意外なロケ地〜ちばしフィルムコミッション
午前、千葉市役所に出かけました。熊谷俊人市長にごあいさつさせてもらいました。話したのは少しですが。
帰り、市役所の一階ロビーで「ちばしフィルムコミッション」が関わったロケ地マップや作品ポスターを見ました。
ちばしフィルムコミッションは昨春、前市長時代に発足。千葉市を売り込もうというのが意図で、シティセールス推進室が担当しています。
マップをみると、随分ロケが行われていることが分かります。役所広司の初監督映画「ガマの油」は青葉病院。もうすぐ最終章が公開の「20世紀少年」のパート2の教室は、わが母校。
意外だったのは、木村拓哉主演の「ミスター•ブレイン」。第一話で、五反田の商店街で、車が爆発するシーンがありましたが、実は千葉の銀座通り。本当に都内でロケしたのだと思っていました。
検見川送信所も、織田裕二主演の「太陽と海の教室」で、アフリカの小学校という設定で登場しました。プロデューサーは「外国に見える建物が欲しかった」ということでした。「また、別の機会でも使えそうですね」とも。
ロケに使われれば、地元にお金が入るわけで、ロケ地ツアーなどがあれば、さらに観光客を増やすことができます。ロケ誘致はまさに一石二鳥なんですよね。
たとえば、岩井俊二監督の「ラブレター」は韓国で人気となり、一時、小樽を訪れる韓国人が増えたとか。逆に、「冬のソナタ」では韓国に行く中年女性が急増しましたよね。
森田健作知事も、熊谷•千葉市長も「千葉にはポテンシャルがある」というのですが、まさにその通り。都会的なところ、田舎的なところに、海や川もある。
ひと通りの絵は千葉市内で済むのではないかなと思ってしまう。
財政悪化で、行政は厳しい舵取りを迫られていますが、金は使わなくとも、アイデア勝負でできることも多い。
検見川送信所の件でも、今後、アクションを起こしていきますが、行政や政治家にお願いする、という感覚は古いと思うんですよね。
市民の側が行政を動かす。今の千葉市だったら、いろんな面白い試みもできると思うんですよ。
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コメント
今夏、四国を旅行しましたが、途中で「セカチュー」のロケに使われた港の近辺を走ったのですが、
国道上には、「『世界の中心で、愛を叫ぶ』のロケに使われた港」という道路標識が建てられていました。
手書きとか、はたまた民間or地元が自主的に建てたのではなく、きちんと国交省の基準に従った規格の案内標識なので、おそらく県が設置したのではないかと思います。
公の機関が設置したことで、ハクが付きますよね。
検見川送信所も、地元の意向次第ですが、新検見川駅前から続く道路上に案内標識が建つと大きな宣伝になるのかも知れません。
投稿: まさやん@埼玉 | 2009年8月17日 (月) 10時10分
まさやんさん
>今夏、四国を旅行しましたが、途中で「セカチュー」のロケに使わ
>れた港の近辺を走ったのですが、
>国道上には、「『世界の中心で、愛を叫ぶ』のロケに使われた港」
>という道路標識が建てられていました。
「セカチュー」の映画の方でしょうか?
テレビ版はみていないのですが、映画版の港町は雰囲気がよかったですね。小説は××なレベルでしたけど。
先輩がその仕掛人なのですが。
碑ではなく、標識なんですね。
そういうものがひとつあるだけで、世の中の見方が変わりますよね。
>公の機関が設置したことで、ハクが付きますよね。
>検見川送信所も、地元の意向次第ですが、新検見川駅前から続く
>道路上に案内標識が建つと大きな宣伝になるのかも知れません。
確かに、そういうものがあると違いますね。
史跡散歩地図も一応、あることだし。
投稿: 久住コウ | 2009年8月17日 (月) 20時17分