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2008年4月18日 (金)

稲毛区で見つかった毒ガス弾

先日、サイクリングした際、昨年5~8月に毒ガス弾が発見された場所を通りかかりました。

過去記事 2007年10月 6日 (土)旧日本軍の不発弾が千葉市に

土地所有者は風評被害を懸念しているということで、場所の詳細は避けますが、未だに封鎖の看板が出ていることには正直、驚きました。

僕は07年10月8日、稲毛区内で行われた住民説明会にも出席しました。その際の防衛省の説明は矛盾だらけのもので、正直、ここまでずさんなのかと驚きました。

イージス艦「あたご」の衝突事故といい、防衛省の危機管理はどうなっているのでしょうか?

ガス弾には信管はなく安全だとしながらも、その後、道路閉鎖を行うなど安全管理を徹底したい、ともいうわけです。本当に安全なら、道路封鎖など必要はないですよね? 結局、安全ではないわけです。

しかも、このガス弾の中身を大量に吸った場合は死に至る場合もあるなど、生死にかかわる問題をはらんでいます。

発表の方法も後手後手。5月に最初の1発が見つかったにもかかわらず、9月になってから発表され、住民への説明会は10月。これでは、隠蔽していたのではないか、と言われてもおかしくない。

住民説明会では、はらわたが煮えくりかえる思いで話を聞きました。思わず、「これまで日本各地で旧日本軍による毒ガス弾の発見の事実を把握しながら、それを疑わずにいた防衛省の初動態勢に大きな誤りがあったのでは?」と質問したほどです。

その後、市は道路封鎖を行ったのですが、後日談が分かりました。熊谷市議のブログによれば、いまだに金属探知機による調査は行われていない、ということ。2月に入って国から「調査費用が今年の予算でついた」と連絡があったそうです。

住民への説明も遅いですが、その後の対応もひどいですよね。

ガス弾よりも、こうした対応を取る当局の姿勢に恐ろしさを感じます。

千葉市のリリースより

平成19年5月から8月にかけて、千葉市稲毛区の民間農場の深さ数十cmの場所から発見された5発の砲弾について、8月に防衛省が確認したところ、4発が毒ガス弾の可能性があることが判明しました。この砲弾の発見場所及びその周辺においては、終戦まで旧陸軍下志津演習場が存在しており、戦後、しばしば、演習場跡地内から不発弾等が発見されているとの情報があります。

これまでに、本地域での毒ガス弾の廃棄・遺棄に関しては、「終戦時に下志津演習場に行って迫撃砲により毒ガス弾等を射撃して地面にめり込ませるように処理したが着弾目標は定めていなかった」、「下志津原の沼に迫撃砲弾を撃ち込んだと聞いたことがある」との証言情報が寄せられており、また、昭和37年には、本農場から発見された毒ガス弾を持ち帰り、解体しようとした方が被災したとの新聞報道が確認されています。なお、本農場以外の周辺地域において毒ガス弾が発見されたという情報は現在まで確認されていません。


今回発見された毒ガス弾の可能性がある砲弾は、直径約9cm・長さは約40cm・重量は約5kg であり(形状は下記の写真のとおり)、砲弾を爆発させる信管がついていないため、爆発の危険性はないものでした。表面が錆びた状態で発見されましたが、弾の破損や内容物の漏れ等はありませんでした。本弾は、びらん性の毒ガスである硫黄マスタード(イペリット)とルイサイトが混合された状態で充塡されている旧陸軍の95式90mm 迫撃砲弾の可能性があります。

写真はキャノン30Dで撮影。新型は40D

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コメント

読むほどに恐ろしい話です。
住宅地と近接しているようなところで、こんなずさんなことがマネジメントが行われているんですね(--#)
国や国民の安全を司るはずの機関が、国や国民の安全をおびやかす。シャレにもなりませんね。

投稿: まさやん | 2008年4月19日 (土) 07時38分

>まさやんさん

>読むほどに恐ろしい話です。

不発弾をめぐる話は検索していただくと、全国そこら中にあります。戦後60年以上が経過しているわけですが、これらを知ると、まだ引きずっているなぁという気がします。

不発弾はむやみに触らなければ、あまり問題ない
ようにも思えますが、やはり、その威力を考えると、最悪の事態に備えた適切な処理をすべきでしょうね。

>住宅地と近接しているようなところで、こんな
>ずさんなことがマネジメントが行われているん
>ですね(--#)

当該地は民間農場ですが、周囲は新興住宅街です。下志津演習地跡は戦後、ほとんどが民間に払い下げになっていて、住宅地になっているところも多いです。

>国や国民の安全を司るはずの機関が、国や国民
>の安全をおびやかす。シャレにもなりません
>ね。

記事中では防衛省の件だけに言及しましたが、処理を行うのは環境省ということです。市側は要請することしかできないようですが、なぜ遅れているのか、環境省側に説明を求める必要があると思います。

投稿: 久住コウ | 2008年4月19日 (土) 10時03分

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