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2010年4月

2010年4月30日 (金)

パナレーサーのオールホワイトのタイヤをロードバイクに装着 新車気分が味わえる? #jitensha

このところ、パンク続きのロードバイク。オールホワイトのタイヤ、リムテープ、それに快晴がそろって、ようやく修理できることになった。

まずはリムテープをホイールから剥がす。マイナスドライバーでひっかけたら、後は簡単。リムテープは2つ購入したが、2本で1個だった。つまり、買いすぎだった。

通勤用のクロスバイク(ジャイアント製)の方が頻繁に使っているが、こちらはなぜかパンク知らず。とはいえ、そろそろ交換の時期だろう。同じく700サイズなので、いずれ交換することにしよう。とはいえ、タイヤはトラブルでもない限り、交換したくないものだけど。

新品のタイヤはゴムが固い。プラスティックの工具を使いながら、ホイールの内側に押し込める。この際、チューブを噛まないように気をつけなければいけない。と、分かっていたが、チューブが噛んでいるか否かは外からの確認は難しく、1本思いっきり、かませてしまい、バースト。横1線にナイフで切ったような状態になってしまい、パンク修理も不可能な状態になった。

恥のついでにかくと、後輪も装着中に1か所パンクさせてしまった。こちらは原因不明だが、おそらく劣化が原因ではないか。チューブはよほどのことがない限り、修理して再利用しているが、そろそろ耐久限界を迎えたのだろう。

上の写真は4年使ったリムテープ。はがしてみると、下の写真のように、見事な凹(あるいは凸というべきか)ができていた。ここまで使うと、さすがにパンクの原因となるようだ。

送信者 自転車

オールホワイトのタイヤは以下のもの。物珍しさから購入した。ボディにマッチするか否かは不明だが、印象はぐっと変わるだろうから、新車気分が味わえるだろうというハラ。



パナレーサー ロードタイヤ PASELA BL-オールホワイト(700×23c/700×28c)
メーカー希望小売価格 オープン価格
価格 2,400円 (税込) 送料別

結局、リムテープ、チューブ、タイヤの交換は約2時間かかった。自転車店に持っていけば、訳ないのだろうが、自転車乗りがこれくらい自分で出来ないと情けないものなぁ。

自転車店で、予備のチューブを2本購入し、茂原牡丹園までサイクリング。全ての交換がうまくいったのか、78.98kmの行程もパンクなし。このサイクリングの話は次回書くことにするが、オールホワイトのタイヤを装着した愛車はこんな感じ。

送信者 茂原牡丹園

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2010年4月28日 (水)

いまだ原因不明のロードバイクのパンクはリム打ちの一種か?#jitensha

パンク修理したロードバイクの前輪。翌日には空気がなくなり、ペチャンコになっていた。やれやれ。

パナレーサーのHPによれば、パンクには、釘やガラス片等が刺さる「貫通パンク」、タイヤの空気圧が低く走行中にチューブがタイヤ内で異常に動くことで摩耗しパンクする「擦れパンク」があるという。

走行中に段差などに乗り上げる時に、段差の角とリムとの間にタイヤ内のチューブが挟まれ強い衝撃を受けることで発生するパンクを「リム打ちパンク」という。蛇が噛んだようにハの字に2箇所穴が開く状態になるのが特徴だそうで、パンクの原因の約6割がこのリム打ちパンクと推定されるという。

空気圧が低いと発生しやすいので、推奨内圧を守って空気圧管理をすれば、発生率を抑えることができるのだそうだ。

リムテープのいない状態でも、擬似「リム打ちパンク」が起こるのだろうか? いまだ、はっきりした原因は分からないのだが、前回のエントリーで紹介した通り、リムテープは消耗状態、タイヤも破裂するなど、ある限界点は越えているように思える。

何度もパンクするので、結構めげているのだが、こちらも「限界点」は超えたようで、こうなったら、原因をしっかり突き止め、今後のサイクリングライフに役立てたいというものだ。

タイヤはネットで既に注文済なので、26日(月)に自転車店でリムテープも購入してきた。700サイズ15mmのもの2本。

自転車店に立ち寄って、よくないのは、ついつい他のものを買ってしまうこと。自転車専門店ではなく、「あさひサイクル」という一般的なチェーンなので、そんなに品揃えがよいわけではないのだが、ついつい、こんなものを買ってしまった。「トライバッグ」というもので、ハンドル部分とフレーム部分に固定する小物入れ。iCrew装着時にiPhoneのバッテリーを収納するのによさそうだ。

2010年4月 4日 (日)
iCrewレビュー(1)視認性、装着感に不満、不安あるも、サイクリングが楽しくなる



27(火)、タイヤも到着。天気がよければ、29(木)午前にも修理を完了させ、茂原牡丹園に行ってみようかと思っている。ここは4/17(土)~5/9(日)迄(2010年)という期間限定の庭園だ。

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2010年4月27日 (火)

