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2009年3月

2009年3月30日 (月)

東京中央郵便局シンポジウムで考えたこと

仕事で大阪に来ています。少しまとまった時間があったので、22日、田町の建築会館で開催された東京中央郵便局をめぐるシンポジウムを自分なりに整理して報告したいと思います。

歴史的な公共建築の保存問題は行き着くところ、政治問題になっていくのだとは思う。とは言え、建物の保存うんぬんが政治の道具のように見えてしまったのは、市民の側にとっても、政治家側にとっても不幸であった。

東京中央郵便局はあまりに多くの問題を抱えており、焦点が分かりにくくなっていた。ところが、鳩山総務大臣の「国辱もの」「トキを焼き鳥にするようなもの」といった発言で一躍注目を集め、「かんぽの宿」同様、「鳩山大臣対日本郵政」という図式で語られることになった。安易な図式ではあったが、これが一番分かりやすかったのだろう。

ただ、「かんぽの宿」と決定的に違ったのは、「解体工事が進んでいるのに、何をいまさら」という声と「民間企業に政界が介入するのはおかしい」という声が上がったことである。

この日本郵政が民間会社であり、介入するのはおかしいという論は異を唱えたい。

というのは、同じ論理で、「かんぽの宿」の売却問題を、民間の勝手と言えるだろうか?

これは否だろう。

日本郵政は民間企業とはいえ、その株主は日本政府であり、とどのつまり、株主は国民ということだ。その財産処分に関しては、適切に行われなければならないのは当然だ。何の関わりのない民間企業に文句を言うのとはわけが違う。

「かんぽの宿」と同様に、東京中央郵便局は国民の財産である。高層ビルにした方が儲かるからと言って、安易に解体、建て替えするのはおかしい。しかも、建築家によれば、高層化しなくても、その分の権利を転売などで損をしない仕組みもある。そういったことは検討されなかったのか?

「いまさら論」への声が大きくなったのは、金が原因だ。

郵政側は「工期を遅らせば、億単位の金がかかる」「買い取ってくれるなら、話は別」といった。これに、経済界、経済系のメディア、論客が味方になった。報道は論点すりかえもいいところで、根本的な問題は語らず、鳩山大臣のパフォーマンスであるかのように報じた。これに、一部のテレビコメンテーターも乗った。

全体像を報じないメディアの姿勢にも問題もあるが、国民の側にもリテラシーが求められている。

昨今、世論の動きをみていると、一極集中の傾向が強い。反対、少数派の意見はかき消されてしまう。そこにはほとんど疑念すら見られない。これは非常に危険なことではないか。

数年前、イラク人質問題が起こった時には自己責任論が巻き起こった。確かに、彼らは危険を承知で戦地に赴いた。しかし、人道的支援に出掛けた者を単に自己責任と断じ、彼らのプライバシーを暴く権利が誰にあるのだろうか? 日本人はいつからそんな悲しい人間になってしまったのか?

同じようなことが郵政解散でもいえる。どれだけの人間が真剣に考えただろうか? 小泉首相のキャッチーなフレーズにつられ、民営化、規制緩和賛成とはならなかったか?

年越し派遣村など派遣法も大きな問題になっているが、これも小泉政権での話である。小泉が目指した政策はアメリカを真似した「新自由主義」は、つまりはこういうことであった。これについてはしっかりとした検証が必要だ。

「いまさら論」「政治パフォーマンス」という意見の方には、「東京中央郵便局を重文にする会」の方が話された、こんなエピソードを紹介したい。鳩山大臣は解体された建物を見て、涙を流した、という(もちろん、嘘泣きだってあるかもしれない)。

鳩山大臣を文化財保存の英雄だとまでは言うつもりはない。ただ、保存部分が拡大したのは、鳩山大臣の存在が大きい。建築家の意見も、市民団体も、残念ながら無力だった。これも原因は分かっているが、機会があれば、言及したい。

鳩山氏は昨年9月に総務大臣に就任した。だから、6月に起こった保存論議を知らないでは済まされない。せめて就任直後に声を上げてくれればという感情はあるかもしれない。

しかし、振り返ってみていただきたい。昨年6月から政界で何が起こったかを。自民は総裁選でガタガタ。文化財保存なんて争点になるはずもなかった。

「いまさら論」をめぐっては、責めるべきは日本郵政だ。

重文にする会の資料によると、日本郵政は建て替え前に専門家による歴史検討委員会を設置したが、昨年6月の報告書提出後、すぐに建て替えの請け負い先の入札を行っている。歴史検討委員会の意見はほぼ全員が全面保存を主張していた。また、文化庁も、重要な文化財であるとして、計画の再考を促してきた。この声はどこに消えたのか?

また、工事を請け負った大成建設は実は郵政省時代にも建物の内部調査を請け負っていたという事実も見逃せない。これは奇妙な一致というだけだろうか? 細部を詰めていくと、いろんな疑念が出てくる。 だが、政治決着をもって、うやむやになってしまったのは残念でならない。

ただ、ここにはいくつかの大きな教訓があった。

まず第一に、壊されたらおしまいだということ。

第二に、建物の保存問題を政争の具にしてはいけない、ということ。

第三に、政治家には早めに重要性を理解してもらっておくこと。

ある政治家と話した時、「文化財は有権者の受けが悪いんですよ」と言われた。そりゃ、そうかもしれないなぁ、とも思った。文化財をどうにかしても、利便性がよくなるわけではない。

ただ、星の王子様が言うように「大切なものは目に見えない」のではないか。

東京駅の保存に東京芸大の前野まさる教授は「保存運動は心は清く腹は黒く」と話された。つまり、戦略を持て、ということだと思う。身にしみる言葉であった。

シンポジウムにも出席した五十嵐敬喜法大教授が見た東京中央郵便局問題の真相

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2009年3月29日 (日)

千葉県知事選に行こう

朝、1時間ほど散歩。スポーツセンターの早咲きの桜は花をつけていました。その後、知事選の投票に。7時半だったけど、人がちらほら。前回の投票率は43.28%と低調。今回は事前投票も格段に増えたそうで、投票率はいかに?

