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2009年3月 9日 (月)

ブログもニュースもBylineで読めるけど

iPodTouchは日々、アプリケーションが増えていて、その種類は2万5000を超えたのだとか。


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最近、よく使うのはByline。Googleリーダーをオフラインで読むためのアプリ。iPhoneと違って、iPodTouchは無線環境が必須。かといって、どこでもフリーの無線LANが走っているわけでもない。なので、自宅を出る前にbylineで読み込んでおくのです。バスや電車の移動中にニュースや友人のブログを読むというわけです。

送信者 iPodTouch

ニュースに関しては全文が読めるわけではない。見出しをチェックして、気になる項目にスターマークを入れておき、後で無線LAN環境で読み込み。一応、見出しを見るだけでも、世の中の流れは分かるというもの。

ただ、ここまで使えれば、新聞はいらないかと言えば、そうでもないのです。新聞もきちんと広げます。

確かに、個々の記事は有益ですが、新聞を広げないと、その記事の重要度やその本質は見えてこない。

新聞紙面は人間の部位にちなんで構成されています。トップ記事は「頭」、二番目の記事は「肩」、三番目の記事は「ヘソ」といった具合。それぞれの記事は長さだけでなく、見出しの大きさで表現されています。

こうした構成上の特徴はネット記事では知ることができない。一つの記事を見ても、どういう視点で書かれているのかを注意して読む必要があります。

例えば、3月7日の日経新聞の首都圏版を例にあげます。

東京中央郵便局の保存問題について、石原都知事が「大きな計画を棄損」と発言したという記事が「肩」記事で載っています。

知事は「一つのモニュメントとして残すなら、第一生命ビルや歌舞伎座と同じように建物の表面だけ(新ビルに)張れば十分だと思う」と語った。

これは知事が語った言葉そのものなのですが、その記事の隣には、有明南の新ビル着工の記事があり、頭記事は都内で文豪や文化人にちなんだ文化施設が目白押し、という記事があり、「不景気下なぜ!?ゆかりの施設」という大きな見出しをつけています。

この3つが同じ紙面にあることに大きな意味があります。日経は、経済界のスタンスで世の中を見ています。

彼らの目から見れば、文化は取るに足らないどころか、経済を脅かすお荷物ということなんでしょう。だから、文化施設を作ったり、守ろうとするのはいいが、不況である時期を考えろといった記事を組み合わせて報じるわけです。

こうした立場は日経に限らず、どの新聞社、出版社にもかならずあります。よく言われるのは、朝日は左、右は産経で、その次は読売というのは有名ですね。テレビ局も同様。いいか悪いではなく、各社には必ずスタンスがあります。

だから、情報に触れる際は、木(単体の記事)を見るのではなく、森や山を見て欲しいのです。メディアを読み解く力は「メディア・リテラシー」という言葉で注目されています。ただの情報が溢れる今だからこそ、それを受け取る側は本質や意味を考える必要があるのでは、と思うのです。

メディア・リテラシーに興味を持たれた方は、元日テレアナの小倉淳さんの著書を。ご自身の経験を元に分かりやすく書かれていますよ。

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