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2009年6月

2009年6月30日 (火)

東京中央郵便局庁舎保存問題から 大阪中央郵便局庁舎の課題へ

「検見川送信所を知る会」のイベントではありませんが、送信所の設計者である吉田鉄郎さん関連のシンポジウムが以下の通り、開かれます。

「東京中央郵便局庁舎保存問題から 大阪中央郵便局庁舎の課題へ」

日時 : 2009年 7月17日(金) 18:30~20:40
会場 : 建築家会館一階ホール
主催 : JIA関東甲信越支部+保存問題委員会

詳しくはこちら(pdfファイル)をごらんください。

送信者 吉田鉄郎建築
送信者 吉田鉄郎建築

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2009年6月28日 (日)

やっぱり気になるiPhone3GS

26日(金)に日本でも発売になったiPhone3GS

有楽町のビックカメラでiPhone3GSを触ってきました。「S」はスピードという意味だそうで、確かにストレスは感じませんでした。

ほかの電子小物は新し物好きが乗じて、ついつい買ってしまう訳ですが、携帯電話だけは触手が動かないと公言していましたが、iPhone3GSはいいかもしれない。

Touchにはないカメラや動画機能が気になるのです。GPS機能で場所を記録したり、トイカメラのような味わいもあるようで、楽しそうだなと思ったりする。

躊躇するのは、 Touchでよく経験するフリーズ。

電話でフリーズされたら、仕事にならないなぁとか、電池の持ちは格段に悪いんだろうなぁということ。キャリアがソフトバンクというのも気になります。僕はついつい充電するのを忘れてしまう。Touchもこまめな充電は欠かせませんからね。

さあ、どうする自分? って感じですが、しばし静観かなぁ。でも、気になる…。

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2009年6月27日 (土)

日本語メモ機「ポメラ」はパーフェクトではないが、満足できる ★★★★★

ポメラ」を使ってから約10日間。

2009年6月17日 (水)
文章書きにオススメ「ポメラ」レビュー★★★★

電池残量 の警告が出ました。日にどれくらい使っているかは正確には分かりませんが、電池駆動というのはアドバンテージがありますね。いつでも電源に困ることはないのですから。

電池では定評の高いSANYOのeneloopなら、繰り返し使えるし、財布にも地球にも優しいですね。買おうかな。

キーボードがフルピッチというのも、能率がよい。普通のパソコンを使う感じです。よほどこんでいなければ、電車の行き帰りでも膝の上で打つことができます。

おかげさまで、取りかかっている原稿の進みがよくなりました。最初は★4つとしたのですが、★5でいいかも。

僕のポメラレビューがココログニュースで紹介されたそうです。「そうです」と書いたのは、ブログ仲間から教えられて初めて知ったという次第です。

この記事に寄せられたコメントも拝読しました。ちょっと補足しておきたいのは、ポメラは必ずしも万人のオススメというものではない、ということです。

一部の方からは、「10キー」や予測変換がないのが不満という声も聞かれましたが、おっしゃる通り、10キーを使う人には向いていないかもしれません。ポメラの前提は文章を書くということにあるからです。

ケータイのような予測変換はあったら、すごくありがたいですが、それでも、ケータイで文章を書いたり、EeePCで文章を書くよりも作業効率はいい。

僕はポメラや製造元のキングジムの代弁者ではありませんが、この機械はあくまでも用途限定ということは前提条件にあるように思えます。あれもこれもできる、ということを望むならば、やっぱり、パソコンの方が使い勝手がよいのは当たり前の話なわけです。

実際、僕の用途としては、原稿書きがもっぱら。FEPは確かにもの足りませんが、その辺はケータイの辞書変換なども活用しています。

今後、ユーザーの声をフィードバックして、バージョンアップしてくれることを期待しています。最新のポメラDM20は大画面&強化されたテキスト編集機能を備えたプレミアムモデル、だそうです。(追記2010/4/22)

日本語変換機能は定評のあるATOKを更に強化し搭載。・生活シーンに応じて10種類を選定できる30種類のATOKオプション辞書を搭載。・1,000語までの辞書登録やよく使用する定型文章を18パターンまで登録が可能。・「Caps」キーと「Ctrl」キーを入れ替えられる『キーバインド設定機能』や、「ins」キーと「前候補変換」キーを任意設定できる『キー割付機能』を搭載し、入力環境設定機能を大幅に強化。

<文書保管>・本体メモリには1ファイル最大28,000文字までの文章を最大1,000ファイルまで保存が可能。・最大5階層までのフォルダ機能を搭載。日付、名前順にファイルの並び替えもできるよう管理機能を強化。
<付加機能!!>カレンダーと連動した「日付メモ」機能を搭載。手帳感覚で使用可能。・携帯電話とのデーター移動に威力を発揮する、QRコード変換機能を搭載。・使用メディアは最大16GBまでのマイクロSDHCに対応。・別売の着せ替えパネル(DMS20)で気分に合わせて天板をコーディネートできます。

ポメラに限ったことではありませんが、機械というものはいかに使うか、ということに尽きるように思えます。

「Nobody's Perfect」というは映画「お熱いのがお好き」での名せりふですが、これは機械にも当てはまりますね。

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2009年6月26日 (金)

神力達夫さんの通夜

「検見川送信所を知る会」の仲間であった神力達夫さんの通夜に参列しました。お年を召された方の葬儀は自然と少人数になるものですが、会場から溢れるほどで神力の人徳を実感しました。参列者には千葉市長、市議の姿もありました。

神力さんとは2007年秋からのお付き合いに過ぎませんが、僕が神力さんから「頂いたこと」は非常に大きいのです。

神力さんは87歳ではありましたが、年長者の物言いではなく、40歳も年下の僕のレベルに下りて、同等の目線で語ってくださいました。その上で檄を飛ばし、励ましてくださいました。

