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2009年4月24日 (金)

検見川送信所の調査費見送りは鶴岡容疑者の指示だった

千葉市稲毛区内の街路樹整備の入札に絡む汚職事件で逮捕され、24日に千葉市長の辞任を表明した鶴岡啓一容疑者(61)。当初の予算原案にも盛り込まれていた検見川送信所保存に向けた調査費用が最終段階で見送られたのは、鶴岡容疑者の指示であったことが分かりました。

2009年3月17日 (火)
千葉日報「保存“足踏み”に住民落胆」

検見川送信所をめぐっては地元町内会、検見川送信所を知る会、日本建築家協会などが保存を要望。市側は当初、取り壊しを決めていましたが、方針を転換し、保存を検討するとしていました。

今年1月30日には千葉市教育委員会が保存要望を出していた検見川連合町内会、建築家協会、知る会との懇親会を開催。その席で、21年度予算に1300万円の調査費用を計上する考えを明らかにしました。

しかし、3月上旬に市が発表した予算案では調査費は盛り込まれませんでした。予算案は各事務サイドが提案し、最終案が決められていきます。複数の関係者の話によれば、今回の見送りは土壇場で、鶴岡容疑者の「鶴」の一声により決まったといいます。いろいろな経緯を経て、額が変更されることもありますが、完全にひっくり返ることは異例ということでした。

この指示は違法性のあるものではありませんが、汚職容疑の市長によって、市民や超党派の市議の保存を望む声、市事務サイドの努力によって前進した保存への動きが止められたことには「残念」という感情を通り越したものがあります。

鶴岡容疑者は3月末、千葉市内で行われたパーティーの席で、知る会のメンバーの声かけを受け、「(検見川送信所は)壊すことはしないが、利活用は考えていない。外も中も壊れているから。あのままにするのがよいと考えている」と答えました。

内部の状態については、建築家協会のレポートをお読みください。

24日付の新聞各社によれば、昨年12月まで鶴岡容疑者のもとで副市長を務め、6月の市長選に立候補を表明している林孝二郎氏は「後継者ということには若干抵抗がある」「(鶴岡市政は)市民や市職員との関係でとっつきにくい部分があった」(朝日新聞)、「今の市政は少し閉鎖的だ。開放的な市役所にしたい。鶴岡さんの時代をつなげてくつもりはない」(毎日新聞)などと話しています。

選挙日程がそのままなら、6月に新市長が誕生します。誰がその椅子に座るのかは分かりませんが、新市長には市民本位の市政に向け抜本的な改革を望みます。


26日から写真展「迷走する検見川送信所」を成田・成田門前画廊で開催します。詳しくはこちら

朝日新聞系の地域紙「あさひふれんど千葉」(4月15日号)にも紹介されました。

送信者 検見川送信所メディア

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