村上春樹流トラヴェル・ログの付け方 「辺境・近境」より 

旅の手帳をつけている人は少なくない。モレスキンには「インフォブック」という旅専門のポケットノートブックがある。

宿泊先、観光ポイントなどを書き込めるようになっているようだ。僕は使ったことがないが、読み返したら、旅のことばかりが書き込まれている手帳があったら、素敵だろう。

村上春樹氏の「辺境・近境」は「ねじ巻き鳥クロニクル」で舞台になったノモンハンや、アメリカ大陸横断、メキシコなどの海外から、四国への旅、瀬戸内海の無人島での奮戦記など紀行ルポをまとめたもの。

それぞれ興味深かったが、特に目を引いたのは、村上氏のトラヴェルログ術。作家のメモ帳、メモ術ってのは気になる。村上氏はどんな旅行に行っても必ず、トラヴェルログを丹念につけているという。

「僕は人間の記憶というものを−その中でも僕の記憶を−まったくあてにしていないから」というのは、「アメリカ大陸を横断しよう」での記述。

口述を編集者がまとめた、あとがきでもメモ術のことが出てくる。

「旅行しているあいだは、そんなに細かく文字の記録はとりません。その代わりいつも小さいノートをポケットに持っていて、その都度ヘッドラインみたいなものをそこに書き込んでいくんです」

前述の「丹念に」という表現とは矛盾するようにも思えるが、こういうことだ。「日にち」「場所の名前」「いろんな数字」は忘れると困るから丹念にメモをする。

細かい記述や描写は書き込まない。カメラも使わない。自分自身がカメラ、録音機になるそうで、感性を大事にする作家らしいメモ術という感じがした。

しかし、小さいノートって、何を使っているんだろう?モレスキンだったりして。

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2010年4月25日 (日)

モレスキンに合う筆記具は何か? ラミーアルスターがあるスター #moleskinejp

モレスキンを買うと、ちょっと筆記具にもこだわってみたいな、と思ってしまう。そうだ、この際、万年筆を! と思って、ネット検索すると、とにかく値段が高いことに驚くはず。

ちょっとかっこいいなあと思ったのは1万以上。10万円を超えるものも少なくない。

モレスキンはクリーム色の紙が実にいい感じだが、ローラーボールペンのインクは裏写りすることもある。

モレスキンに合う万年筆は何か?

これには、ほとんどのユーザーが試行錯誤しているようで、ネットでも、「ラミーのアルスターがいい」とか、「ペリカンのブルーブラックなら裏写りしない」と書かれている。

ちなみに、紙質ではロディアがいい。ペンを選ばず、である。メモ用には#11に革カバー付きで使っている。胸ポケットに入れて、思いついたことをただ書き、後で整理する。少し大きめの#12もオススメ。

さて、万年筆の話に戻る。こんなに高くては手が届かないと思っていた人も、独メーカー、「ラミー」の万年筆はオススメだ。

万年筆だけじゃなくて、ボールペンやシャープペンもセンスがよい。モレスキン・ファンにも、ラミー好きは多い。

アルスターというラインはアルミ製で丈夫。デザインもよし。

最初に買ったのは、シルバーで、ペン先はEF(極細)。グリップの辺りに角があって、強制的に正しくペンが握れるようになっている。これなら、ハシの持ち方、ペンの握りが変だと言われる僕でも大丈夫。ヨーロッパのペン先は日本製のペン先よりも太いと言われるが、アルスターはそれなりに細い。

色のラインナップも豊富。ペン先はF(細字)、M(中字)とあり、この際、全部そろえてみようかと、いう気にもさせられるのだ。

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2010年4月24日 (土)

使用歴4年、ロードバイクのパンクの原因はリムテープの劣化か?  #jitensha

絶好のサイクリング日和。

ところが、ロードバイクのKHSは前輪が、折りたたみのBD-1は後輪がパンク。これを直さないとどうにもならない。

BD-1もクイックリリース式なので、ホイールは難なく外れる。タイヤはまだへたっていないせいか、きっちりはまっていて、タイヤ外しがないと、取れなかった。

この記事でも触れているが、このところパンク&修理の繰り返し。おかげで、パンク修理の手順は覚えたのだが、腕前が一向に上がらない。

パンク修理が終わった瞬間に、タイヤがプチューと切ない音を立てる。

問題はロードバイクの方だ。何度、ゴムパッチで補修しただろうか。チューブによっては3箇所修理したものもある。もちろん、チューブに空気をいれて、穴あきがないかどうかはチェックしている。ロードバイクの適正値まで入れたところで、抜けてしまうのだ。再度、見てみると、新たな穴ができていた。

タイヤの内側にも、リムテープの側にも異物はない。思い当たるのは、チューブに出来たイボのような形だろうか。

原因は、このリムテープじゃないか。左写真のように凹部分が出来ている。この部分にチューブがのめり込む。その結果、脱腸みたいな状態になって、凸となった部分が薄く伸ばされ、擦れて弱くなった部分が切れたのではないか。