「知る会」の第一回イベントでは真っ先に発言していただき、「建物は80余歳。まだまだ現役。そんな建物を壊すのはおかしい。壊したものは復活できません」と力強くおっしゃった。

この発言は非常に強力で、いろんな場面で使わせていただきました。これは神力さんご自身の生涯現役宣言であると同時に、消費社会への警笛であったと理解しています。

訃報に接し、神力さんの著書を再読させていただきました。敬虔なクリスチャンであった神力さんは「非戦」という考え方を披露されています。神力さんはけっして自衛権を放棄せよとは書いていません。その意味では非常に現実主義者であったのだと理解しています。


非戦日本は人類への福音
光る日本、よみがえる民生

神力さんは広島駅に停車中の列車でピカドンを体験されました。ご自身は直接的な怪我をされることはなかったと聞いていますが、同じ列車に乗り合わせた方は爆風で飛び散ったガラスを全身に受ける大怪我をされ、神力さんは救護に当たられました。

列車を降りると、さらに市街は地獄図が広がり、大きな衝撃を受けたそうです。それが平和運動に繋がり、多くの活動に結び付いています。

広島は人命、建物などありとあらゆるものを失いました。それらはどんなに経済復興が進もうと、再び手に入らないものでした。

「壊したものは復活できない」という論調には、広島での被爆経験が大きいのではないか、と思います。

改めてご冥福をお祈りします。

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2009年6月25日 (木)

「1Q84」(村上春樹)★★★★★ 映像化はデビッド・リンチでぜひ

今、電車の中で単行本を読んでいる人を見たら、「1Q84」だと思え、と言われるくらい売れまくっているんだそうです。
確かに、重版が書店に入荷されたと思ったら、即完売。僕が購入した書店のベストセラー・コーナーも、入荷待ちの張り紙に変わっていました。

久々の村上春樹作品だから、売れるのだろうと思っていましたが、さすがにこれほどとは思いませんでした。僕は発売から2週間を経て、入手。1、2巻併せて、1週間程度で読み切りました。

 読み出すと、止まりません。村上氏はインタビューで「混沌とした時代こそ、強い物語が必要だ」と語っていましたが、それは作品の自信の現れだったのでしょう。7年ぶりに書き下ろされ、2年を要したという同作品は、読者をつかんで離しません。「ノルウェイの森」だけ読んで、がっかりした人もいるかと思いますが、あまり村上作品には触れたことがない人も、手にとっても損はない。

物語は殺し屋の女性、青豆がカルト教団の教祖を暗殺する話と、作家志望の塾講師、天吾が、女子高生ふかえりの小説「空気さなぎ」をリライトする話という2つのエピソードが交互に描かれ、最後はひとつに結びつくという構成。この構成は既に「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」でやっていますが、物語中に小説「空気さなぎ」を入れこんで、面白く見せてくれます。

「海辺のカフカ」は主人公、カフカ少年の造形に「ウソ」を感じてしまい、乗り切れなかった部分が多分にあったのですが、本作は29歳の男女が主人公ということで、村上氏の得意な年齢世代。登場人物の造り込みは、より丁寧な印象です。

他者とは積極的に交わらず、小説は朝書き、基本的には規則正しいという天吾のライフスタイルは、村上氏そのまま。青年期の村上氏は、こんな感じだったのでは? とファンをニンマリさせます。

「ザ・ローリング・ストーンズ」のミック・ジャガーは、あなたのベストアルバムは聞かれ、「最新作」と答えてきましたが、この「1Q84」は、これまでの村上作品の集大成といえる仕上がりではないでしょうか。

 オウム事件を取材したノンフィクション「アンダーグラウンド」は村上春樹的な小説を求めていた一部のファンからは、作家がなぜ裁判傍聴したり、取材をするのか? という疑問の声があげましたが、同作では、そこでの経験も見事にフィードバックされています。(ちなみに、「アンダーグラウンド」は村上氏の代表作のひとつに入ると思っています)

 僕はiPodで小説に出てくるヤナーチェクの「シンフォニエッタ」を聞きながら、映像を思い浮かべながら、読み進めていったのですが、「1Q84」を映画化するなら、ぜひ、監督はデビッド・リンチにお願いしたい。得体のしれぬ「リトル・ピープル」、死んだ山羊の口に現れる”出入り口”「空気さなぎ」、2つの月、倒錯的なセックス。どれをとっても、リンチ的な世界のように思えます。「マルホランド・ドライブ」のような訳の分からない世界を映像で見てみたい、と夢想してしまった。

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2009年6月24日 (水)

神力達夫さん、死去

「検見川送信所を知る会」のメンバーであった神力達夫さんが23日午後2時、肺炎のため、お亡くなりになりました。87歳でした。5月に米寿のお祝いをしたばかりだったそうです。ご冥福をお祈りします。

神力さんには多くの力と言葉をいただきました。もっともっとお話を聞きたかったです。

以下の記事と動画で登場されるのが、神力さんです。


2008年1月16日 (水)
思い立った時に行動しなさい

神力さんの著書


非戦日本は人類への福音
光る日本、よみがえる民生

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2009年6月23日 (火)

ちょっとだけ知りたい人のための「1Q84 BOOK 1」(村上春樹)

まさかの品切れですっかり出遅れてしまった村上春樹の「1Q84 BOOK 1」。16日にやっと購入でき、1巻目が読み終わりました。

2009年6月16日 (火)
村上春樹「1Q84」がやっと書店にお目見え

「世の中で流行っている」と言われる時は、報道やデータだけでなく、身近に感じるものですねぇ。「1Q84」の場合、オフィスで1人が読了、1人が食堂で読んでいるのを見かけました。

