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2009年2月12日 (木)

検見川無線のプロジェクトX、限定50部

今回の不況は100年に一度と言われます。100年前ではありませんが、1929年10月から世界恐慌が吹き荒れました。

検見川送信所の初代所長の菊谷秀雄さんの自叙伝「検見川無線」には、若い女性が身売りを余儀なくされる東北の農家の事情が触れられている。東北帝大を卒業した菊谷さんは、そんなニュースに胸を痛めたに違いない。

そんな不況ムードのさなかの1930年10月、検見川送信所が日本初の国際放送を成功させたことは、多くの国民を勇気づけたことと推測される。当時の東京朝日新聞の縮刷版を見ると、検見川送信所が行ったロンドン海軍軍縮条約を記念した国際放送の準備の模様を報じる記事が連日のように載っている。

放送決定から準備までは2週間。米国からは「日本からの放送に確信はない」と言われる中、日本の無線マンは即席の指向性アンテナを立てた。

菊谷氏は三組を競わせて、工期を早めたり、現場の士気を高めるために、様々な工夫をこらしている。そのリーダーシップ術には現代にも通じるヒントもある。

こんな物語を広く知っていただきたいと思い、昨年末、私家版として20冊を関係者に配りました。

ページ数の関係で省かざるを得ないこともありましたが、検見川送信所がいかなる価値がある施設なのかある程度、分かっていただける内容にはなっているかと思います。

14日に千葉市美術館で開催する「検見川送信所シンポジウム@さや堂」に合わせ、改題、内容を一部改訂し、「検見川無線のプロジェクトX」として50冊増刷しました。当日、購入してくださったら、幸いです。表紙は前回同様、まさやんさんによるものです。

送信者 送信所

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コメント

会場でしか販売されないのですね。残念。売りきれてしまうでしょうが・・ もしかして、残ったら、通信販売していただけませんか :-)

投稿: 中西洋一 | 2009年2月13日 (金) 17時29分

中西洋一さん

イベント終了しました。冊子は売り切れにはなりませんでしたが、思った以上には売れました。

5冊くらい義理で買ってくだされば、と思っていたくらいですから。

問い合わせうれしかったです。明日か明後日には投函させていただきますね。

投稿: 久住コウ | 2009年2月14日 (土) 23時49分

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