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2008年11月 5日 (水)

「フィフス・エレメント」★★★

97~01年、映画サイトを運営していた。そのデータが見つかったので、不定期に再録していく。以下は10年前に書いた記事だが、DVD選びの参考になれば。

Fifth Element MV

「レオン」のリュック・ベッソン監督がSF大作を作るとどうなるか?その答えがこれ。

グラン・ブルー」の舞台をそのまま銀河に置き換えたような壮大な宇宙叙事詩を想像していたが、アメリカン・コミックの要素たっぷりのエンターテイメントだった。16歳のときに考えたストーリーをそのまま映画化。少年の夢の実現ということらしい。

ストーリーは単純。舞台は23世紀のニューヨーク。そして、銀河。巨大な星が地球に接近し、人類滅亡の危機を迎えていた。唯一の望みはかつて宇宙人が残した兵器。水、空気、土、火という4要素に、五番目(フィフス・エレメント)の要素が加わるとき、巨大な力を放つ。かつては連邦軍の特殊部隊に所属し、今はタクシーの運転手をしているコーベン(ブルース・ウィリス)は未知の言葉を話す女性を助けたことから、人類の存亡をかけた戦いに巻き込まれることになる。

ベッソン監督の未来観が面白い。

特に都市の造けい。地上何百メートルのビルが立ち並ぶ都市。排気ガスでスモーキーだが、カラフル。車も空中を浮遊するようになっているが、形は車そのもの。ビッグアップルの名物というべき「イエローキャブ」は丸みを帯びてて、かわいらしい。「ブレード・ランナー」のような暗鬱さはなく、どこか楽観的だ。人々は銀河旅行を楽しんだり、それなりに人生を謳歌しているようだ。「サブ・ウェイ」や「最後の戦い」とは違ったヴィジョンがある。

ゲイリー・オールドマンが演じる悪役はコミックから抜け出たようなキャクラクター。ジャン・ポール・ゴルチエが考えた服も妙だし、行動もいまいち抜けている。コミックのりの新たな”ベッソン・ワールド”。好き嫌いが分かれそうな作品だが、楽しめる。(97年9月、日本公開)

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