リニアモーターカーで成田と羽田を結ぶ「夢構想」はいいけど、千葉県民にメリットあるのかな?

送信者 2009 03 29

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「産業遺産を歩こう」~検見川送信所は産業遺産でもある

「文化遺産」という言葉はご存じでも、「産業遺産」という言葉はあまりなじみがないかもしれません。産業遺産は過去の産業活動を示す遺跡、遺物、遺構のこと。工場の片隅に眠っている古い機械もそうだし、古いレールでできたホームの柱なんかも、産業遺産なんだということです。

つまり、町で見かけた気になるものを調べていくことも、産業考古学。メイン編著者である東京産業考古学会の平井東幸さんによれば、僕が入れ込んでいる検見川送信所も一級の「産業遺産」だという。僕が送信所のエピソードや資料を集めていることも産業考古学になるかもしれませんね。

産業遺産は全国各地に散財しているそうで、検見川送信所は隠れた遺産の好例として冒頭に紹介されている。僕らの「検見川送信所を知る会」の活動にも触れられています。検見川送信所の価値が学術的な本で言及されたのは初めて。これは、「知る会」にとっても、大きな追い風です。

同書は「初心者のための産業考古学入門」との副題があり、一般の人に広く知って頂きたいという意図で編纂されています。歩き方や全国各地の産業遺産も紹介されていて、町歩きや旅行する際のガイドブックとしても役立つでしょう。

※何をしたわけでもないのですが、協力者の中には、僕の名前も。恐縮しきりですが、うれしかったです。

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2009年3月26日 (木)

絵画の中の検見川送信所

ひとつの情報を発信し続けるというのは、情報を集める力を持っている。

これは「検見川送信所を知る会」の活動を通じて、実感するところです。

先日、勝間和代さんの本を二冊読んだのですが、彼女も働く女性の情報発信を行いながら、一番得したのは自分であった、と書いていました。情報を発信することで、やはり、情報が集まるからだそうです。

前回のエントリーで、京成電鉄の観光案内を紹介させていただきましたが、これも同じ方からいただいた絵画です。この絵が描かれたのはいつごろでありましょうか。

送信者 送信所

国鉄・新検見川駅から見た検見川送信所。絵の下の方から続く小道を通って、職員のみなさんは通勤されていたそうです。蜘蛛の巣状に張り巡らされたアンテナと白亜の局舎を見ることができます。今はなき第2期工事で増設された建物もあります。

青々とした草むらの上に、まるで本物の「蜘蛛の巣」があるようで、人造物というのは突き詰めると、自然に近づくのだと気付かされます。僕の友人に、自動車部品の開発をされている方がいますが、その形状は蜂の巣でおなじみの六角形です。

絵心のある職員の方が記憶に留めたいという思いで描き、いつか発表したいと大切に保存されていたそうです。こうした絵や写真はまだいろいろなお宅や施設に残されているでしょう。機械があれば、展示会なども行いたいと妄想しています。

情報や資料をお持ちの方は「検見川送信所を知る会」の問い合わせフォームから連絡をいただけると幸いです。

本年度、調査費用がつかなかったことで、保存への道が止まったわけではありません。議会答弁を聞く限り、当局側も努力を続けているようです。

せっかく猶予期間をいただいたわけですから、検見川送信所をたくさんの人に知っていただく機会を増やせれば、と思っています。

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昭和5年の京成電鉄観光案内に見る検見川送信所

22日、東京・田町で行われた「東京中央郵便局のシンポジウム」に参加してきました。

東京中央郵便局はモダニズム建築の先駆者と呼ばれる吉田鉄郎さんの設計によるもので、1931年に竣工されました。

登壇された東京芸大教授の前野まさるさんによれば、東京駅と郵便局は地下鉄で結ばれていて、郵便を運んでいたそうです。この点でも、画期的なシステムが構築されていたんですね。

千葉にはその吉田氏設計による検見川送信所があります。東京中央郵便局の竣工より先駆けること約5年前、1926年3月のこと。こちらも鉄道とは大きな関わりがあります。この地に建築が決まった背景には京成電鉄が大容量の電力を受けられるというものがありました。

以下の絵はがきは、元送信所の職員が提供してくれたものです。京成電鉄が昭和5年(1930年)に出した観光案内で、検見川送信所の姿も見ることができます。1930年といえば、検見川送信所が10月に日本初の国際放送を行った年です。絵はがきはその前の送信所の様子を書いた者と推察されますが、既にアンテナが張り巡らされ、検見川のランドマークになっていたことが分かります。

送信者 送信所
写真はクリックで拡大

僕の父は昭和50年代、千葉から東京まで京成電鉄と並行して走る総武線で通勤していましたが、総武線からもアンテナは見えたそうです。

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2009年3月25日 (水)

検見川送信所の外壁が重機で損壊

午前中、建築家協会の安達文宏さんから電話がありました。

「検見川送信所の壁が壊された」と読売新聞に載っています、という内容。

送信所が壊された?

