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2007年11月16日 (金)

検見川小学校の取り組み〜郷土資料室

15日午前、岡山県の教育関係の方が検見川送信所を見学したいと申し出てくださったので、案内させていただきました。

バタバタとした2時間でしたが、車中で社会科教育の現状を伺うことができました。

僕は小、中、高校と千葉市で教育を受けましたが、地域の歴史について学ぶ機会はほとんどありませんでした。

先日読んだ「都市の通信簿」にも、千葉市は全国で最も郷土愛の少ない都市と掛かれています。残念ながら、それは本当のことだろうと思っています。


日本全国都市の通信簿

その岡山の教育関係の方によると、岡山でも同じような状況のよう。授業のプログラム的に余裕がない、教師にスキルがないなど、さまざまな問題があるようです。

僕は昭和史ほど最初に学ばせるべきだと思うのですが、そうはいかないのでしょうかね?

先日訪れた検見川小学校(千葉市)は全校的に地域の歴史教育に目を向けています。これはぜひ紹介しなければ、と思ったのは、郷土資料室です。



2つの教室には、農業、漁業に関する道具が展示されています。これらは地域住民の寄付によるもの。

検見川小学校HP

こうした資料室のほか、廊下の壁には歴代の生徒記念写真、地域の歴史に関する資料が掲示されています。

中にはスペースの関係で泣く泣く処分した物もあるようです。関係者の方は「小学校だと、常時開かれているわけではない。こうしたものを展示できる場所があれば」と話していました。検見川送信所を利活用すれば、これらの郷土資料を常設することもできるのになぁ。

こうしたものがあるだけで、生徒たちは歴史を身近に感じることができるはずです。

検見川無線の写真もありました。



「悲しきうめ立て」と題された写真も目を引きました。



僕は小、中学校を埋め立て地で育ちましたが、すぐそばに海を眺めていた検見川っ子にとっては、こういう感覚なのか、なるほど。

埋め立て地育ちの僕は「うれしき埋め立て」とは思いませんが、「悲しき」という感情は抱きません。こうした感情の発露も検見川っ子の郷土愛の現れなんでしょう。

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検見川送信所」カテゴリの記事

コメント

TITLE: Re:検見川小学校の取り組み〜郷土資料室(11/16)
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こんばんは。

>検見川送信所を利活用すれば、これらの郷土資料を常設することもできるのになぁ。

これはいいアイデアですね。

屋外学習の定番コースになったりして。

私ももっと昭和史を学びたかったと思います。

学びたきゃ学べばよいのですけどね(^^;

昭和史が淡白なのは意図的なのでしょうかね。

投稿: アンビンバンコ | 2007年11月16日 (金) 21時09分

TITLE: Re:検見川小学校の取り組み〜郷土資料室(11/16)
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そういえば、わが家の息子たちも、

地元・狭山の歴史を学ぶ授業をやった、なんて話は聞かないですねぇ……。



日本史も世界史も重要な学びだと思いますけど、足下のわが町わが郷土の歴史を知る、というところが本来は出発点にするべきなんでしょうね。



ちなみに僕が小学校の頃は、地元大阪南部を東西に貫く大和川が江戸時代に付け替えられた、という歴史を何時間にもわたって学んだ記憶があります。

土木技術の発達していない中世から大規模な治水事業が行われていたことに、日本も捨てたもんじゃない、と感じます。

投稿: まさやん0386 | 2007年11月17日 (土) 08時54分

TITLE: Re[1]:検見川小学校の取り組み〜郷土資料室(11/16)
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アンビンバンコさん

>こんばんは。



おはようございます。



>>検見川送信所を利活用すれば、これらの郷土資料を常設することもできるのになぁ。

>これはいいアイデアですね。

>屋外学習の定番コースになったりして。



建物に合う利活用できれば、より効果的だと思うのです。



>私ももっと昭和史を学びたかったと思います。

>学びたきゃ学べばよいのですけどね(^^;

>昭和史が淡白なのは意図的なのでしょうかね。



そういうわけではないと思いますが、古代から話を進めると、やっぱり時間は足りなくなりますよね。

投稿: 久住浩 | 2007年11月17日 (土) 09時26分

TITLE: Re[1]:検見川小学校の取り組み〜郷土資料室(11/16)
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まさやん0386さん

>そういえば、わが家の息子たちも、

>地元・狭山の歴史を学ぶ授業をやった、なんて話は>聞かないですねぇ……。



うちの娘も同じですね。



>日本史も世界史も重要な学びだと思いますけど、足>下のわが町わが郷土の歴史を知る、というところが>本来は出発点にするべきなんでしょうね。



そういうことは家庭でやってほしい、とおっしゃるのかもしれませんが、親の世代も学校で習っていないから、しらなかなかったりしますよね。



>ちなみに僕が小学校の頃は、地元大阪南部を東西に>貫く大和川が江戸時代に付け替えられた、という歴>史を何時間にもわたって学んだ記憶があります。



まさやんさんは習っているんですね。



ちなみに花見川も、やっぱり大規模工事をやって、今の形があります。



>土木技術の発達していない中世から大規模な治水事>業が行われていたことに、日本も捨てたもんじゃな>い、と感じます。



そうですね。日本は捨てたもんじゃないですよね。



埋め立ても、すごい工事だし、何百人もの人がその恩恵を受けていると思いますが、検見川の人にとっては、それまで大切にしてきた漁業を捨てたわけですから、やはり悲しき、という表現になるんでしょうね。

投稿: 久住浩 | 2007年11月17日 (土) 09時33分

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