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2008年7月10日 (木)

「東京下町1930」桑原甲子雄

日本のライカ使いとしては木村伊兵衛 土門拳が有名だが、1930年代の東京を撮影した人物に、桑原甲子雄がいる。昨年12月、老衰のためなくなった。

大正2年生まれで、(1934年)昭和9年に、あこがれだったライカC型を手にした。同写真集は氏が住んでいた1930年代の東京を切り取ったものだ。1936年に2月26日の「2・26事件」の際は羽織ったトンビの下にライカを隠し、絞り5・6、シャッタースピード100分の1で隠し撮りした。雪の中、戒厳令が敷かれた日比谷近辺の様子も収録されている。


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写真の中には、画角がななめになっているものもあるが、これらも隠し撮り、もしくはそれに近い形で撮られたものなのだろう。

写真としても優れたものばかりだが、写真の看板などの文字にも惹かれる。当時の物価、はやり物、事件が分かって面白い。我が社の文字を見つけて、思わずハッさせられた。

桑原氏はいったんはローライへの転向を試みたが、シャッターチャンスを逃すことがしばしばあり、再びライカに戻った。買ったのは以下のDⅢ型。「木村伊兵衛氏の様に使いこなしたら良いと思う」と書いている。


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