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2008年11月28日 (金)

検見川送信所内部見学会Part2(6:46)

日本建築家協会が主催した内部見学会のPart2。79年の閉局後初の公式見学会となる。Part1はこちら

【プロダクションノート】

外観以上に素晴らしかった内部

僕らはヘルメット、軍手、マスク着用の上、懐中電灯を持って歩いた。

以前、建築家の方は「壁の爆裂(コンクリートが剥がれて、鉄筋がのぞいている状態)は屋根の防水が切れて、壁を伝わったものではないか」と指摘された。

内部を見ることができるというのはうれしい反面、状態が悪かったらという不安もあった。窓は鉄板で覆われているだけに空気がよどんでいる可能性もある。

しかし、異臭を感じることはなかった。壁には落書きなどもあり、天井の塗装が剥がれ落ちていたり、後付の天井が損傷しているものはあったが、構造上の心配はないことが確認できた。ある方は、耐震は第一次審査でクリアできるのではないか、と話された。大正末期に建てられた建築がこれほどの強度を持っているということは驚くべきことである。

それ以上に驚いたのは、内部装飾の素晴らしさだった。送信所の特徴であるアール、パラボラアーチが随所に施されている。そのアールは1面だけが丸味を帯びているのではなくて、全体が丸くなっている。一見、シンプルながら、実は細部に渡って、凝っているのだ。

施工技術の高さ、建物としての芸術性の高さを改めて感じた。

ビデオ撮影したテープは計40分。2階部分は真っ暗で、輝度を上げるなどして対処したが、かなり見づらい部分もある。次回は大型の照明などもいれて撮影したい。こうした映像を撮り始めると、自主映画を作っていた学生時代の感覚が蘇る。準プロ仕様のハイビジョンカメラも欲しいところだ。

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コメント

ついにここまできましたね。素晴しい!。
思ったとおり、端々の納まりに徹底して気を遣う吉田鉄郎建築らしさが十分発揮された、「凄い」建築であることが伝わってきます。
コンクリートも密実強固で、漏水の形跡も無いようですね。
とりあえず感想まで。

投稿: きくち | 2008年11月28日 (金) 22時18分

>ついにここまできましたね。素晴しい!。

日本建築家協会のみなさんの努力のおかげです。

>思ったとおり、端々の納まりに徹底して気を遣う吉田>鉄郎建築らしさが十分発揮された、「凄い」建築であ>ることが伝わってきます。
>コンクリートも密実強固で、漏水の形跡も無いよう
>ですね。

内部は、別府の2つの吉田建築よりも出来がいいように思えました。
木造で増築した部分の天井や床は落ちている部分もありましたが、オリジナル部分は完全に残っています。内部の白さを見ると、外観もかなり白かったのではないかと想像します。

投稿: 久住コウ | 2008年11月29日 (土) 08時30分

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