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2008年2月22日 (金)

「東京建築ガイドマップ」(倉方俊輔)


東京建築ガイドマップ

ヨーロッパ、ニューヨークを歩くことは楽しい。個性的な建物が建ち並び、それが一つの大きな風景になっているからです。景観というのは、空気のようなものだと思います。すごく大切なものですが、その大切さに気が付かない。

「東京建築ガイドマップ」は、「検見川ナイト」で講演してくださる建築史家の倉方俊輔さんの著書です。





ページをめくっていると、いつも目にする建物が載っている。なるほど、あの建物は村野藤吾だったのか、と思ったり、町をめぐるコラムのウンチクも楽しい。

建築物は絵画と違って、製作者が誰であるかを気にしない。汐留から見えるカプセル型の建物も、黒川紀章氏がなくなった時のニュースで知りました。

まず建物ありきで、設計者は二の次、三の次。吉田鉄郎氏のことも、検見川送信所の一件で初めて名前を聞いた。東京駅前の東京中央郵便局の設計者と聞くと、なるほどと思いました。


東京中央郵便局。現代性と日本的美しさを融合させた逸品と言われている

この本を読んで、改めて思ったのは建築というのは面白いということです。

建築は巨大なアートでありながら、そのまま生活であり、人々の歴史でもある。どんな建物にもストーリー、ドラマがあります。建物が集まった東京は巨大な美術館だと気が付かせてくれるのです。この本を持って、東京を歩くと、街が違って見えそう。



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コメント

TITLE: Re:「東京建築ガイドマップ」(倉方俊輔)(02/22)
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こんばんは。

東京中央郵便局、ヨーロッパの建物に通じるものを感じますね。

広角レンズで写したときの存在感っていうか。。。

同じ方の設計なのですね。

検見川送信所はまた別の切り口を感じます。

新しいとも古いとも受け取れる神秘的なデザインだと思います。

投稿: アンビンバンコ | 2008年2月22日 (金) 22時58分

TITLE: Re[1]:「東京建築ガイドマップ」(倉方俊輔)(02/22)
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アンビンバンコさん

>こんばんは。



こんばんは。



>東京中央郵便局、ヨーロッパの建物に通じるものを感じますね。

>広角レンズで写したときの存在感っていうか。。。

>同じ方の設計なのですね。



同書のには「よく眼をこらすと、柱梁の構成が非常に明確で、日本建築の真壁構造を想起させる。窓割りもまるで障子を見るようだ」と書かれています。



>検見川送信所はまた別の切り口を感じます。



専門家の方は送信所は中央郵便局に通じる部分はある、とおっしゃていました。特に窓の配置、デザインが。原型みたいなものを感じるらしいです。



>新しいとも古いとも受け取れる神秘的なデザイン>だと思います。



なんとも不思議な形をしていますよね。


投稿: 久住浩 | 2008年2月22日 (金) 23時09分

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