読み終わった人に聞いてみました。

「これから読むから、内容は聞きたくないけど、『海辺のカフカ』と比べて、どう?」

「『カフカ』よりぜんぜん面白いですよ」

「読売新聞に村上氏のインタビューが出ていたね」

「読みましたけど、結構、内容に触れてますから、読まない方がいいですよ」

「そうなんだぁ。情報ありがとう」

とりあえず、切り抜いてありますが、まだ読んでいません。村上氏のインタビューが載っているという「クーリエ・ジャポン」7月号も確保はしましたが、ページを開いてはいません。流行の小説は、情報が洪水のように押し寄せてくるのが困ったものです。

最後に「早く読んでくださいよ、感想を言い合いたい」と促されました。

まだ途中ですけど、僕もそういう種類の本だと思いました。

さて、ここからは作品について。といっても、僕も途中ですから、詳しくは書けないし、書くつもりもありません。

物語としては、1984年を舞台に、2つの話が交互に描かれ、次第にリンクしていくというもの。「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 」がそうでしたね。

一つの目は「青豆」という変わった苗字の女性の殺し屋で、もう一つは、塾講師をしている作家志望の青年、天吾を主人公にしたもの。

冒頭からおもしろい。

青豆のエピソードは、渋滞の高速道路、それにハマったタクシーの中の青豆が、非常階段を使って下るというアクションシーンから始まるし、天吾のエピソードは、芥川賞候補になるような新人作家をでっち上げるという話で、本筋に入る前からして、すごいのです。

題名の「1Q84」はジョージ・オーウェルの当時のSF「1984」をモチーフにしたもの。最初、題名がインフォメーションされた時は「1Q」だとは思わなくて、「IQ(アイキュー)」だと思っていました(汗)。IQ100人は足りないけど、特殊な能力を持った主人公なのかなぁ、とか、流行の脳科学に関するもの、とかね。

「1984」という小説は、まさに1984年前後も話題になっていていました。ヴァン・ヘイレンのアルバムで、その存在を知り、小説を読んで、オーウェルの「動物農場」をハシゴした思い出があります。イデオロギーの話で、当時、高校生だった僕が理解するのは多少、難しかった。そんなわけで、多少のノスタルジーも感じます。

というわけで、ちょっと興奮を覚えながら、通勤電車の読書タイムを満喫しています。


2009年4月20日 (月)
「東京奇譚集」(村上春樹)★★★★


2009年4月 4日 (土)
「走ることについて語るときに僕の語ること」(村上春樹)★★★★


2007年2月17日 (土)
村上春樹「スメルジャコフ対織田信長家臣団」

2006年2月25日 (土)
村上春樹「アンダーグラウンド」


2006年2月26日 (日)
村上春樹「アンダーグラウンド」〜2〜


2006年2月27日 (月)
「アンダーグラウンド」での村上春樹の聞き出す力

2006年1月15日 (日)
「海辺のカフカ」〜村上春樹版大人は判ってくれない

2006年4月 5日 (水)
村上春樹「スプートニクの恋人」

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2009年6月22日 (月)

第40回みなづき会展

 電電公社の建築部OBによる美術展「第40回みなづき会展」が東京・京橋のギャラリーくぼたで開催されています。京橋近辺はこうした貸しギャラリーが密集しています。なにか謂われがあるのでしょう。午前、成田で開催された写真展にも来てくださった公社OB、Mさんの方を訪ねて、出かけました。


大きな地図で見る

 建築家による絵画ということもあり、ひと味違います。けっして、建物ばかりというわけではなく、裸婦や人物画、抽象画もあり、バラエティーあふれる内容。精密な筆致もあれば、大胆な省略もある。

 検見川送信所の設計者である建築家、吉田鉄郎も当初、画家を目指していました。画家を目指した建築家の方々は非常に多いんですね。

検見川送信所の資料もお持ちして、Mさんと歓談。ほかの方も興味を持っていただき、結局、1時間半、おじゃましました。「検見川送信所を知る会」の資料なども、お渡ししました。もしかしたら、会場に置いていただいているかもしれません。27日(土)まで。

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2009年6月21日 (日)

オフィスのお供にブックストッパー

晴耕雨読ではありませんが、朝から雨模様で、家人も出かけてしまったので、書斎に引きこもり。ため込んでしまったブログを少々、22日締切の依頼原稿など…。そんなこんなで、また机の上が配線と資料の山に。

そんな中、デスクワークで活躍を見せているのが、ブックストッパー。

これまでは、高校時代に作った銅の削り出し文鎮で押さえていたのですが、厚い本だと安定感がないんですね。

それに比べ、このブックストッパーは便利。見たいページをしっかりキープすることができる。薄い本なら、1個で十分なんですが、ある程度、厚みのある本だと、ページが閉まってしまうので、両サイドから止める必要があります。僕は2個買いました。

オフィスのお供に。どうですか?