このロードバイクは06年4月に購入。以来、パンクしたチューブ以外は一切、交換していない。リムテープの寿命なのかもしれないなぁ。

乗り方にもよるだろうけど、ネットで情報収集していると、リムテープの寿命は1年くらいのようだ。写真のように凹ができてしまったら、要交換ということらしい。

2006年4月13日 (木)
KHS CX100納車 墨田区〜千葉

なんとなく、原因はつかめたのだけど、そんな最中、「バン!」と銃声のような音が。もしやと思って、ロードバイクを見ると、後輪のタイヤがバーストしていた。そして、またもや、シューという情けない音を立てた。

このパンクの仕方がすごい。正真正銘の「バースト」だ。タイヤの内部からはじけて、タイヤの内側部分が表にむき出しになっている。こんなことは初めて。タイヤも相当、弱っているんだろうなぁ。

あまりにパンクが続くので、なんかの呪いか? とさえ思ったし(笑)、周囲からは「自転車小屋のお祓いを」と勧められたが、原因はリムテープと、タイヤの経年変化なんだろう。

救いとしては、パンクが外で連発しなかったことか。サイクリング中のパンクは結構、めげる。<実は先日の八千代~吉高の大桜のサイクリングでも、帰り道、パンクした>

タイヤに関しては楽天で以下の商品を購入。気分を変えて、オールホワイトにしてみた。自転車にマッチするかは不明。

リムテープはサイズを確認して、近くの自転車店で購入かなぁ。というわけで、しばらく、ロードバイクでのサイクリングはお預けだ。



パナレーサー ロードタイヤ PASELA BL-オールホワイト(700×23c/700×28c)
メーカー希望小売価格 オープン価格
価格 2,400円 (税込) 送料別

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2010年4月21日 (水)

「Gmail仕事術」(樺沢紫苑)★★★★ Gmail初心者は目からウロコ 使いこなしている人は確認の意味で 案外知らない機能があるものだ

著者の樺沢紫苑さんは本業は精神科医であり、映画評論でも活躍。人気メールマガジンの発行人でもある。メールの達人を自負する樺沢さんがメール術を披露している。Gmailを使っていない人、どうやって使えばいいのか分からない人にはよい参考書になるだろう。

Gメールを使っていない人は非常にもったいない。迷惑メールのフィルタリング機能が強力で、しかも、無料のサービスだからだ。

迷惑メールというのはストレスの原因であり、仕事をする上でも,効率を悪くする。

樺沢さんは「迷惑メールは削除するな」という。

僕も迷惑メールはよほどのことがない限り、削除はしない。やりだすと、キリがないので時間の無駄だからだ。迷惑メールはよほど貯めこまない限りはメールボックスが溢れ出すことはない。ただ、「迷惑メールを報告」というボタンを押せば、効率化が図れる、とある。

樺沢さんによれば、迷惑メールには3大原則がある。

(1)迷惑メールは絶対に解除してはいけない
(2)絶対にクリックしてはいけない
(3)開封してはいけない

逆に言えば、Gメールのフィルタリングさえしておけば、大丈夫ということだ。

迷惑メールのフィルタリングに役に立つのは連絡先を強化すること。既存の連絡先をインポートしたり、Gmailアカウントから相手に送信すれば、迷惑メールフォルダにまぎれることはない。ここもポイント。

迷惑メールが世の中にあふれている現状を考えれば、相手に自分のメールを認識させることが大事になる。最も優れたメールは件名だけで、メール内容が理解できる、というものだという。

「できれば、『差出人』を見なくても、あなたからのメールだとわかることが望ましい」

樺沢さんはGメールとメールソフトを二刀流で使っているというが、僕はメールソフトは使わず、Gメール一本。システムは簡略化した方がいいというのが持論だが、樺沢さんも書いているようにネット環境や受信するメール数や数によって変わるので一概には言えない。

「Gmail Lab」の活用も勧めている。「Lab」とはGmailの実験室みたいなもの。正式版には至らない機能を試験的に運用している。今、自分のLab設定をみると、9個の機能をオンにしていた。ここは半分、好奇心みたいなもので、新機能の一端を垣間見られて面白いかも。

Labの実用例としては、テンプレートを「下書き」に入れておく、というものがある。「返信定型文」という機能があり、返信すると、「いつもお世話になっております」などの定型文が呼び出せる仕組みになっている。これは複数の署名を使う時にも使える。

定型文は単語登録を使うといい、とあるが、「Google日本語」では、ある程度、文字を打つと、長い定型文が出てくるので、まあいいかという気もする。単語登録した文字が何かを覚えておく方が面倒くさいかも(あくまでも自分の場合)。