ふと頭をよぎったのは、東京中央郵便局のこと。

解体現場を見て、「なんだ壊されているじゃないか」と言った鳩山大臣の行動をパフォーマンスという人もいますが、公には「アスベストに関する調査」と言われていたものが、実際には壊されていたのです。

検見川送信所でも、同じことが?いや、まさか。千葉市は保存方向で検討を続けているはず。

どういう意味か、分かりませんでした。

大あわてで検見川送信所に行き、安達さんと合流。

確かに壊されていました。

関係者によれば、23日夕刻、何者かが現場に置いてあった重機を動かし、西側の側面にある鉄板を剥ぎ取ろうとしたようです。犯人も目的も不明。破損は鉄板にとどまらず、壁の一部が破損。言葉を失いました。

千葉市が24日、記者発表を行ったということで、25日付の3紙で報じられました。

送信者 2009 03 25

千葉日報

送信者 検見川送信所メディア

読売新聞

送信者 検見川送信所メディア

毎日新聞

送信者 検見川送信所メディア

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2009年3月24日 (火)

iPodTouchはゲーム機だ

以前、iPodTouchはPDAだ、とぶちあげたのですが、前言撤回。これはゲーム機ですね。

Wiiは半年で8本のソフトしか出ていないことに不満の声が集まっているようですが、iPhone/iPodTouchのゲームアプリは増える一方。

僕は普段はまるでゲームをしないのですが、ダウンロードし始めたら、すっかりはまってしまった。

目下のお気に入りはUNOとシムシティ。

バグ満載で評判が悪かったシムシティは最近、バージョンアップされました。今もバグはあるのですが、許せる範囲です(なぜか「商業」と「工業」の表記が入れ替わっています)。

シムシティはいわずとしれた町を作るゲーム。これが難しい。市民は税金が高いと文句を言うし、「やれ図書館を作れだ」、「博物館を作れだ」。勝手なことをいうんです。仕方ないので、債券を発行して、しのいだりして。

完全に、普段とは逆のことを言っているなぁ。町づくりの難しさを実感します。

送信者 iPodTouch

最後は火を吹きました…。あらら。

送信者 iPodTouch

ホント向いていないですね。でも、ゲームはねぇ、リセットしちゃえばいいんです。現実はこうはいかない。いやぁ、奥が深いゲームですよ。まったりとしたゲームかと思いきや、まるで息が抜けない。

2009年3月17日 (火)

千葉日報「保存“足踏み”に住民落胆」

3月17日付の千葉日報が以下の通り、報じました。

保存“足踏み”に住民落胆
調査費見送り、陳情も不採択 検見川送信所

送信者 送信所
画像をクリックすると、記事を読むことができます。

調査費の本年度予算化が見送られ、保存に向けた動きは1年間、凍結された形になります。残りの希望は予算組み替えか、補正予算。

千葉市は厳しい財政状況を強調し、「緊急的必要性から判断した」と説明しています。しかし、何を根拠に判断したのか? 外壁は剥がれ落ちている。当初予定された1300万円とはいかなくても、最低限の予算を組み、調査することはできないのだろうか?

今回の不況は「100年に1度」といわれています。このフレーズが先走っている気がしていますが、実は100年前に今回ほど深刻な不況はない。前回の世界規模の不況は1929年末から始まった世界恐慌ということになります。

その大恐慌で沈む1930年10月の日本で、検見川送信所は初の国際放送を成功させました。そして、そのことは新聞、ラジオで大きく報じられ、日本人が忘れかけていた希望、プライドを呼び起こしました。この事実だけは知っていて欲しいと思うのです。

新聞掲載の写真は僕が撮影し、提供したもの。記事ではカットされていますが、地面には「あるもの」が無造作に置かれていました。コールタールと廃材。撮影日は2008年1月1日午前。建物に差し込んでいるのは初日の出です。

送信者 検見川送信所写真(C)久住コウ

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iPodTouchで東大の講義を

アップル製品がにぎやかになっています。既にiPhone 3Gのキャンペーンも始まっているし、しゃべるiPod shuffleの市場に出回りはじめたようです。

 「iPhoneは買わないの?」とも聞かれるんですが、今のところ、3年以上使っている「auケータイ」も無事、動いているので、買い替えは考えていません。僕の欲しい機能はiPodTouchで十分か、と。

iPodTouchの使い方として、最近、ハマっているのはPodcast。娯楽系から教育系までラインナップも豊富。中でもオススメは東大ポッドキャスト。最高学府の授業がただで聞けてしまう。こんなにありがたい話はない。

「東京大学術俯瞰講義」の「変化する都市」では建築家で東京大学特別栄誉教授の安藤忠雄氏(1回)と政治学者・御厨(みくりや)貴氏(2回)を収録。

送信者 iPodTouch

安藤氏は20代に世界旅行した話から始まり、石原都知事から依頼された東京オリンピック構想まで。こちらは、勉強という目線ではなく、話として面白い。

堀江謙一の冒険に刺激を受けた安藤氏は世界中の名建築を見て回る。堀江謙一は命がけでヨットに乗ったが、「自分は命を取られるわけではない」と語る。名建築と言われるパルテノン、パンテオンを見て回ったが、当時、すごいなとは思ったものの、本当の良さまでは分からなかった、という。赤道直下ではお坊さんと出会い、「おまえら、暇だろうから」と、灼熱の太陽の下でほかの若者と座禅を組む。1人倒れ、また1人倒れ…。そんな中、「人生には覚悟が必要だ、と悟る。

果たして、僕には何か覚悟はあるだろうか。

政治学者の御厨氏は首都・東京が明治以降、いかに形成されたのかを多角的に読み解く。東京は首都と呼ばれ、天皇陛下も東京に住居を構えているが、実は京都を出て、それっきりになっただけで、正式な遷都はさなれていない。関東大震災を時の有名人はどう見ていたのか?など、歴史を通じて東京の今が見えてくる。ポッドキャストには1930年ごろまでの講義で終わる。続きも観たいものだ。

このポッドキャストは動画だが、講義中のスライドなどは著作権の問題があるのか、写されない。音声でも十分理解可能なので、移動中や歩きながら聞いている。

歩きながら勉強というわけです。

2009年3月15日 (日)
「歩く!」仕事術(二木紘三)★★★

2009年3月16日 (月)

確定申告はなぜギリギリになるのか?