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2009年6月20日 (土)

東京産業考古学会主催「映像で見るモダニズム建築」

東京産業考古学会主催の研究会「映像で見るモダニズム建築」が20日、東京・高輪の物流博物館で行われました。建築家、村野藤吾の「近三ビルディング」、チェコ出身のアントニン・レーモンドの「東京女子大」の映像上映後、建築家・吉田鉄郎に関する映像を上映し、僕が解説を担当しました。

「近三ビルディング」は現役の貸しオフィスですが、レーモンドの体育館は取り壊し中。吉田鉄郎の東京中央郵便局も、高層化に向けて、一部解体工事が進んでいます。

解説では、検見川送信所の現状も映像で報告。参加者から励ましの声や多数の入会希望もいただきました。

検見川送信所が成し遂げた日本初の国際放送の舞台裏をまとめたノンフィクション小説「検見川無線のプロジェクトX」(表紙込み80ページ、頒布価格500円)も十数部持っていったのですが、完売となりました。

こうした機会を与えてくださった東京産業考古学会のみなさまに感謝申し上げます。

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2009年6月19日 (金)

OLYMPUS ICレコーダー

今週はボーナス交渉の最終回答(マイナスでした)、週末、ちょっとした講演の準備があり、バタバタ。

だから、こうして1週間分の日記をまとめて書いています。

一応、インチキでも(その日に書いていない)毎日、書いているものですから、ブランクが空くと気持ちがすっきりしないものですね。こういうのをブログ中毒というのでしょうね。

前回の記事でも、iPodTouchの「ボイスメモ」はいらない、と書きましたが、普段はオリンパスのICレコーダーを使っています。鞄の中に必ず入っている七つ道具のひとつといってよいでしょう。

先週末から、聴き取り、労使の団体交渉、講演と大活躍でした。先日は後輩から貸して欲しい、と言われました。生まれたばかりの子供が難聴と診断され、医者の説明を受けるんだそうです。医者の説明は素人では、なかなか分かりにくいですからね。

DS-60という機種ですが、今は代替わりして、DS-61。上位機種のDS-71は、非圧縮タイプのリニアPCMフォーマットにも対応しています。

2008年2月27日 (水)
オリンパス DS-60の実力


最近、つとに思うのですが、電子グッズはマルチな機能はいらない。あれもこれも、詰め込みすぎだと思うんです。だから、ポメラみたいな商品が受けるんでしょうね。


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2009年6月18日 (木)

iPod Touchを OS 3.0に~コピペ、ボイスメモ、Bluetooth

6月18日、iPhone OS 3.0がリリースされました。iPhone OS 3.0といいながらも、Touchでも使えます。ただし、iPhoneユーザーは無償、Touchユーザーは1200円の有償。

アップグレートしてみました。導入にはiTunesの最新版(8.2)が必要。ちょっとだけ面倒くさいし、時間もかかる。

アップルサイトには、ユーザーの要望が高かったコピー&ペーストほか、さまざまな機能が書かれていました。コピー&ペーストはかなりうれしいかも。

アップグレード後の画面がこれ。

送信者 iPodTouch

これまでなかった「ボイスメモ」のアイコンが…。

Touchにはマイクがないのですが、マイク付きヘッドフォンがあれば、この機能も使えるみたいです。ICレコーダーは別途持っているので、必要はないのですが、あるとついつい試したくなってしまう。ダメなクセですね。

普通のマイクでは反応しませんでした。

また、ステレオBluetoothが使える、ということ。Bluetoothは知ってはいるものの、どーなんだろう?という程度ですが、こんなヘッドフォンなら、稼働率が上がる気も。

やっぱり、コードは邪魔ですからね。 Bluetoothはいいよ、という人がいたら、教えてください。

2009年6月17日 (水)

文章書きにオススメ「ポメラ」レビュー★★★★

メールもネットもできないデジタルメモ「ポメラ」。最近、テレビCMの力が落ちている、と言われますが、ポメラを買ったのはテレビCMのおかげ。まだまだテレビの力も捨てたもんじゃないですよ(>キングジムのプロモーション担当のみなさん)。

こないだYouTubeを見たとき、TVCMを見つけられなかったのですが、最近アップされたようです。このCMはよく出来ています。なんといっても、僕が買ってしまったくらいですから(笑)。

16日午前に商品が到着しました。色はブラック、ホワイト、オレンジがあるのですが、ホワイトを選択。黒も渋いのですが、鞄にいれると、他のものと紛れてしまう気がします。


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当店通常価格 27,300円 (税込) 当店特別価格
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購入に至ったポイントは以下の通り。

・外出先で、文書作成(原稿書き、ブログの下書き)をしている。

・外での原稿書きはEeePCを使っていましたが、案外重いと思うようになったこと、起動にはちょっと時間がかかること。
→次第に、オフィスの机に入れっぱなしに。

・ブログの下書きはケータイで打っていましたが、長文には限界があること。

・ちょっとした調べ物はケータイでできるので、必要なのはエディター機能だけ、ということ。

・「ポメラ」は定価27,300円 (税込) ですが、1万円台中盤なら納得の価格であること。

・上記商品は、amazonよりは価格は高いが、不具合を解消したアップデート済みをうたっていること。


早速、電車の中で使ってみました。

電源オンですぐに起動。電池も長持ち。サイズも文庫本。これはパソコンにはなかった長所ですね。

若干、苦言を呈するなら、以下の通り。

【弱点】
起動の際、どの程度の長押しが有効なのかが分からない。軽くビープ音があると分かるかも。
キーボードの右側の支えが弱い気も。右側には「enter」キーがあるから、頻繁に力を入れることになる。

とはいえ、フルキーボードでのタイピングは容易。電車の中でも、A4ファイルなどを下に敷き、フラットな環境を作れれば、かなり安定します。ケータイでの入力よりも遙かに速い。

ポメラを使って思ったことは、なんでもできることは必ずしもアドバンテージにはならない、ということ。多機能になれば、電池の消耗は速いし、エラーも起きる。

僕は電車や喫茶店などでポメラで原稿を書いて、オフィスや自宅のパソコンとUSBでつなぎ、グーグルドキュメントに文章を保存。最終的な仕上げはパソコンで行っています。

今の作業効率を見ると、十分元は取れそうな感じ。

こうした使い方は実は、ヒューレットパッカードのHP200LXを愛用していた時と同じ。やっぱり、200LXはかなり優秀なモバイルでした。

2006年2月22日 (水)
200LXとモールスキン


2009年7月 3日 (金)
「ポメラ」レビュー補足

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2009年6月16日 (火)

