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2009年4月 9日 (木)

「READING HACKS!」(原尻淳一)★★★★★

ハックとは難しい問題をサクッと解決するという意味。ネット環境の充実で、現代の情報量は格段に増えている。平成16年の時点で各メディアを通じて流通した情報量のうち、オリジナルな部分の総和である原発信量は10年間で10倍にもなっている、といいます。そんな中で、情報をたくさん集め、読みこなし、その本質を見極めるという技術はビジネスマンには必須のものになっています。

ハック本は多数、出版されていて、僕も結構読んだつもりですが、これはハック入門者から上級者まで楽しく読める知識が詰まっています。

この本に書かれているのはアウトプットを前提にした技術です。読書は知識を吸収して、心を豊かにする側面もありますが、ビジネスでは結果が求められます。

なかなか本が読めないという人もいますが、読書にはいくつかのコツがあり、全てを理解していく必要はない、と著者・原尻淳一さんは説きます。

つまり、必要な情報を必要な分だけ取って、吐き出す。そんな良いところ取りが大事というわけ。

これは映画ビジネスでも同じだなと感じました。

毎年5月に行われるカンヌ国際映画祭。ここではコンペティションが世界の注目を集めていますが、マーケットが重要な役割を果たしています。

試写会場での配給会社の人間の動きが凄い。冒頭15分を見て、買う買わないを決めてしまう。冒頭部分がつまらなかったら、最後まで見ることなく、出ていってしまう。

ここにあるのは、「タイム・ハックス」で紹介したような時間イコール通貨であるといった感じなんです。

一般観客も同じ。日本人なら金を払った以上、最後まで見なくてはもったいないと思うわけですが、ヨーロッパ人は無駄な時間を費やす方がもったいないと考える。これは民族性の違いなんでしょうかね。

話は逸れましたが、効率化という部分では、良書に当たるというのは重要なエッセンス。良書への打率を上げるコツなども記されています。

最後に、僕自身の読書ハックを書くと、「よかったな」と思った本の中で紹介された本を連鎖的に読むこと。「笑っていいとも!」の友達の輪のように、読書の輪が広がっていきます。

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コメント

出張で行くセミナーや展示会を、途中でエスケープするのは大抵聞いたり、見たりする意味が無いと判断したからです。決してサボりではありません。

私は欧米人タイプかな?(笑)

先日の都内出張メールしたのですが、お忙しそうですね。またの機会に一杯やりましょう♪

投稿: しぇるぽ | 2009年4月10日 (金) 12時38分

しぇるぽさん

>出張で行くセミナーや展示会を、途中でエスケープする
>のは大抵聞いたり、見たりする意味が無いと判断したか
>らです。決してサボりではありません。

>私は欧米人タイプかな?(笑)

欧米人は合理的なんでしょうね。日本人タイプはよくも悪くもまじめなんでしょうね。

>先日の都内出張メールしたのですが、お忙しそうです
>ね。またの機会に一杯やりましょう♪

メールに気が付かず、失礼しました。ぜひぜひ。

投稿: 久住コウ | 2009年4月11日 (土) 06時56分

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