3月に入って、何かとバタバタ。厳しい回答をいただいている春闘のクライマックスだし、他にも仕事が山積み。次から次へと締切が来るものから、日付が迫ったものから片付けるという「締切スパイラル」に迷い込んでいるところです。いわゆるドツボってやつ。

今年も締切当日の確定申告。締切がないと、脳がまったく働かない「締切症候群」(汗)。しかし、去年も一昨年もこんな感じだったような…。まったく成長していない。

過去3年間を見ると、余裕を持って、確定申告したことがないのであった。

2006年3月 8日 (水)
税務署に行ってきました

2006年3月13日 (月)
確定申告に行ってきました〜その2

2007年3月13日 (火)
ビアンキ フレッタで確定申告!

2008年3月17日 (月)
ロードバイクで確定申告

今年も、申告期限となるこの日朝、WBCを見ながら、国税庁のホームページで打ち込み。普段はお金と正面向き合うこともないのですが、さすがにこの日はお金について考えてしまう。見比べてみたら、トータルの年収は昨年の方が多かった。去年は税控除額も大きかったから、給与面でも、実際の実入りでも大きかったことになる。この景気動向を見ると、ひょっとしたら、去年が生涯年収のマックスかもしれない。

娘の成長を考えれば、これからいよいよ物入りです。生涯設計も考えなければ、と真面目に考え込むのでした。

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2009年3月15日 (日)

「歩く!」仕事術(二木紘三)★★★

ウォーキングが人気となっていますね。その流れからすっぽり抜けているのがビジネスマンだというのです。

事務系ビジネスマンの1日の歩行歩数は5380~5800歩、事務系は4600歩程度。

わが身に振り返ってみても、時間がないせいもあって、タクシーやバスに乗ってしまうことが多いですね。2年前はマラソン大会に出場したり、健康を心がけていたのですが、なんとなく続かなくなってしまいました。ジョギング復活となればよいのですが、どうも体力が低下している感じ。疲れやすい。久々の休日だった昨日は1日中、寝て過ごしてしまい…(汗)。

現状を打破し、自分を奮起させる意味でも手にとってみました。

ウォーキングは運動量を考えると、ジョギングに劣るわけですが、ジョギングでは着替えたり、靴を履き替えたりと、準備にも運動後にも時間を費やします。ウォーキングなら、日常の延長ですから、準備も必要ない。暖かくなりつつある季節、ちょうどよいですね。(花粉症の人以外は)

歩くことはストレス解消にもなり、新陳代謝も活発に。アイデアというのは、机よりも、トイレ、風呂、散歩中に生まれるという指摘もあります。体にもよく、脳も活性化されるならば、歩かにゃ損損というわけです。

同書は題名通り、「歩く仕事術」。部下とのコミュニケーションや交渉事でも、「歩く」は使えるんだとか。読むと、「少し歩いてみるか」とそんな気分になります。「歩く勉強術」で面白いと思ったのは、見かけたものをすべて英単語で言ってみる、というもの。無目的に歩くのはしんどいですが、これなら、緊張感もあり、ゲームのように楽しめそうです。

というわけで、本日はちょっと早起きして、最寄り駅までの約30分、駅から会社までの約15分。歩いてみました。合計で45分以上ですから、それなりの運動量になります。

ウォーキングには携帯GPSがあると、楽しくなりそうです。

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2009年3月12日 (木)

今度のiPod shuffleはしゃべる!!

アップルがウワサの新型iPod shuffleを発表しましたね。


御予約受付中Apple iPod shuffle 4GB シルバー

こちらは旧型。

新型はこれまでのわずか半分のサイズ。4GBの容量で、最大1,000曲1もの音楽を保存。値段も手頃な8800円。

驚きの新機能は「しゃべること」。ボタンを押すだけで、いま聴いている曲名、アーティスト名、そしてプレイリストの名前を音声で教えてくれるのだとか。

まだ注文はアップルストアのみのようですが、近くアマゾン、楽天にも登場するでしょう。これなら、ホワイトデーのお返しによいかも。でも、バレンタインデーに何かもらったっけ?(汗)


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2009年3月11日 (水)

東京中央郵便局の設計者が残した千葉市の遺産、検見川送信所

東京中央郵便局の保存問題が全国ニュースとして脚光を浴びた10日、千葉市でも、東京中央郵便局の設計者、吉田鉄郎氏の建築をめぐって、大きな動きがありました。

千葉市市議会の経済教育委員会が開かれ、「検見川送信所を千葉市指定文化財にするよう求めた」日本建築家協会の陳情が議題に上がったのです。この陳情は昨年9月以降、過去2回、審議されており、「継続審議」となっています。

検見川送信所の文化遺産としての重要度は既に議会でも認識されていたことです。「継続審議」となった理由は、本格的な調査が行われていない段階で、千葉市としては保存方法を限定することはできないことに尽きます。