村上春樹「1Q84」がやっと書店にお目見え

発売当日、書店に並んでいるなぁと思っていました。しかし、読まなければいけない本をたくさん抱えていたので、落ち着いてからと思っていたら、あっという間に売り切れ。

やっと書店でお目にかかることができました。

刷はみたら、「第6刷」。amazonではいまだ、入荷待ち。こういうときは実売店が強いですね。

過去記事では、随分、村上春樹本を取り上げたはずなんだけど、こんなもんだっけなぁ。残念ながら、検索で引っかからなくなっている。


2009年4月20日 (月)
「東京奇譚集」(村上春樹)★★★★


2009年4月 4日 (土)
「走ることについて語るときに僕の語ること」(村上春樹)★★★★


2007年2月17日 (土)
村上春樹「スメルジャコフ対織田信長家臣団」

2006年2月25日 (土)
村上春樹「アンダーグラウンド」

2006年1月15日 (日)
「海辺のカフカ」〜村上春樹版大人は判ってくれない

2006年4月 5日 (水)
村上春樹「スプートニクの恋人」

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2009年6月15日 (月)

メールもインターネットもできないデジタルメモ「ポメラ」


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1か月ほど前、テレビCMで見て、気になっていたデジタルメモ「ポメラ」。

「メールに、インターネットに、音楽、ゲームにビデオ編集。これすべてできません」

できないことをあえてアピールする。

う~ん、実に面白い。

早速、ネットで調べてみると、キングジムが出しているデジタルメモ帳というべき、アイテムでした。できるのは、文字を打つことだけ。大きさは文庫本サイズで、開くと、キーボードはフルピッチ。実は、こんなアイテムを待っていたんです。いいじゃないですか。

近くの家電量販店でも、実物を触ってみました。

これは使えそうだ。

量販店での価格は2万1000円。申し訳ないけど、ネットの方がぜんぜん安い。というわけで、上記のリンク先から注文しました。もう少し安い店舗もあったのですが、ソフトウェアがアップデート済みというのも、考慮に入れました。アップデートは無料ですが、メーカーに送って、送り返してもらう時間がもったいないですからね。

そうそう、キングジムといえば、笑うに笑えない「笑い話」があります(どっちなんだい?)。

同社のえらい方がなくなって、とある某スポーツ紙の社会面に死亡記事が載りました。なんで、文具メーカーの経営陣の死亡記事がスポーツ紙に載ったのか? 

記事を読んで分かりました。

どうもボクシングジムと勘違いしていたみたい。ジムはジムでも、こっちはキング「事務」なんですけどね。その後、訂正も載りました。

「訂正 キングジムの記事中のボクシングジムは文具メーカーの誤りでした」ってね。

短いけれども、なかなかパンチの効いた記事でした。

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2009年6月14日 (日)

熊谷俊人市長と検見川送信所を知る会

「検見川送信所を知る会」(※1)の仲間でもある、熊谷としひとさんが千葉市市長に当選しました。31歳、最年少市長の誕生です。

僕が知っている熊谷としひとさんについて少し書いてみたいと思います。

熊谷さんとは07年10月、「検見川送信所を知る会」の第一回イベントからのお付き合いになります。

僕たちは、検見川送信所の保存、利活用を提言しようと始めたわけですが、実現に向けては市議のみなさんの力が必要だと考え、花見川区、稲毛区の市議のみなさんに参加を呼び掛けました。

「千葉市はハコモノ行政と言われていますが、こういう文化遺産こそ残し、活用すべきではないですか?」

この僕らの投げかけに、同意してくれたのが熊谷さんでした。

早速、検見川送信所や知る会の取り組みをブログで紹介してくださり、千葉市当局にも働きかけてくれました。(※2)

「若すぎる」「実績がない」という方もいますが、意味のない批判です。というのも、市長選に出馬したのはいずれも新人(市長未経験)。それに、今回の市長選は従来型市政の在り方が問われたからです。それに、能力に年齢は関係はありません。

「任期の途中で市議の放り出しての出馬はおかしい」という批判もありましたが、国政に鞍替えならまだしも、市長になろうというのだから、当てはまらないでしょう。熊谷さん自身も、任期中の出馬は相当悩まれていましたことはお知らせしてもよいでしょう。

熊谷さんはある時、こう言いました。

「国政に出る気はありません。私は千葉市を変えたいんです」

僕も、一市民として千葉市を変えていきたい。だいたい、自分の足元を変えられなくて、国が変わるでしょうか。

千葉市は新しいハコモノが乱立する一方、文化財である歴史的な建造物が廃墟状態で放置されているような町なのです。

検見川送信所の保存、利活用は、新生・千葉市の誕生のシンボルになると信じています。検見川送信所の保存をしたら、千葉市全体が変わった、なあんてなったら、わくわくするじゃないですか。

検見川送信所の問題に限らず、新市長の手腕に大いに期待しています。

※1 同会には与野党、超党派の市議が参加されています
※2 過去に報告済みですが、熊谷さん以外の市議の方々もブログ、ホームページでレポート、市議会でも支持をいただいています

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2009年6月13日 (土)

検見川送信所を知る会の活動が朝日新聞で

13日付の朝日新聞千葉版に「検見川送信所を知る会」が紹介されました。

送信者 検見川送信所メディア

知る会の活動はこれまで数多く報じられていますが、「知る会」そのものがフューチャーされたものは初めてです。
石平記者は07年10月、「知る会」の第一回イベントから関心を寄せてくださった方で、的確にまとめてくださりました。入会申し込みもいただきましたし、いろんなところから大きな反響を頂きました。

