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2007年11月 7日 (水)

「06年この文庫がすごい!」 2位の稲見一良「セント・メリーのリボン」


セント・メリーのリボン

千葉市花見川区在住だった作家、稲見一良さんの短編集。94年に亡くなり、絶版が多い作家だが、熱狂的なファンを持つ。昨年3月に文庫化された時には、06年版「この文庫がすごい!」で2位に輝いた。


この文庫がすごい!(2007年版)

このベストテンの1位は「博士の愛した数式」(小川洋子)。


博士の愛した数式

3位以下の「本格小説」(水村美苗)、「レキオス」(池上永一)、「模倣犯」(宮部みゆき)、「第三の時効」(横山秀夫)、「阿修羅ガール」(舞城王太郎)といった近作を抑えての”銀賞”というから、ホントにすごい。同書は1993年に新潮社から刊行。稲見さんの死後12年も経って、再評価を受けた。


本格小説(上巻)


レキオス


模倣犯(1)

キラリと光るのは、「花見川の要塞」と表題作だと思う。「花見川の要塞」は既に紹介したので、今回は表題作について。探偵ものだが、猟犬探しが専門というから、ちょっとというか、相当変わっている設定だ。

竜門卓は祖父から相続した大阪・能勢の山林に住んでいる。ある時、盲目令嬢の盲導犬探しを依頼されて…といったストーリー。

ユニークな設定、ハードボイルドでかつ優しい男の物語。ネタばれにもなるので、詳しくは書けないが、木枯らしが吹く、これからの季節に読むと、ぐっと心が温まる。

同じ竜門卓を主人公にした「猟犬探偵」も昨年、同じく光文社から文庫された。


猟犬探偵

子供のため 未来へ残そう 過去の財産
ほぼ満月ただの月見@検見川送信所

日本初の国際放送77周年記念イベント「ほぼ満月ただの月見@検見川送信所」は10月27日(土)午後3時、千葉市花見川区・新検見川駅近くの「はなのわ広場」で無事終了しました。

イベントの様子は11月14日(水)の「ニュースC−master(ニュース・シーマスター)」(月〜金曜、夜9時から9時55分)で 約10分間、特集されます。千葉近県の方はぜひ見てください。

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musenhozon.jpg

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書評 ブックレビュー」カテゴリの記事

コメント

TITLE: Re:「06年この文庫がすごい!」 2位の稲見一良「セント・メリーのリボン」(11/07)
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建築の試験が終わってから、通勤の電車の中で文庫本を読んでいます。参考にさせていただきます。”博士の愛した数式”が気になります。

投稿: takaak | 2007年11月 7日 (水) 22時03分

TITLE: Re[1]:「06年この文庫がすごい!」 2位の稲見一良「セント・メリーのリボン」(11/07)
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takaakさん

>建築の試験が終わってから、通勤の電車の中で文庫>本を読んでいます。参考にさせていただきます。”>博士の愛した数式”が気になります。



「セント・メリー」から読んでください(笑)。



「博士の数式」ですが、僕は映画より小説の方がだんぜん好きです。こちらもお勧めです。

投稿: 久住浩 | 2007年11月 7日 (水) 22時13分

TITLE: Re:「06年この文庫がすごい!」 2位の稲見一良「セント・メリーのリボン」(11/07)
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こんな評価を受けていたなんて、全然知りませんでした。文庫化も知らなかった。



まさに「心温まる」短編集ですよね。もう一回読みたくなりました。紹介、感謝です。

投稿: 慧俊 | 2007年11月 7日 (水) 23時24分

TITLE: Re[1]:「06年この文庫がすごい!」 2位の稲見一良「セント・メリーのリボン」(11/07)
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慧俊さん

>こんな評価を受けていたなんて、全然知りませんで>した。文庫化も知らなかった。



これは「猟犬探偵」の帯に書いてありました。この作家を紹介してくださったことに大変感謝しています。



>まさに「心温まる」短編集ですよね。もう一回読み>たくなりました。紹介、感謝です。



要塞とセント・メリーはグッドです。もう一回読んだらブログで感想を聞かせてください。

投稿: 久住浩 | 2007年11月 9日 (金) 00時02分

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