その一方で、千葉市側は「利活用を望む声を考慮すると、国登録文化財がふさわしい」との考えも見せています。調査ありきの考えならば、あまりにも不用意な発言と言わざるを得ません。

また、千葉市側は4月からの平成21年度予算に調査費用を組み込むとしていましたが、これも、急激な経済情勢の悪化を理由に予算が一切カットされるという事態に。

2009年2月25日 (水)
検見川送信所の調査費用が09年度予算に計上されず

経済教育委員会での審議は上記の理由により、不採択となりましたが、傍聴した方からの話によれば、「検見川送信所は文化財であり、残すべきもの」を前提にした議論が約1時間、なされたということです。

民主党・熊谷市議はブログで以下のように報告されています。(ほかの市議もブログで市政について報告して欲しいものですね)

私からは、

・保存のための調査費用すら計上しない市に憤りを感じている
・調査が行われないことで文化財保護審議会にも諮れない
・調査結果が無ければ利活用の議論もまともにできない
・保存に向けた動きが1年遅れることは間違いない
・この陳情は早く市として保存して欲しいという願意
・市指定か国登録かは今後の議論に任せ、願意を汲み取り賛成したい

と述べましたが、「市指定と書いてあり、これを採択すると保存の方法を縛ることになる」という意見が自民・公明・新政ちばから出され、反対多数で不採択となりました。残念ですが止むを得ない部分はあります。

おっしゃるとおりで、次のステップは調査の早期実現。これには、文化財に対する千葉市の強い意思表明が求められています。市民と行政が一体となって、貴重な文化財を守っていきたいものです。

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東京中央郵便局の保存問題が政治決着

吉田鉄郎氏設計による東京中央郵便局の建て替え問題が「政治決着」しました。日本郵政側が鳩山総務大臣に「登録文化財を目指すよう計画を見直す」と申し出て、鳩山総務大臣がこれを了承したのです。

この経緯は不透明ですが、水面下で交渉が進められたようです。ここまで工事が進んだ以上、計画はとめられない。また、文化財保護の観点をバッサリ切り捨てた場合、新生「JPタワー」の経営にも影響が出てくる。どちらもそれほど傷つかないよう妥協点を見出すしかなかった、ということでしょう。残念ながら、全面保存への道は断たれたということでもあります。

この問題は多くの切り口を持っています。また、さまざまな声もあがりました。鳩山総務大臣に賛同する声もあれば、「民間企業が利益追求をして、何が悪い」という声も。また、「異議があるなら、鳩山大臣はもっと早く言うべきだったのではないか」という意見もありました。

時期については、確かに、その通りだと思います。「東京中央郵便局が国の重要文化財である」という声は再開発計画が進む前から出ていました。国会議員も超党派で保存を訴える会を作っていましたし、もっと早くに議論が起こっていれば、全面保存も、かなったかもしれません。専門家は高層化しなくても、容積率をほかのビルに売れば、日本郵政は利益を得ることができると提言していましたから。

ただ、その声は結局、無視され、計画は急ピッチで進んでいったのです。過ぎたことを悔いても、何もなりません。たとえ、「遅い」といわれる今であっても、鳩山大臣が声を上げなければ、東京中央郵便局は薄皮一枚の壁が残されただけで終わってしまったのでは間違いありません。そういう意味で、鳩山大臣の一言の意味は大きかったと思います。

その一方、思うのは、「政治決着」がなければ、保存問題は前進しなかったという事実に対する悲しさです。

専門家による重要な提言、「残してほしい」という市民の声は届かなかった。(もちろん、それらの声が意味がなかったとは思っていません。声が鳩山大臣を後押ししたのでしょう)。日本は民主主義国家であるはずですが、市民の声がかなう可能性が低い。文化は経済、政治に負けてしまう。

建物というか、広く文化財についてですが、僕はこう思うのです。真価については100年後の人々が判断することである、と。僕らは自分の子供、孫に何を残せるかを考えていかないといけないのでは、と。

東京中央郵便局が政治決着を迎えた同日、千葉市市議会でも同じ吉田鉄郎氏による検見川送信所の保存問題について、ひとつの結論が下されました。これについてはエントリー(記事)を分けることにします。

検見川送信所については、こちらをご覧ください。

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2009年3月 9日 (月)

ブログもニュースもBylineで読めるけど

iPodTouchは日々、アプリケーションが増えていて、その種類は2万5000を超えたのだとか。


アプリを買うならiTunes Music Card MA783J/A

最近、よく使うのはByline。Googleリーダーをオフラインで読むためのアプリ。iPhoneと違って、iPodTouchは無線環境が必須。かといって、どこでもフリーの無線LANが走っているわけでもない。なので、自宅を出る前にbylineで読み込んでおくのです。バスや電車の移動中にニュースや友人のブログを読むというわけです。

送信者 iPodTouch

ニュースに関しては全文が読めるわけではない。見出しをチェックして、気になる項目にスターマークを入れておき、後で無線LAN環境で読み込み。一応、見出しを見るだけでも、世の中の流れは分かるというもの。

ただ、ここまで使えれば、新聞はいらないかと言えば、そうでもないのです。新聞もきちんと広げます。

確かに、個々の記事は有益ですが、新聞を広げないと、その記事の重要度やその本質は見えてこない。

新聞紙面は人間の部位にちなんで構成されています。トップ記事は「頭」、二番目の記事は「肩」、三番目の記事は「ヘソ」といった具合。それぞれの記事は長さだけでなく、見出しの大きさで表現されています。