以下は取材風景です。小仲台公民館で行いました。

検見川送信所を知る会

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2009年6月12日 (金)

取り壊し中の東京中央郵便局

送信者 吉田鉄郎建築

本日12日、日本郵政の社長人事をめぐって、鳩山氏が総務大臣を辞職しました。問題のひとつになった東京中央郵便局の解体工事は今も続いています。


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2009年6月11日 (木)

「軍艦島海上産業都市に住む」★★★★★

4月から上陸が解禁され、文化遺産としての価値が注目を集める軍艦島。これまでの写真集は廃墟・軍艦島ばかりですが、同書は生きた島としての軍艦島の姿が写真と文章で生き生きと描かれています。

現在、発売されている軍艦島関連の本はほとんど読みましたが、オススメは下に示した「1972 青春 軍艦島 」と同書。この2冊は購入する価値があります。

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2009年6月10日 (水)

東京駅復原工事中

送信者 辰野金吾建築


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2009年6月 9日 (火)

6月14日、皇居周辺の景観を考える会

東京中央郵便局の動きに絡んで、以下のようなシンポジウムの案内をいただきましたので、転載しておきます。シンポジウム当日の6月14日は千葉市民には大事な千葉市長選ではあります。

写真は先日、ライカM3、ウルトラ・ワイド・ヘリアーで、東京駅丸の内から皇居側を撮ったものです。

送信者 東京

皇居周辺の景観を考える会では、昨年11月1日に学士会館で開催したシンポジウムの第二弾として、
下記のシンポジウムを開催します。
千代田区議会では、東京中央郵便局について支援いただきましたが、このほど、「皇居周辺景観及び観光施策特別委員会」がスタートするという動きがあります。

1.タイトル 「皇居周辺の景観」第二弾
       都心の建築デザインはいま
      -超高層と歴史的建物、みんなで考える場を求めて

2.開催趣旨:東京都は首都東京の顔である皇居周辺を、「水辺や緑と調和し風格ある景観」としていくために、この4月に景観誘導区域として指定し、あわせて良質な建築のデザインを誘導するための指針を定めました。
都心地区および対象地域では、今まさにパレスホテルや東京中央郵便局・歌舞伎座・三菱倉庫・官庁群の再開発計画や外濠などで超高層建築物が建設されようとしていますが、開かれた十分な議論もないまま、進められています。
このシンポジウムでは、これら再開発の建築デザインを検証しながら、都と区の景観計画が、どのようなデザインを評価し、何をめざしているのかについて考えます。

3.日時 平成21年6月14日(日)13時30分~16時30分

4.会場 東京大学工学部第14号館1階141教室

5、問題提起:五十嵐敬喜氏(法政大教授)

司会:福川裕一氏(千葉大学教授)

パネリスト:中島直人氏(東大助教)
川西崇行(早稲田大学講師)
窪田亜矢氏(東大准教授)
後藤治氏(工学院大学教授)

総合司会:大橋智子

6.資料代1000円(交流会5時~6時 会費1500円予定)

7.主催:皇居周辺の景観を考える会  03-6380-8818
 後援:日本都市学会(関東都市学会)・千代田のまちづくりを考える会

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2009年6月 8日 (月)

しのぶれど

送信者 薔薇


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2009年6月 7日 (日)

「検見川送信所」本メモと極楽湯

最近、ひどい肩凝りに悩まされています。

デスクワークが多いので、職業病でしょうか。これに加え、週末、「検見川送信所」に関する文章を執筆している、というのも原因のひとつ。

目下、手持ち資料によって書いた部分については半分程度を消化し、全体の構成が見えてきました。予告を兼ねて、メモ書きしておきます。

内容は、竣工した1926年以前の無線黎明期から、現在、僕たちが行っている保存、利活用運動まで網羅。こう書くと、論文みたいなものを想像されるかもしれませんが、シリアスでかつエンターテイメントな読み物になるのではないか、と思っています。

まず、住宅街にぽっかり空いた「荒れ地」にある送信所を描きます。送信所はどんな役割を果たした施設で、なぜ廃局し、その後も廃墟のまま残されたのかというナゾを提示します。

その謎解き役は、保存運動を行う「検見川送信所を知る会」の面々が担います。いわば、全体の狂言回しのような役割をしていきます。読み進めていただくと、次第にナゾが解けていきます。「ダ・ヴィンチ・コード」ばりのミステリー仕立てとなるはずです(笑)。シオン教会や十字軍は出てきませんが。

個々の時代には、それぞれドラマがあります。それは基本はノンフィクションですが、読み物として成立させていきたいと考えています。

例えば、1930年の日米英初の国際放送は「プロジェクトX」風のサクセスストーリーですし、1940年代には、B29による空襲、GHQによる占拠事件など、戦争を外側から描きます。廃局をめぐる話は労働運動についてで、僕自身の筆力はともかく、「沈まぬ太陽」を思わせるストーリーがあります。

ところで、肩凝り解消のため、稲毛区内にオープンしたばかりのスーパー銭湯、極楽湯に2日連続で行きました。ここはいいですよ。営業時間が午前9時から午前3時まで、というのは有難い。回数券を買うと、かなり安く入ることができます。

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期限切れのフィルムTMAX

1年ほど前、知人に「期限切れのフィルムがあるんだけど、いる?」と言われ、大量にもらい受けました。
「一応、冷蔵庫で保存していたけど、保証できない」と知人。
その中のコダックTMAX100で撮影。駅前の写真店に出すと、約1週間くらいかかって、現像から上がってきました。

デジタルの時代、モノクロ・フィルムは贅沢品ですね。時間もお金もかかります。現像料は1200円ちょっと。

さて、ネガには、「異常」を知らせる紙が。スキャナーで取り込んでみますと、確かにヘンだ。大丈夫なショットもありますが、後半部分は細部がつぶれているのがいくつか。

例えば、こんなやつ。

操り人形に集まる人々(品川駅) TMAX
品川路地裏 TMAX

有効期限だか、値札を張った日か分かりませんが、値札シールのところには「96.04.30」と書いてありました。1996年なら、10年以上前ですね。

ところで、古いフィルムってのは、どのくらい持つものなんでしょう?