樺沢さんは「2分で返信できるメールは今すぐ返信する」と勧める。

これは元々はデビッド・アレン著「ストレスフリーの仕事術」で提唱されているものだ。これも良書であり、Gmail仕事術と合わせて読むとよい。

2009年1月13日 (火)
iPodTouch、iPhoneでGTDを実行する 「ストレスフリーの仕事術」

Gmailは概念に慣れるまで、少し苦労するかもしれない。返信に返信をしていくと、スレッドという形でたまっていく。これはこれで非常に便利なんだけど、膨らみすぎるのは注意という。僕は結構、ふくらませてしまうが、幾十にもなると、見にくいのは確か。「相互に2、3往復したら、新しい件名に変えてメールを出す。これを習慣化すべきです」

Gmailのスター機能は重要なメールの見逃し防止に役に立つ。Labにはこの機能を越える、「スーパースター」というのがある(気がつかなかった)。既存の黄色以外に5種の色とアイコンが使えるのだそうだ。しかし、あまり多用すると、意味がないだろうが、後2種類くらい増やすと、仕事別に分けられそうだ。早速、使ってみたい。

同書ではGmailの使い方にとどまらず、グーグル機能の使い方にも言及。情報収集の方法として、アラート、カレンダー、iGoogleなども取り上げられている。この辺も参考になるだろう。

ブラウザの高速実験も報告されている。Gmailの表示速度で比較すると、IE7が112秒、FireFox3が55・8秒、グーグルクロームが34・9秒。圧倒的にクロームが速い。僕も普通はクロームが多いけど、正直一長一短かな。

以上、自分が気になった箇所だけ、ピックアップした。僕は既にGメールを使い、複数のアカウントを一つにまとめ読みしているが、Gmail初心者にとっては目からウロコかもしれない。使いこなしている人は確認の意味でどうぞ。使いこなしているつもりでも、案外使っていない機能はあるものだ。

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2010年4月19日 (月)

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」★★★★ 発想の妙とパッケージの勝利 #moshidora

新刊ラジオ @sinkanjp というPodcastを愛聴している。ビジネス書を中心に新刊書を紹介するというもの。「耳で立ち読み」というのがキャッチフレーズ。徒歩移動の際に聴くのにうってつけなのだ。

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」はそこで紹介された一冊だ。

スタンリー・キューブリック監督の映画『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』よりは短いけど、正式題名が未だに覚えられない。通称「もしドラ」と呼ばれている。

高校野球部の女子マネジャーが、マネジャーとしての勉強をしたいと思い、書店で店員に勧められるがままにピーター・F・ドラッカーの「マネジメント」を購入し、同書を参考書に甲子園を目指す、というストーリー。

書店の売上上位にランクイン。「週刊ダイヤモンド」(4/17)によれば、既に38万部以上を売り上げているという。アニメオタクの人が好みそうなライトノベルな表紙に抵抗感がある、という人もいるだろうが、この表紙こそが普段はビジネス書を手にしない読者層まで広げた。物語は発想の妙であり、パッケージの勝利だといっていい。

かくいう僕も、あの表紙は恥ずかしかったけど、ブックカバーをかぶせてしまえば、関係がない。その点は出版社側が戦略的に作られているように思える。

時間にして約2時間半、あっという間に読み切ってしまった。読みやすく、面白い。最後の方は涙を拭いながら読むことになる、とは。経営とは感動なのだ、と気付かされる。

ストーリーはいきなり本筋から入る。読者は題名にひかれて買っているわけで、青春学園ドラマを延々やれても、飽きてしまう。

高校野球部の女子マネジャーがドラッカーを読みながら、マネジメントについて考えているという光景も、想像するだけでいじらしいし、面白い。

ドラッカーの著書は企業人を想定して書かれたものだが、個人の生き方にも通じるとして広く読まれている。しかし、その思想、言葉が非営利団体である高校野球部に通用するのか? ドラッカーは「マネジメント」の冒頭で、「顧客は誰かの問いこそ、個々の企業の使命を定義する上で最も重要な問題」と書いている。

ヒロインは、「高校野球部の顧客とは誰か?」を真剣に考える。そもそも、企業でもない高校野球部に顧客がいるのか?おそらく、作者も一番、悩んだのではないか?数あるドラッカーの名言の中でも「顧客」の定義こそ難しく、大切だということが気付かされる。

展開のテンポはよくて、グイグイ引き込まれる。肝心の野球部員の書き込みは足りない気もするが、読者もそんなに知りたいとも思わないのかも。最後の展開の予測はつくが、発想が変化球だけに、見事に直球を投げ込まれた感じだ。

作者、岩崎夏海さんは1968年生まれ。AKB48の企画などに携わっていたそうで、主人公のモデルはメンバー、「峰岸みなみ」という。野球部員はややおざなりだが、ヒロインがイキイキと描かれているのはそういうことか。

高校野球部に「マネジメント」が使えるということは、なんでも応用できるってこと。「もしドラ」の「高校野球の女子マネージャー」の部分はいろんな誰かに当てはめて考えられそうだ。

今度は本家ドラッカーを読もうってと思う一冊だ。

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2010年4月18日 (日)

ライトオンした「太陽の塔」と「光の教会」を見に行く 大阪万博から40年。「進歩と調和」を考える?