こうした構成上の特徴はネット記事では知ることができない。一つの記事を見ても、どういう視点で書かれているのかを注意して読む必要があります。

例えば、3月7日の日経新聞の首都圏版を例にあげます。

東京中央郵便局の保存問題について、石原都知事が「大きな計画を棄損」と発言したという記事が「肩」記事で載っています。

知事は「一つのモニュメントとして残すなら、第一生命ビルや歌舞伎座と同じように建物の表面だけ(新ビルに)張れば十分だと思う」と語った。

これは知事が語った言葉そのものなのですが、その記事の隣には、有明南の新ビル着工の記事があり、頭記事は都内で文豪や文化人にちなんだ文化施設が目白押し、という記事があり、「不景気下なぜ!?ゆかりの施設」という大きな見出しをつけています。

この3つが同じ紙面にあることに大きな意味があります。日経は、経済界のスタンスで世の中を見ています。

彼らの目から見れば、文化は取るに足らないどころか、経済を脅かすお荷物ということなんでしょう。だから、文化施設を作ったり、守ろうとするのはいいが、不況である時期を考えろといった記事を組み合わせて報じるわけです。

こうした立場は日経に限らず、どの新聞社、出版社にもかならずあります。よく言われるのは、朝日は左、右は産経で、その次は読売というのは有名ですね。テレビ局も同様。いいか悪いではなく、各社には必ずスタンスがあります。

だから、情報に触れる際は、木(単体の記事)を見るのではなく、森や山を見て欲しいのです。メディアを読み解く力は「メディア・リテラシー」という言葉で注目されています。ただの情報が溢れる今だからこそ、それを受け取る側は本質や意味を考える必要があるのでは、と思うのです。

メディア・リテラシーに興味を持たれた方は、元日テレアナの小倉淳さんの著書を。ご自身の経験を元に分かりやすく書かれていますよ。

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【書籍】「スタディ ハック」★★★★

他人の7つ道具を拝見するのはちょっと楽しい。
同書では著者、小山龍介氏の「勉強7つ道具」が初公開。僕は勉強というほどのことはしていませんが、仕事7つ道具ということでは似ているかも。

1.iPod
2.ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン
3.ICレコーダー
4.モバイルパソコン
5.モレスキン
6.はさみとのり
7.100円ノート

番外編
8.デジタルカメラ
9.Nintendo DS

だそうです。

以下は付箋を挟んだ箇所を抜粋。

iPodは音楽プレーヤーではない使い方が注目を集めていますね。英会話を勉強したり、講義を聴いたり。僕も、オバマ本を買って、英語は耳慣れしようとしています。

最近買ったのはこれ。

著者はmedia CLUBKINGというのがオススメ、とか。ここではアーティストや文化人の講演、対談が聞けるのだそうです。ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホンは持ち運びが多少、邪魔ですが、雑踏の中でも集中できるのでよいです。

持っているのはこれ。

「家庭教師ではなくコーチをつける」
最近、よく耳にするコーチング。コーチというのは勉強を教えるのではなく、モチベーションを把握して、勉強の意欲を維持する存在。
娘は来年、中学受験させようかと思っていますが、勉強を教えることはできなくても、コーチングのように励ますことはできるかも。コーチング本は読んでみたいと思っています。

「ブログやSNSで進捗を報告する」

勉強を続けるのは、ブログで宣言するのもいい、とあります。
そして、進捗状況をお知らせする。勉強をせざるを得ない状況にするというわけ。

友人のブログなどを拝見しても、昨今、ブログは日記的な役割から、将来の目標を実現するためのツールに使っている方は多いですね。たまに商品を紹介すると、多少、儲かったりして。
不況の昨今、多少のこずかい稼ぎにもなるわけです。

最初に書いたとおり、僕は「何か資格を取ろう」とは考えていないのですが、同書は資格や語学力をつけたい、という方にはヒントとなるハックがあるかも。

過去記事

2008年2月29日 (金)
静寂を独占するノイズキャンセリング・ヘッドホン

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2009年3月 5日 (木)

国宝の猫(キヤノン30D 日光東照宮)

国宝の猫をご存知でしょうか?世界遺産「日光東照宮」の眠り猫です。

送信者 2009 03 01

先日、家族旅行で日光東照宮に寄りました。

この眠り猫は徳川家康の墓の入り口の門に飾られています。なんでも、平和の象徴なんだとか。暖かい日光に照らされて、猫もネコんでしまうくらい平和だニャン。と、ついつい、つまらない駄洒落も言いたくなってしまう。

その一方、「墓守りである猫は寝たふりをしているのだ」という反対の意見もあるから、面白い。寝姿はファイティングポーズそのまま。相手(ネズミ?)を油断させて、一網打尽にしようとしているという説もあるそうです。

こんな説も出るのは一重に彫刻の出来映えがよいから。今にも動き出そうな感じがありますね。

まあ、猫にはとっては、どっちでもいいニャン。ってことかもしれませんね。

東照宮は建物も見事なんですが、随所に動物の彫り物があって、面白い。有名なのは、「見ざる言わざる聞かざる」かな。

送信者 2009 03 01

他にも、への字の目でニタリと笑った象がいたり。

送信者 2009 03 01

さながら動物園です。これらの動物さんたちは全て平和を願って、作られたみたいだゾウ。

失礼しました。

カメラはキヤノンの30Dです。最新機種は50D。



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2009年3月 4日 (水)

東京中央郵便局の全面保存はまだ間に合う

「何かを始めるのに、遅すぎることはない」

これは、あるコントラバス奏者の言葉です。音楽家という方は幼少の頃から楽器に親しむのが普通ですが、彼は16歳にして初めてコントラバスを初めて手にし、23歳で楽団に入ったそうです。「夢を持つ若者にはこういいたい」と彼は言って、文頭の言葉を続けました。