僕の好きな稲見一良作品に、「花見川の要塞」(「セント・メリーのリボン」収録)という短編ファンタジーがあります。

現代に生きるカメラマンが千葉・花見川で戦時中のトーチカを発見、そこで、戦時中に生きる老婆と鉄道兵の服を着た少年に出会うというストーリー。

少年に導かれ、トーチカにいると、今はあるはずのない橋の上を軽便機関車が走っていくのを目の当たりにします。主人公は必死でキヤノンのカメラで撮影しますが、フィルムには何も写っていない。そこで、主人公は今のカメラだからダメなのだと、コレクションの中から古いライカを取り出します。

1933年製造のライカIIIb HEERというもの。HEERというのは陸軍という意味。


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ならば、フィルムも古いものが必要だということで、ドイツのアグフアを手に入れるという場面が出てきます。

缶入りのモノクロだそうで、「密封されている限り、半世紀はもつと保証されている」と知り合いの”現像のプロ”は言います。果たして、軽便機関車の写真は撮れるのか?

続きはぜひ、小説で。

2007年10月19日 (金)
●稲見一良「花見川の要塞」

このTMAXですが、あと数本残っています。使うべきか、棄てるべきか? 悩みどころです。

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2009年6月 5日 (金)

「犯罪小説家」雫井脩介★★★★

雫井脩介作品は「犯人に告ぐ」「クローズド・ノート」に続き、三冊目。上記2作はいずれも映像化されています。

「犯罪小説家」も読み始めると、止まらなくなりました。

犯罪小説家、待居の最新作「凍て鶴」に、映像化の話が持ち上がる。映画化権を手に入れた映像作家、小野川は「凍て鶴」とネット自殺事件に共通点を感じるといい、自殺の舞台となった多摩沢に住み、映像化のインスピレーションを受けようと、周辺調査にあたる。一方、待居は小野川の説を「馬鹿馬鹿しい」と一蹴するが、次第に待居と事件の共通点が見え隠れし始める…。犯罪小説家は、犯罪者なのか?というストーリー。

劇中小説である「凍て鶴」に、それを基にした映画用のプロット。ストーリーは、二重三重構造になっていています。

「凍て鶴」の基本的な話自体は面白いとは感じなかったのですが、これはあくまでも導入部でしかないことに気付きます。雫井氏は、「クローズド・ノート」でも二重構造に挑戦していますが、今回の方が仕掛けが巧み。尻尾までアンコが入った鯛焼きです。具が詰まっています。「犯罪者小説家」も、いずれ映像化されるでしょうが、劇中の映像作家のように頭を悩ませること必至ですね。


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2009年6月 4日 (木)

「21世紀の歴史」(ジャック・アタリ)★★★★

著者のジャック・アタリはフランス政府、サルコジ政権下でフランス経済の立て直しを提言する「アタリ委員会」の中心人物。

地球の歴史を俯瞰しながら、21世紀の今後を語ります。アタリが最初に描き出す未来像は、「ノストラダムスの大予言」を思わせるような暗い社会です。貧富の差は拡大し、戦争の危機に脅かされる。日本も、その例外ではありません。以下、抜粋です。

日本は世界でも有数の経済力を維持し続けるが、人口の高齢化に歯止めがかからず、国の相対的価値は低下し続ける。1000万人以上の移民を受け入れるか、出生率を再び上昇させなければ、既に減少し続ける。日本がロボットやナノテクノロジーをはじめとする将来的なテクノロジーに関して抜きん出ているとしても、個人の自由を日本の主要な価値観にすることはできないだろう。また、日本を取り巻く環境は、ますます複雑化する。例えば、北朝鮮の軍事問題、韓国製品の台頭、中国の直接投資の拡大などである。

こうした状況に対し、日本はさらに自衛的・保護主義的路線をとり、核兵器を含めた軍備を増強させながら、必ず軍事的な解決に頼るようになる。こうした戦略は多大なコストがかかる。2025年、日本の経済力は、世界第五位ですらないかもしれない。

序文にかえての部分では、日本はいまだに中心都市となりえていないと指摘しています。

理由は3つ。

1)既得権を守ってきた。
2)海を掌握しなかった
3)クリエイター階級を育てなかったこと

アタリは時間の価値が上昇するが、飛行機による移動は、環境破壊が問題になり、金持ちの贅沢になっていくとも書いています。

こうした最悪のシナリオを提示した上で「超民主主義」なる概念を紹介していきます。

そのキーワードになるのが、アタリが「トランスヒューマン」と呼ぶ人々の存在です。トランスヒューマンは収益を最終目的としない愛他主義者であり、世界市民と定義しています。トランスヒューマンは新しい機構、制度を生み、新秩序を作る。調和主義の人々、企業の存在が次世代を担うとしています。

同書は2006年11月に発刊されました。その後の社会を見ると、アタリが示した最悪のシナリオへと向かっているように思えます。

世界不況により、企業体力の弱いところから、倒産が続いています。弁護士の方からお話を伺うと、この不況で裁判案件は減ったそうです。つまり、裁判を闘う財力もなく、泣き寝入りする人々が増えているというわけです。
失業率は高くなり、企業はますます内部留保の傾向を高め、経済は沈滞化。社会貢献への関心は低くなっています。軍事面では、アタリの指摘のように、北朝鮮の核配備は着実に進んでいますから、日本も自衛を高めざるを得なくなるでしょう。

