« ブックレット「検見川送信所1930年10月のスパイダーズ」 | トップページ | 検見川無線跡地土地区画整理事業調査概要報告書 »

2008年10月29日 (水)

「検見川送信所を知る会」見学会でうれしかったこと

忙しくて、久々の更新(汗)。書くことも貯まってしまったが、まずは「検見川送信所を知る会」の動き。

25日(土)、東京産業考古学会主催、「知る会」共催の見学会&研究発表会が行われました。

午前は現地見学会、午後は本八幡にある千葉県現代産業科学館での研究発表会。僕も「知る会」の活動報告を行いました。僕がぐずぐずしていたら、ホームページ担当のまさやんさんがブログホームページで既に紹介してくださったので、詳しくはそちらをご参照ください。


25日午前の送信所見学会

今回は小規模な会となりましたが、見学会には若いカップルもお見えになりました。送信所イベントは平均年齢が高いので、若い方がお見えになると、うれしくなります。

「どこで知りましたか?」とお聞きすると、「(22日放送の)千葉テレビを見ました」ということでした。最後に「詳しくはネットで検索してください」と紹介してくださったのが効果があったのでしょう。近くの中学校にも通われていたそうで、「昔から、あの建物はなんだろう?」と思っていたそうです。

送信所跡は区画整理事務所の配慮でしょうか、廃棄資材もなく、きれいになっていたのも印象的でした。

送信所を跡にした際には、自転車を引っ張っていたご高齢の方に声をかけられました。
「何かやっていたのかい?」と興味津々。
「ええ、見学会を行いました」と僕。
「送信所、残るらしいね? 」
「そうなるように活動しているんです」
「オレ、大工でさ。昔ここで働いていたんだよ。残るといいなぁ」
お住まいをお聞きすると、検見川町の方ということで、今回の資料をお渡しして、別れました。

以前、地元の方から「廃墟を強調しているのが気に入らない」と、間接的におしかりを受けたこともあるのですが、少しずつ真意を理解していただけるようになってきたのかもしれません。

もちろん、僕らは「廃墟」を売りにしているわけではありません。大切な「文化遺産」が「廃墟」になっているのはもったいない。次世代に残せるようにみんなで考えませんか?と提言しているのです。

近くに通ったという若い方、検見川町に住むお年寄り。そういった方々が少しずつ愛着を持っていただいているんだと思うと、なんだかうれしくなりました。

送信所の保存運動は確かにいい方向には向かっていますが、建物の傷みを見ると、そんなに時間はないと思ってしまうのです。千葉市は速やかに調査を行い、損朽を食い止めて欲しいですね。


崩落したコンクリートが積もる正面階段

musenhozon.jpg

|

« ブックレット「検見川送信所1930年10月のスパイダーズ」 | トップページ | 検見川無線跡地土地区画整理事業調査概要報告書 »

検見川送信所」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/153718/42946147

この記事へのトラックバック一覧です: 「検見川送信所を知る会」見学会でうれしかったこと:

« ブックレット「検見川送信所1930年10月のスパイダーズ」 | トップページ | 検見川無線跡地土地区画整理事業調査概要報告書 »