3か月に1回ペースで大阪に出張に行くのだけど、大抵は東京にとんぼ返りになってしまう。今回、時間があったので、延泊して、プライベートに当てることにした。

そうだ、「太陽の塔」を見に行こう。

以前から興味があった。「太陽の塔」は言わずと知れた岡本太郎の代表作で、1970年の大阪万博のシンボル的な存在である。

万博のテーマは「進歩と調和」。しかし、その意図は岡本の反逆であったことは以下のエントリーでも触れている。

2010年2月 9日 (火)
「岡本太郎 『太陽の塔』と最後の闘い」(平野暁臣)★★★★

岡本太郎は太陽の塔製作について、こんなことを言っている。

「EXPO'70=進歩と調和だというわけで、テクノロジーを駆使してピカピカチャカチャカ。モダニズムが会場にあふれていることは目に見えている。それに対して、ガツーンとまったく反対のもの、太古の昔から、どんとそこにはえていたんじゃないか、と思われるような、そして、周囲とまったく調和しない、そういうものを突きつける必要があったんだ」

岡本は進歩と調和というが、人類はちっとも進歩なんかしてしてないし、調和だってなされていない。相変わらず世界中では戦争だって、起こっているじゃないか、と思ったようだ。

その進歩の象徴のひとつである、大阪モノレール「万博記念公園駅」で降りると、太陽の塔が見えた。ハンパなく大きな塔だ。近づけば、近づくほど大きさを実感する。

岡本の反逆を表現するには、ちょっとぐらい大きいだけではダメだったようだ。ベラボーな大きさのプリミティブな像が欲しかったのだろう。コミック「20世紀少年」では、この太陽の塔が動いて、町を破壊するシーンが出てくる。地面にどっしりと立っているが、今にも動き出しそうなポーズを取っている。

送信者 太陽の塔

カメラはGR DIGITAL II。今回撮影した「太陽の塔」の写真はこちら

真ん中にある顔は口を尖らせて、なんか拗ねたような、というか、しょぼくれたような表情だ。大屋根広場を突き破って、こんな顔が下を向いていたのかと思うと、ものすごい皮肉じゃないか。岡本太郎はすごいブラックジョークを真剣にやり遂げたのだ。

今年は大阪万博40年にあたる。3月27日には一番上の黄金の顔の目にライトが入れられたことが話題になった。万博中は運輸省から特別な許可を得て、強い光を放つクセノン投光器がついていた。写真を見ると、光の筋がつくほどの強力なものだ。

終了後には消されたわけだが、近くには伊丹空港があり、管制塔の光と間違われる可能性があったからだという。万博中はそんなアクシデントもなかったわけだから、間違う可能性はほとんどないじゃないか、とも思うが、「空の安全のため」と言われれば、仕方ないのかもしれない。

今回ライトがつけられたのは40周年ということもあるが、LEDによって、環境に負荷をかけずに、管制塔のライトとは別質の弱い光を出せるようになったことが大きいようだ。LEDにおいては「進歩と調和」が実現されたということだろうか。塔全体のライトアップにあわせて、目のライトも午後11時まで点灯されるという。

大阪万博のことを知りたかったら、公園内にある「EXPO'70パビリオン」を見に行けば、よい。ここは元々、前川國男設計した「鉄鋼館」である。

送信者 EXPO'70パビリオン

万博の記録映像の上映と記念品が展示されている。映像を見る限り、周囲は未開発の土地で、そこを造成して、無数のパビリオンが建てられた。そして、そのほとんどがわずか半年のうちに解体された。1970年が大量消費社会であったことを体現している。

跡地はその後、再開発計画によって、公園とされ、自生する森を目指して、植樹が行われた。公園内には芝生があり、各種の植物が植えられ、その意図通りに森として再生しつつある、という。これは21世紀的な考え方で、巨大な実験場とも言えるのだろう。

午後は「国立民族学博物館」を訪ねた。ここは万博終了後の跡地利用計画の中で生まれた建物で、万博の開催の際に蒐集された世界中の生活用品、仮面、宗教の像、楽器などを展示されている。万博の常設展みたいなものか。希望すれば、ガイド機器も無料レンタルしてくれる。ガイド機器はPS2を利用したもので、展示番号と合わせて、音声、映像、研究員による解説が聴ける仕組み。こんな利用法もあるんだ、と感心した。

博物館はちょうど音楽展示と言語展示が新しくなったばかりで、週末には講演など各種イベントも開催されている。本気で見ると、ゆうに1日は費やせるだろう。僕は休憩などを含めて、3時間半くらいいたらしい。日本庭園には行く時間がなかった。

