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2008年9月 3日 (水)

復原される東京駅とレプリカ保存で高層化計画の東京中央郵便局

8月28日、久々に東京駅で降りてみた。

検見川送信所と同じ設計者、吉田鉄郎氏が残した東京中央郵便局のことが気になったのだ。既に移転は終わり、建物は空っぽになっていると聞く。

外側から内部が見える所があった。寂しい限りだった。


東京中央郵便局の内部

ストックホルム市庁舎へのオマージュではないかと言われる特徴ある、六角形の柱も何かに囲まれていた。郵政側はファザード(正面)のレプリカだけを残して、超高層ビルにする計画を進めている。

一方、東京駅(設計・辰野金吾)では復原計画が進んでいる。戦災で失った3階部分を修復しようという計画だ。以前から部分工事を行っていたが、塀が作られ、本格的になってきた。


塀に囲まれた東京駅


塀には東京駅の歴史、復原図などが書かれており、通行人も関心を寄せている。


塀に書かれた復原予想図を見ると、かなり立派な形になる。

東京駅周辺では近年、大規模な再開発計画が進んでいる。写真でも分かるとおり、ニョキっと高層ビルが顔を出している。

こちら丸の内側もどんどん変貌している。歴史ある建物といえば、この東京駅と東京中央郵便局だった。

その中で東京駅は復原され、かたや、東京中央郵便局も、レプリカ保存という上っ面な形で、高層ビルにしようとしている。

この違いはなんだろうか?
レンガ作りとコンクリート建築の違い?
JR東日本と日本郵便との違い?

使用したカメラはGRD2。


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検見川送信所」カテゴリの記事

コメント

東京中郵は、もうすっかりもぬけの殻になっていたんですね…(__;)

>郵政側はファザード(正面)のレプリカだけを残して、超高層ビルにする計画……

丸の内界隈は、銀行協会や日本工業倶楽部など、レプリカだけを残して後は新調した事例が数棟あります。
至近距離にこういう既成事実があるので、日本郵政も安直にこういうアイデアに至ったのかもしれません。

鉄ちゃんとして、東京駅丸の内駅舎が復原されるのは喜ばしいことですが、
戦後、今の六角屋根の姿の方が歴史的には長いので「今の姿の方が東京駅舎そのものだ」と、復原をいぶかる向きもあるそうです。

なかなかいろんな視点があって難しいですね(^_^;)

投稿: まさやん | 2008年9月 3日 (水) 12時02分

ストックホルム市庁舎のオマージュの柱・・・本家ストックホルムの建物は今も現役で市民に愛されている模様が富山TVの番組でも放映されていましたね。
片や、日本の玄関口に位置する建物の扱いはどうしてこんなにも違うのでしょう。


後ろの記事になってしまったが、先日のツェッペリン号の記事に関連して。
東京中央電信局内に置かれた東京無線局上空を飛行するツェッペリン伯号の画像、ありました。下記のサイトの写真絵葉書でした。

「笹川勇吉氏旧蔵絵はがきコレクション」
http://www.nbz.or.jp/jp/siryo/ehagaki.html
http://www.nbz.or.jp/jp/siryo/ehagaki/2214.jpg

投稿: Kikuchi | 2008年9月 3日 (水) 14時23分

>まさやんさん

>東京中郵は、もうすっかりもぬけの殻になっ
>ていたんですね…(__;)

7月下旬に移転しました。

>丸の内界隈は、銀行協会や日本工業倶楽部
>など、レプリカだけを残して後は新調した
>事例が数棟あります。

お詳しいですね。
確かに、そうなんですよね。

>至近距離にこういう既成事実があるので、日
>本郵政も安直にこういうアイデアに至ったの
>かもしれません。

日本郵便としては、経済性をあげたいということがまずあり、その上で、保存派の言うことは聞いた、というアリバイ作りが必要だったのでしょう。

>鉄ちゃんとして、東京駅丸の内駅舎が復原さ
>れるのは喜ばしいことですが、
>戦後、今の六角屋根の姿の方が歴史的には長
>いので「今の姿の方が東京駅舎そのもの
>だ」と、復原をいぶかる向きもあるそうです。

>なかなかいろんな視点があって難しいで
>すね(^_^;)

難しいと同時に面白いですね。
今の駅舎が長いから、今の姿が本来の東京駅ということですが、そう考えると、歴史というものは大事なんだなと改めて思います。

投稿: 久住コウ | 2008年9月 3日 (水) 23時07分

>kikuchiさん

>ストックホルム市庁舎のオマージュの柱・・・
>本家ストックホルムの建物は今も現役で市民
>に愛されている模様が富山TVの番組でも放
>映されていましたね。

あの柱のもとで結婚式が行われる。あの風景が印象的でした。
つまり、ストックホルム市庁舎は祝福される場所であり、祝福されている建物なんでしょうね。

ノーベル賞の会場であるというのも、それを物語っています。

>片や、日本の玄関口に位置する建物の扱いは
>どうしてこんなにも違うのでしょう。

文化への考え方の違いでしょうか。
だからこそ、きくちさんのブログのように、建物とは何かを強く語っていくことが大事なんでしょうね。

>東京中央電信局内に置かれた東京無線局上空
>を飛行するツェッペリン伯号の画像、ありま
>した。下記のサイトの写真絵葉書でした。

ありがとうございます。早速、拝見します。これらに関しては著作権も消えていますから、自由に使えそうです。

投稿: 久住コウ | 2008年9月 3日 (水) 23時17分

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