どういう世界にしていくのか、したいのかは僕たち一人一人が考えていかなければ、いけませんね。

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2009年6月 3日 (水)

大阪市中央公会堂(1918年)

大阪へは、ある裁判の支援に行ったのですが、それはまた別の機会があれば。

大阪地裁の近く、中之島には近代建築が残っていると聞き、歩いてみました。

大阪市中央公会堂は1918年竣工。設計原案は岡田信一郎という人ですが、建築顧問は東京駅舎で知られる辰野金吾氏。

ウィキペディアによれば、「2002年(平成14年)12月26日、国の重要文化財に指定されている。老朽化が進んだため、1999年(平成11年)3月から2002年(平成14年)9月末まで保存・再生工事が行われ同年11月にリニューアルオープン。耐震補強、免震レトロフィットやバリアフリー化がなされ、ライトアップもされるようになった」とある。

お散歩カメラはやっぱり、コンデジのGRデジタル2。


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送信者 2009 06 02

スケッチをしているグループを見かけました。立ち止まって、眺める人やカメラを向ける人も多い。やっぱり、赤煉瓦建築は一般受けがいいんですね。

送信者 2009 06 02

近くには同じく辰野設計の日本銀行大阪支店があります。辰野設計の建築がいくつか集まってきたので、アルバムにまとめてみました。

辰野金吾


2008年9月 3日 (水)
復原される東京駅とレプリカ保存で高層化計画の東京中央郵便局


2007年8月29日 (水)
磯崎建築のスクラップ・アンド・ビルド@大分市

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2009年6月 2日 (火)

COSINA NOKTON 50mm F1.1

仕事で大阪に来ています。

大阪本社の人間と飲む予定だったのですが、昼間、子供が交通事故に遭い、さらに夕方、妻が嘔吐と下痢で体調不良になったとかで、キャンセルとなりました。同期の人間なので、厄年なのですが、そんな災難が1日のうちに訪れるなんて、ねぇ。

その代わりというわけではないですが、東京時代からの知り合いで、今、大阪で働いている別の人間と飲んで帰ってきました。同期の子供もたいしたけがではなく、奥さんの容態も落ち着いたとか。やれやれな一日でした。

さて、本日のお題。ノクトン50mm F1.1。

すでに「アサヒカメラ」最新号では記事化されていますが、ノクトンの50mm f1.1という最高に明るいレンズが登場しますね。

ライカMマウントのレンズでは、ノクチルックスというレンズがありますが、昨年、生産中止を発表。相当なプレミアがつき、手が届かない高級レンズになってしまいました。

ところが、ノクトン50mm F1.1は10万円をちょっと上回るという価格(それでも高いのですが)。レンズ構成は一時のノクチと似ているそうで、「アサヒカメラ」の試写レポートを見たり読んだりする限り、ボケ味などは似ている印象でした。

ライカならば、6、7、8倍はくだらない、すごい性能ですが、コシナのレンズは低価格。これは買うしかないと思っています。楽天でも、ぼちぼちラインナップに上ってきました。


◎エントリーでポイント5倍! ★☆安心・確実☆是非、ショップ内「お客様の声」をご覧下さい。...

コシナは今年、レンジファインダーカメラベッサ10周年を記念して、続々と魅力的な商品を発売していますね。


【送料無料!】《新品》Voigtlander SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical II【在庫有り】

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/05/20/045/index.html

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2009年6月 1日 (月)

アマゾンでの商品トラブル 商品が入っていない

2007年に、「楽天ブックスのキャンセル方法」という記事を書いたのですが、この記事は未だにアクセスランクの上位10位内の常連。記事は、キャンセル方法が杓子定規で煩雑だ、という趣旨なのですが、購入してからキャンセルしたくなったという人が多いのでしょうね。

今回はAmazonでのトラブル。Amazonも楽天同様、ポイント制度を採用しています。ある程度貯まったので、ドライボックスとルミックスG1用に52mmフィルター2枚を注文しました。

ドライボックスは軽いのですが、結構な大きさ。こういうものは通販が便利。1500円以上の商品なので、送料も無料。

商品はいつも通り、迅速に届いたわけですが、箱を開けると、PLフィルターが入っていない。問い合わせをしようと思い、アカウントサービスを見たのですが、「注文をキャンセルする」「商品を返品する」というコーナーはあっても、商品について問い合わせをするというのは設けられていないんですね。

ただ、楽天の時よりは分かりやすくて、「カスタマーサービスに連絡」というボタンから連絡し、その後、再送されてきました。

「商品が梱包されていない」というのは、「商品が間違っていた」という場合と違って、現物がないわけですから、こちらもミスを証明できない。商品が梱包されていないというのはあってはならないことだし、イレギュラーなことなんでしょう。僕も、はじめての経験でちょっとびっくりしました。

なんかトラブルがあったら、「アカウントサービス」から「カスタマーサービスに連絡」で大丈夫です。

UVフィルターをつけたので、ルミックスG1を安心して持ち出せるようになりました。

ニコロ・パガニーニ 薔薇

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2009年6月の表紙

あっという間に今年も6月。梅雨の季節ももうすぐ。曇り空も多くなり、青空が恋しくなります。というわけで、今月の表紙は検見川の夕方の空。検見川送信所を撮影した際に撮ったものです。ライカM3にノクトン 40mm。フィルムはAGFA Vista400 36枚撮りアグファ ビスタ400 36EX

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