次に目指したのは安藤忠雄設計の「光の教会」だ。吹田市といえば、茨木市は隣ではないか、と思い出したわけである。iPhoneで検索すると、最寄り駅「阪大病院前」から徒歩で行けると分かった。

ホームページによれば、2010年4月から牧師館の工事が始まり、見学は制限されているらしい。ここは安藤忠雄の代表作ともされているし、本などでも紹介されているから、「見学したい」という人が後を絶たないのだろう。それでも、外観くらいは見られるだろうというハラだ。

大阪モノレール「阪大病院前」から歩いて約10分、「光の教会」はあった。閑静な住宅地にある、とは聞いていたが、想像以上に静かな町だった。

電柱広告に「茨木春日丘教会」とあるくらいで、「安藤忠雄設計の有名建築はこちら」といった雰囲気ではない。実際、建物も安藤の特徴的なコンクリート建築ではあるが、一見、箱みたいな建物で、周囲は緑に覆われている。その特徴である礼拝堂の「十字の窓」も外からは非常にさり気ない。

入り口には「見学者の方々へ 本日は教会内行事のため一般の方々の見学はご遠慮いただいています。次回お越しの際には、事前に電話連絡をお願いします」というお知らせが出ていた。

教会では礼拝が行われる日曜午後などに見学を受けつけているが、その他の日は事前連絡が必要とのことだ。内部見学は叶わなかったが、「低コスト、周囲との調和」という安藤忠雄の意図は感じることができた。

送信者 光の教会(安藤忠雄)

「光の教会」については過去エントリーを読んでいただきたい。今回撮影した外観の写真はこちら

2009年4月12日 (日)
「光の教会―安藤忠雄の現場」(平松剛)★★★★

ちょうど夕刻になるとしていたので、どうせなら太陽の塔のライトオンを見に行こうと思った。万博公園桜まつりの期間中(3/27~4/11)までは午後9時まで開園だったが、今はなかには入れないので、正面ゲートから見るしかない。

午後6時すぎ、日没。日が落ちる時間帯はマジックアワーと呼ばれる。地平線に太陽が沈んでも、うっすら光が残り、空の一部が赤や青に染まる。1日のうちで最も光の変化が激しく、美しいと呼ばれる時間帯である。

太陽の塔は午後6時すぎ、ライトアップされ、黄金の顔の両目から光が放たれた。昼間は中央にある第2の顔に目が行くが、光が出ると、今度は黄金の顔に視線が移る。もう一つの顔が突然、現れたようだ。

送信者 太陽の塔

これも岡本太郎の意図であろう、光を得た目は遠くを見透かしているようにも見える。ウルトラマンを迎え撃つ怪獣のようとも表現される人もいたが、なんか「エレキング」にも似ているよね。

存在感は抜群で、調和なんか無視した原始的な形状の異物である。僕は日が完全に落ちるまでの間、この怪物に睨まれて、動けなかったのである。

太陽の塔絡みでは、挙式プラン「太陽の塔Wedding」(9/19、9/20)というのもがある。太陽の塔の前で挙げる世界に一つだけの挙式だそうだ。なかなかぶっ飛んだ企画じゃないか?

今回の旅の道中は以下で見ることができる。

万博記念公園~光の教会


Map your trip with EveryTrail

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2010年4月17日 (土)

ロディアの使い方 ロディアにメモして頭を空っぽにする 活用術のあれこれ #bungu

ロディア1

ロディアはフランス製のメモパッド。オレンジの表紙が目印。開くと、筆記具を選ばない良質の紙に、紫色の5mm方眼が刻まれている。過去のブログエントリーからピックアップした自分なりの活用術を紹介したい。

とっさのメモ。連絡先や待ち合わせ時間など。後は読書のお供にいい。本を読んでいると、文脈とは関係のないことが、連想ゲームのよう出てきます。こうなると、ポストイットだけではことが足りない。とにかく、書いて忘れる。そして、書き終わったら、ミシン線に沿って、ピリッ。この「切る作業」が気持ちいい。ただ、この切ったメモの行き先が問題。モレスキンが手元にあれば、後ろのポケットに収納できますが、モレスキンを使いたくないから、ロディアを使っている。

僕にとってのロディアは脳とノートブック「モレスキン」の間にあるバッファのような存在だ。脳からアウトプットし、取りあえずアイデアを貯めておく。

こちらがモレスキン スクエア。

特に重宝するのは移動の時。手帳をポケットに入れるのも、かったるいときはロディア#11だけ服に突っ込んでおく。

アイデアややるべきことを思いついたり、電話を受けた時はすばやくメモ。殴り書きしたメモは、すぐにメインの手帳に転記するのがベストだが、忙しい時はそうもいかない。

メモに日付を書く人は多いが、さらに書いた場所を走り書きしておくと、便利。なぜメモしたのかを思い出すきっかけとなる。

メモは一項目に付き表一枚がよい。理由は裏に書くと、見逃しやすいから。それに、テープ糊でそのままノートに貼ることが出来る。逆に言えば、すぐに用件が片付く、どうでも良いことは裏に書くべき。ロディアはメモパッドとは言え、結構、高いのでもったいない。

