。この建物。



に、しては最近のデザイナーによる建築だと言われても違和感の無い斬新な外観。当時はさぞ革新的だったんでしょうね。



これだけの建造物を壊して、建て直すとなると、その費用だけでも膨大なはず・・・・その何割かの費用で他の使い道があるのなら、自治体も苦しいご時世有り難い話ではないか?と思いますけどね。





創作の場が公共の施設として提供されてるなんて羨ましいですね。第二第三の著名な建築家がこの施設から巣立っていくかも知れません。



それこそ地方にとってはかけがえのない財産になるのではないでしょうか?将来への投資なのかも知れないですね。

投稿: しぇるぽ911 | 2007年8月26日 (日) 08時54分

TITLE: Re:アートプラザ(08/25)
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おはようございます。

とうとう着ちゃいましたか!大分!

モダンなデザインの中にも車椅子への配慮のスロープもあるのですね。

これからどう進んでいくのか・・・楽しみです。

投稿: アンビンバンコ | 2007年8月26日 (日) 09時27分

TITLE: Re:アートプラザ
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しぇるぽさんへ

大分市が保存、再生を決めるまでは紆余曲折がありましたが、よく決断したと思います。

おっしゃる通り、大事な将来への投資になることでしょう。現に、この建物を見て、建築家を志した方もいるようです。

デジカメでは結構撮っているので、帰ったら、詳細にレポートします。

投稿: 久浩 | 2007年8月26日 (日) 10時19分

TITLE: Re:アートプラザ
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このスロープ。デザインではインパクトあるんですけど、健常者にはややかったるい部分もあるかもしれません。ちょっと距離があるんですよね。

もしかしたら、もともとはなかったものかも。再生工事の時にバリアフリーを狙って追加したものかもしれません。

投稿: 久浩 | 2007年8月26日 (日) 10時22分

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