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2008年6月24日 (火)

岡本太郎もライカ使いだった

テレビ東京系「なんでも鑑定団」を見ていたら、岡本太郎さんの「太陽の塔」が画面に出てきた。ということで、岡本太郎さんの本の話。

芸術家・岡本太郎さんが写真家でもあったことはあまり知られていない。同書は岡本さんが撮ったモノクロ写真をまとめたものだ。

1911年生まれの岡本は小学校2、3年の時に父親のお弟子さんからもらったブローニー判のコダックで撮りまくったという。結構な写真好きで、家にはいろんなカメラがあったという。中にはライカIIIFも。

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撮影の時は露出計をもって行かず、暗いところでも動く被写体でも目分量。しかし、現像してみると、シャープな写真が上がってきた、と遺族の岡本敏子さんは書いている。

岡本さんは芸術雑誌で縄文土器論を書いたことがある。土器はプロのカメラマンが撮影したが、きれいに写りすぎていて気に入らず、「ディテールなんかとんでもいいから、もっとギリギリッとしたものを撮ってくれ」とリクエスト。それでも、気に入らず、ついには自分自身で撮ってしまった、という。写真集の冒頭には自身が撮った縄文土器が載っている。ドアップあり、一方から強く光を当てたものもあり、確かにダイナミック。ギリギリッという感じはこういうものか、と納得した。ほかの写真も、実にビシッとしていて、構図もピントも決まっている。

カメラとはその人の目である。そう考えれば、岡本のあのギョロっとした目で切り取った風景も芸術となるわけだ。

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