テープ糊は「しっかり貼る」「貼ってはがせる」の二種類がありますので、必要に応じて選ぶのがいい。

すぐに実行すること以外はピリッと切って、後ろのポケットに入れる。そして、中身はとりあえず忘れる。そうすることで、脳が身軽になる。

●ロディアにポケットを

胸ポケットあるシャツを着ているときはロディアを入れる。

以前は#12を革カバー付で使っていましたが、ワイシャツの胸ポケットに入れているのは#11。7.4×10.5cm。数あるロディアの中でも最小のもの。革カバーも使わず、ハダカのまま。少し使ったくらいがちょうどいい。軽くなるので、ポケットがダラリとすることもない。

ロディア1

そうだ、ロディアにポケットがあれば、最高なのに。

そんなアイデア自体をロディアにメモする。

早速、作ってみた。用意するのは100円ショップで売っているビニール製のカードケース。それをロディアの背表紙に合わせて、カットしていく。ビニールケースとロディアのボール紙むき出し部分を両面テープで接着。ちょうどよく入れるには、ビニールケースに合わせて、カットするのがコツ。何度か、やり直したので、ちょっと汚くなってしまいました。

ロディア2

表紙をビニールケースに挟めば、常時、”戦闘態勢”。どんなアイデアが浮かんでも大丈夫。書き終わった紙は、このビニールケースに突っ込む。落ち着いたら、喫茶店などでモレスキンに転記する。

ロディア3

100円ショップのビニールケース活用はモレスキンでも取り上げた。

過去ブログ「モールスキンに2つ目のポケットを」を見てください。

ロディアはこちらから購入できる。

●ロディアにピッタリなペンは?

快適なメモには快適なペンが必要だあ。強力に裏抜けすることから、モレスキンの紙質には合わない気がすると書いたローラーボールペンのラミー スイフト(税別4900円〜)だが、ロディアにはピッタリだ。

ロディア3

ティポで書いたメモ

僕は同じリフィールを使っているラミー ティポ(1181円〜)を使っているが、電車の中や立ったままなど不安定な筆記状態でもスイスイ。このなめらかさはクセになる。ローラーボールは紙を選びますが、インクフローがよいので、使い方によっては威力を発揮する。

同じモレスキンでも、厚い画用紙を使っているスケッチにはよいかも。

万年筆感覚の水性ボールペン、ONLINEペンも持っていますが、メモ書きには少し重かった…。

RHODIA(ロディア)ポールスミスforロディアNo16 10冊パック
ロディアのブロックメモも愛用しています。オレンジ色のカバーがかっこいい。

●友人のプレゼントにもよい

立て続けに友人のバースデイがあった。そのプレゼントに使っているのが、ロディアのメモカバー#11(2800円)。


ロディア/RHODIA No.11専用イタリアンレザーカバー 【文房具ならワキ文具】

これにプレゼント相手の名前を入れて(500円)送っている。

値段は3000円台。高くはないのですが、友人には喜ばれた。僕も文具には名前を入れているが、そうすることによって、愛着がわく。特別な逸品に変わるというわけだ。

スリップオンではいろんなタイプのメモカバーを取り扱っている。


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2010年4月16日 (金)

05年7月のアマゾンでのモレスキン購入記 モレスキンがモレスキンだった頃 #moleskine #moleskinejp

友人のしぇるぽさんが僕が勧めたポケットサイズの方眼タイプを購入した、という。



以前、楽天ブログで記事を書いていたので、当時は「アマゾン」を「南米」と表記するなど半ば、遠慮がちに購入記を書いているが、05年7月~8月の過去記事をまとめてみよう。

たかだか5年前の記事だが、「モレスキン」は「モールスキン」と呼ばれており、当時はモレスキンブームの序章といった状態だったのだろう。日本のアマゾンでの取り扱いも一般的ではなかったことが分かる。いまでは簡単にアマゾンで安いモレスキンが購入することができる。文末に方眼タイプの取り扱いがない、と書いたが、今ではこれも購入できる。

以下は05年の時点の記事であり、当時、「モレスキン」は「モールスキン」と呼ぶのが一般的だった。表記は「モールスキン」のままとした。

以下05年8月16日のエントリー。


モールスキンのいくつかの商品はアマゾンで買えるが、手元に届くまでは時間がかかるようだ。

7月27日のエントリーで
1 点 Moleskine Plain Notebook Classic
1 点 Moleskine Reporter, 13x21, kariert
1 点 Moleskine Ruled Notebook
1 点 Moleskine Plain Notebook Large
の4点を注文した、と書いたが