さて、東京中央郵便局の保存問題が注目を集めています。2日午前、鳩山総務相が同建物を視察する姿がニュースで大きく取り上げられました。 1日付の「東京中央郵便局取り壊しに総務相が”待った”」という記事は非常に多くの方に読んで頂きました。ブログ内のアクセスランクのトップとなっています。

郵便局は昨年12月に完全に閉鎖され、内部の様子は今回の視察で初めて明らかになりました。日本郵便はこれまで解体ではなく、アスベストの除去作業と説明してきましたが、実際は「解体」というべき大掛かりな工事であったことが明らかになりました。

また、保存検討委員会が「全面保存」を訴えていたにもかかわらず、日本郵政が同時期に建て替え計画を進めていたという実態も改めて浮き彫りに。

鳩山さんは予想以上に解体工事が進んでいるのを見て、怒り、悲しみの声を上げました。

「利益追求主義で文化や文明を壊してよいのか。国の恥だ。世に問いたい」

この行動には、「政治パフォーマンス」を指摘する声もあります。郵政三事業民営化はそもそも自民党が率先して行ってきたことです。また、建物の重要性を指摘する声は以前より出ていました。さらに、建て替え計画そのものは昨年6月には発表され、解体工事も12月には開始されていた。総務大臣なら、当然把握していてもおかしくない事案です。「かんぽの宿」の不正譲渡疑惑が持ち上がらなければ、この東京中央郵便局の問題がクローズアップされることもなかったことでしょう。

ただ、それはそれとしても、今回の意味は大きいではないかと思います。また、「文化を大事にしたい」という大臣の言葉にも嘘はないと思います。

鳩山家は、音羽にある邸宅(鳩山会館、通称・音羽御殿)を保存し、一般開放も行うなど文化財への理解も深い。自身は蝶の研究家としても名高い。

「日本郵政は民営化された企業であり、その財産権を犯すべきではない」との考え方もありますが、そもそも、郵便局は国家事業であるし、国民の宝ではないでしょうか。

「かんぽの宿」といい、東京中央郵便局といい、民営化されたからといって、好き勝手に処分しようという考え方には違和感を感じざるを得ません。

東京中央郵便局をめぐっては既に工事の契約も結ばれ、一部解体も進んではいます。しかし、今ならまだ間に合うのです。

一方、日本郵政側の逆襲も始まりました。日本郵政の西川社長は3日、会見で「予定通り、工事を進める」といい、石原東京都知事は「価値があるということは早く言ってくれないと。今、言われても迷惑だ」と発言。

しかし、価値を顧みることなく、強硬に工事を進めたのは日本郵政側ではなかったでしょうか。再開発計画と同時期に設置された保存検討委員会は、郵政側のアリバイ作りであったように見えます。やはり、ここは保存検討委員会の結論を待って、再開発を実施するか、否かを決めるのが筋でしょう。

何かを始めるよりも、何かをやめることには、より大きな決意が必要かもしれません。しかし、今はそれを成し遂げる時だと思うのですが…。

総務省へみなさんの声を届けることができます。こちらにアクセスし、郵政行政にチェックの上、コメントを送ってみませんか。

当ブログの東京中央郵便局関連記事はこちら

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2009年3月 2日 (月)

湯西川温泉のかまくら祭(GR Digital2)

3月1~2日、両親と5歳下の弟で旅行に行ってきました。

弟が「おやじとお袋が足腰が元気なうちに、旅行しよう」と企画して、約20年ぶりの家族旅行が実現。日光東照宮に寄って、宿泊地の川治温泉にチェックイン。夕方、車で40分の湯西川温泉に足を伸ばしました。

写真は湯西川温泉で開催中のかまくら祭での一コマ。カメラを構えているのが父、手前にいるのが母。

送信者 2009 03 01
送信者 2009 03 01

「『かまくら』なんて、はじめて」と母。

ライトアップされた『かまくら』に感激していました。

今年は暖冬。地元の方によれば、こんなに雪が少ないのははじめてだそうで、ボランティアが雪をかき集めて作ったかまくらも、一部溶けて、穴が開いていました。

地球は温暖化していますね。なんとかしなくちゃ。

送信者 2009 03 01


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2009年3月 1日 (日)

東京中央郵便局取り壊しに総務相が”待った”

どんなことだって、大逆転はある。

解体工事が進み、取り壊し危機にあった東京中央郵便局の見直しの機運が再び高まってきました。

きっかけは先日、名古屋市長選に出馬表明して話題になった民主党の河村たかし議員の質問です。これを受け、鳩山総務相が「重要文化財の価値があるものをなくすのは、トキを焼き鳥にして食べるような話だ」と発言しました。鳩山総務相が近く視察する見通しということです。

東京中郵は検見川送信所の設計者である吉田鉄郎氏の代表作で、専門家からは「国の重要文化財である」と指摘されています。

以下は、僕も発起人に名を連ねる「東京中央郵便局を重要文化財にする会」事務局からいただいた傍聴メモ。

2009年2月26日(木)15:30~

衆議院総務委員会傍聴メモ

●冒頭

河村たかし)東京の丸の内に行かれますと、今、東京駅は工事しています。これは空襲で2階に応急修理したものを3階に復元している。一方、東京中央郵便局は重要文化財になるような建物を壊しかけている。ここには入札疑惑がある。後半に質問したい。

●質疑

河村)東京中央郵便局の建物について重要文化財になるのではないかと思いますが、その価値についての確認、今まで努力されたことはあるか?

