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2009年9月23日 (水)

会社にビジョンがないなら、自分たちが持つ

久々の更新となりました。このところ、忙しく、シルバーウイークもあまり関係なし。久々の更新となると、何を書くべきか、迷うところです。

最近の多忙の最大の理由は労働組合です。

僕の所属する組合は9月が年度代わり。上旬に定期大会が開かれ、今期は3期務めた本部委員長をはじめ、長年中心的な存在だった東西支部の委員長が入れ替え。僕は本部書記長として続投することになりました。
4役以下の執行委員も入れ替わり、まったくの新体制でのスタート。自然と、僕がやるべきことが増えています。

先日、大阪で行った会議は5時間。そのための資料作りをやり、このシルバーウイークの間は年末のボーナス闘争の準備です。さらに、2つほど大きな諸問題を抱えていて、日々、会社との交渉にも臨んでいます。

父からは「書記長といったら、組合貴族か? 昔は組合幹部といえば、銀座で豪遊してもんだ」とからかわれました。高度成長期は、そんな組合もたくさんあったのかもしれません。

しかし、今は100年に1度といわれる不況、それに加え、どの産業も構造が大きく変化しています。高度経済成長期やバブル期のように、黙っていても、賃金があがることはありません。

僕ら労働者は将来に不安を抱えています。

それは会社に将来が見えないからです。だから、僕らは経済交渉の度に、会社側に将来へのビジョンを示せ、と要求するのですが、はっきりとしたものは示されません。そして、さらに不安を覚えます。

しかし、こう考えました。会社にビジョンが見えないならば、僕ら労働者側がビジョンを持つしかない。書記長ラストイヤーになる今期は、組合として何をどう取り組むのか、より具体的なビジョンを提示することにしました。

組合が会社に先んじて、インターネットを積極的に活用します。人件費に手をつけないで済むような経費節減策も、組合自らが実践し、見える形で会社側に提案していきます。

組合改革としては、分業化を進めていきます。組合活動は執行部に任せるものではありません。そもそも、組合というのは組合員一人一人が主役なのです。分業化と情報の速やかな公開を実現することで、組合員のみなさんが参加できる環境作りを目指します。

賃金交渉は厳しいでしょうが、それでも、「チェンジ」を実感できるような1年にするつもりです。

会社や業種は違っても、誰もが同じような思いを持っているはずです。労働者のみなさん、頑張りましょうね。

【関連記事】
2007年12月 6日 (木)
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コメント

僕も最近つとに感じているのが、従来のモノの価値がどんどん希薄化していることです。

久住さんの業界も世界的にパラダイム・シフトが起きているように聞いています。
もはや情報はネットで無償に仕入れられる時代になりました。Google等、検索大手の功罪ですね。

僕の勤めている業種・業界も、ネット社会に脅かされています。

有料が当たり前だった高速道路を、政府が進んで無料化しようというご時世ですから、
モノの価値に対するパラダイム・シフトは起きるべくして起きているわけです。

しかし、このような時代になったとしても、「お金を出してでも良いから欲しい」と言われるわービスなりモノなりがあるはずで、われわれ企業人はそれを追い求めなきゃいけないわけですね。

お互い、頑張りましょう!

投稿: まさやん@埼玉 | 2009年9月24日 (木) 12時21分

企業のビジョンを会社任せにせず社員自らが提案していくことは、とても大切なことだと思います。

能力や成果に応じて給与を決めるのか?それとも年功序列?まぁ、そのいいとこ取りがいいように思うのですが、個人的には上がる一方で下がることが無いという賃金体系には疑問があります。

所得が下がっても働き続けられる・・・そんな選択があってもいいのかな?と。多様性を持った形にして行かないと、企業も、そしてそこで働く従業員も永続的な発展という真の目的を達成できないのでは?と最近考えています。

組合活動とは少し逆行しちゃいますかね?

投稿: しぇるぽ | 2009年9月25日 (金) 21時42分

>まさやんさん

>僕も最近つとに感じているのが、従来のモノの価値がどんどん希薄
>化していることです。

同感です。

>もはや情報はネットで無償に仕入れられる時代になりまし
>た。Google等、検索大手の功罪ですね。

既存の情報産業の経営者の危機意識も薄かったと思います。いくらでも、手は打てたんだと思います。

>有料が当たり前だった高速道路を、政府が進んで無料化しようと
>いうご時世ですから、
>モノの価値に対するパラダイム・シフトは起きるべくして起きて
>いるわけです。

話はずれますが、高速道路の無料化論議は、違和感を覚えています。公団のやり方はいけないと思いますが、受益者負担は原理原則だと思うのです。公平な社会というのは、そういうものだと思います。

>しかし、このような時代になったとしても、「お金を出してでも良
>いから欲しい」と言われるサービスなりモノなりがあるはずで、わ
>れわれ企業人はそれを追い求めなきゃいけないわけですね。

そうですね。

がんばりましょう!

投稿: 久住コウ | 2009年9月28日 (月) 10時50分

>しぇるぽさん

>能力や成果に応じて給与を決めるのか?それとも年功序列?まぁ、
>そのいいとこ取りがいいように思うのですが、個人的には上がる
>一方で下がることが無いという賃金体系には疑問があります。

我が社においては、そんなことはないと思います。ほかも同様ではないでしょうか。業務怠慢により、会社の信用を傷つけたと判断されるときは減給という処分があります。

>所得が下がっても働き続けられる・・・そんな選択があってもいい
>のかな?と。多様性を持った形にして行かないと、企業も、そして
>そこで働く従業員も永続的な発展という真の目的を達成できないの
>では?と最近考えています。

おそらく、ワーキングシェアという考え方について言及されているのだと思います。欧米では既に取り入れられている考え方ですが、日本ですんなり取り入れられるかというと、やや事情が違うところもあるようです。

>組合活動とは少し逆行しちゃいますかね?

組合活動の本意は「雇用を守る」「生活を守る」「生活の向上」にあるかと思います。
基本は同一労働、同一賃金というものです。

賃金は労働に対して、支払われるものですから、経営に関わることには左右されないわけです。その責任は経営側が負うべきものです。

前段の部分で、「賃金が下がる」ことがあってもよいというお話がありましたが、労働量が下がることがあれば、賃金が下がることもあるかもしれませんが、それが経営側の都合により、労働量が減るのであれば、その差額分はある程度、補償されなければ、生活の持続ができないでしょう。

経営側はそれだけの金をもらっていますから、当然、応分の責任を負うのは当たり前ではないでしょうか。

投稿: 久住コウ | 2009年9月28日 (月) 11時08分

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