高塩・文化庁次長)1昨年12月の河村議員の質問にお答えしたとおり、「重要文化財に足りる価値を有する」と認識をしている。これまで総務省、郵政株式会社に対して、局舎の保存をはかりながら再整備する方法の提案を行ったり、歴史検討委員会に提言を行っている。

河村)郵政が今回出した計画は文化財になるのか?

文化庁)平成20年6月25日に発表された再整備計画については、現在の局舎の大半は失われることから、重文に指定するのは困難。登録文化財についても困難と考える。

河村)総務大臣、今のことを聞かれてどう思いますか?

鳩山総務大臣)私も文部大臣をしましたから、伝建地区、ああいうところにいくと本当にいい。重文、国宝とかさまざまなものがあるが、大切にしたいという気持ちがある。中央郵便局は子供のころに兄弟仲良く切手を買いに行った思い出がある。その建物が、重文の価値があるものが、なくなるようことはしてはいけない。

河村)日本のぎりぎりの良心である。現に壊されつつある。「かんぽの宿」は、譲渡するの総務大臣の認可です。かんぽは建物は残る。中郵は壊したらなくなる。「かんぽの宿」よりたちが悪い。

鳩山)日本郵政の財産処分には私の認可は関わっていない。会社分割には関わっている。郵便局会社のものについては、簿価10億以上はかかるが、譲渡するわけではないので、認可はかからない。重文であるものを、なくするのは、慎重に検討する。

河村)今のところは指定していないが、郵政が判をおせば、指定されるもの。

①大成建設が、民営化前に建物の老朽化調査をしている。今回、落札したのは大成。

②設計者の三菱地所から、日本郵政に出向している事実をご存じか?

鳩山)存じておりません。

河村)調査してください。かんぽの宿と同じ入札疑惑がいわれております。

鳩山)(事務方と)相談する。

河村)中郵は少なくとも、文化財保護法2条にある文化財に該当するか?

文化庁)指定・未指定に関わらず文化財である。しかし、重要文化財には所有者の同意が必要ということで指定を行っている。

河村)文化財になると、4条になると所有者の義務、3条では、政府および地方自治体の任務によって、文化財は周到の注意を持って当たらなければならないとある。周到な注意は行われたか?

鳩山)私有財産の処分権と文化財の関係についてはわからないが、文化庁次長が重文級のものだと答弁したのであるから、答弁している。

河村)東京駅舎は重要文化財、その先の三菱一号館は復元されている。一号館は明治の建物、東京駅は大正時代、郵便局は昭和のもので、一帯は歴史の回廊として整備されつつあり、日本の玄関である。内閣でこの問題を話し合ってほしい。私有財産と言っているが、たまたま法律が通って民営化されたもので、これは国民のものだ。

米沢・日本郵政専務執行役)この建物については、建築団体他から保存要望を受けたことを重く受け止めて、平成19年7月に歴史検討委員会を設置し、この提言や技術的な検討などをふまえ、また区や都のアセスや各審議会などの幅広い議論をふまえ、計画を進めてきた。出来る限り行っているので理解をいただきたい。

河村)この計画では、重文にはならないし、登録文化財にはならない。あなたは文化財を壊すと言っている。上の容積率は売れるので、郵政に損害はないはず。

石井・国土交通省大臣官房審議官)大丸有地区については、H14年、特例容積率適用地区指定をおこなっている。

河村)東京都は歴史的建造物を保存する制度をつくっている。国民の財産だ。153人の超党派での議員の会も活動している。少なくとも国会にお伺いをたててほしい。みなさんに守る責務がある。

鳩山)国会で議員の中にそういう動きがあることは承知している。国会に求める類のものではないだろう。かつて文部大臣をやった人間として、国指定の文化財についてはひじょうに重いと、区・都の審議会が了承したといっても、文化庁が重文の価値があると認めればその上にいく。今度の工事によって失われるのでしたら、国家にとっては損失である。重大な問題ですから文部科学大臣と協議する必要がある。

河村)かんぽの宿と同じような入札疑惑があるので、調査してください。

国土交通省が取り壊しになる場合は、とめてもらえますか?

石井)建物の取り壊しについては、とめる法的な権限はない。

河村)郵政に、取り壊しについては、ただちにストップすると言ってください。

日本郵政)ご当局にご理解を賜るよう、よく努力する。

河村)大臣2人が協議すると言ってるのに壊すんですか?

日本郵政)ご当局と相談申し上げたいと思います。

河村)重要文化財になるような建物を目の前で壊していい国にはしない。みんなで守りましょう。日本の玄関ですから。

この模様は、一般紙の全国版でも報じられた。

JR東京駅前にある東京中央郵便局の建て替えに鳩山総務相が「待った」をかけた。昭和初期を代表する建築の局舎を壊すことについて、「重要文化財の価値があるものをなくすのは、トキを焼き鳥にして食べるような話だ」と指摘。不動産ビジネスで収益増をめざす日本郵政の経営戦略が見直しを迫られる可能性が高まった。

 「文化や歴史を大切にする国でなければならない」。鳩山総務相は27日の閣議後会見で、東京中央郵便局の再開発に異を唱えた。前日の衆院総務委員会で「工事で価値がなくなったら国家的損失になる」と発言。連日、建て替えを批判した。閣僚の間でも同調する声が広まっており、鳩山総務相は週明けにも現地を視察する。 (朝日新聞より抜粋)

昨年12月にYouTubeにアップした映像も、報道をきっかけにご覧になっていただけた方もいらっしゃるかもしれない。

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