8月12日になって、以下のメールが届いた。

Unknown (著) "Moleskine Ruled Notebook" [ハードカバー]
商品の発送が4~6週間ほど遅れます。

"Moleskine Plain Notebook Classic" [ハードカバー]
商品の発送が4~6週間ほど遅れます。


それにしても、すごい遅れ。この分だと、手元に届くのは来月か再来月になってしまう。

以前、アマゾンで輸入盤のレアCDを注文したとき、到着遅れの連絡の末、とうとうキャンセルになったという経緯もあった。今回は来年のダイアリーが届く頃には手元に届くとは思うのだが。

しかし、8月16日になって、その4点のすべてを発送したとのメールが届いた。ナゾだ。

どうも安定供給という感じではないので、急ぎの人にはオススメできないが、とにかく安く購入したい、という方にはいいかも。

amazon MOLESKINE

ポケットサイズ ルールド 739円
ポケットサイズ プレーン(白紙)739円
ラージサイズ プレーン 887円
ラージサイズ レポーター(方眼)1678円

計 4043円

通常はポケットサイズが1600円、ラージサイズが2500円。ラージサイズのプレーンはかなりお買い得だ。

この値段で本当に本物のモールスキンかと疑いましたが、正真正銘の本物。アマゾンはいつから取り扱っていたのだろう? 以前に見たときはマーケットプレイスでの取り扱いだけだったのに…。 

唯一、残念なのは、愛用のラージとポケットの方眼タイプを扱っていないこと。ぜひ入荷していただきたい(2005/8/16記)。

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2010年4月15日 (木)

iPhoneのGPSアプリ「 #EveryTrail 」を八千代~吉高の大桜間のサイクリングで使ってみた サイクリング後の楽しみが増えること請け合い

「EveryTrail」の簡単な使い方は前回のエントリーで紹介した通り。英語版で一見、手ごわそうだが、それほど難しくはない。

今回は実際にiPhone版のGPSアプリ「EveryTrail Pro」(450円)を使って、サイクリングに繰り出す。

ちなみに、無料版もあって、有料版の違いはCMが出ないことと、動画のアップができないこと以外、よく分からない。動画のアップロードはどうでもいい、という人は無料版で十分かもしれない。BikemateGPSでは無料版はデータのアップロードできなかったので、EveryTrailの方が太っ腹といえる。

2010年4月 5日 (月)
iCrewレビュー(2)サイクルアプリ #BikemateGPS を試してみた。面白いけど、マッシュアップに不具合? 非常に惜しい。バージョンアップに期待だ

EveryTrail ProEveryTrail Pro

目的地は千葉県印西市にある樹齢300年以上と言われるヤマザクラ「吉高の大桜」である。ステーションワゴンにロードバイクを載せ、千葉市内の自宅から、まずは八千代市の八千代ふるさとステーションへ。ここを起点として、吉高の大桜までの往復のサイクリングを楽しもうというものだ。


大きな地図で見る

吉高の大桜については過去エントリーもある。

2010年4月 4日 (日)
吉高の大桜を見に行く

Photo_2まずはアプリを起動する。「Ready To Track a trip」をタップすると、現在位置が表示される。

スタートすると、左上にカメラのアイコンが出てくる。写真が撮りたいと思ったら、これをタップすれば、よい。まずは1枚撮っておこうか。

BikemateGPS(350円)では、サイクルコンピュータのように現在の時速、平均、最高、最低の時速が表示され、マップにも切り替えることができるが、EvveryTrailはマップしか表示できない。同社が開発した別のアプリ「The Bike」(無料)は同様の機能があるが、これはEveryTrailとGPSデータは連動するものの、アプリ自身での切り替えはできない。

実際に実験していないが、「The Bike」を一端終了して、「EveryTrail」を起動させれば、問題ないかと思われる。前述のように不具合さえ、なければ、BikemateGPSの出来に軍配は上がりそうだ。ただ、ネット上にデータをアップした際のインタフェイスは「EveryTrail」の方が多機能であるし、画面の作りも好みかな。この辺は評価が分かれそうなので、なんとも言えない。

もっとも、サイクルコンピュータなら、大抵のサイクリストは既に使っているだろう。こちらの方がリアルタイム表示(GPSの速度は衛星を通じて、なので宿命的に遅れる)だから、スピード関係はサイクルコンピュータに任せ、iPhoneはGPSログ用と割り切れば、いいんじゃないかな。

道中の写真については心が動いた時、iCrewから取り出し、撮影した。それでも、38枚ある。Youtubeとも連動するとあったから、佐倉ふるさと広場では風車が回っている所とアコーディオン演奏風景を短く動画撮影した。

吉高の大桜周辺では電波が微弱になり、エラーメッセージが出て、地図が表示されなくなった。この辺はいかにもソフトバンクだなぁと感じる。ただ、マップ上に線は軌道が表示されていたので、ログ自体には支障がないと判断した。その後、アンテナが立つようになったが、マップの方は表示されず、EverTrailは相変わらず、英語のエラーメッセージを表示する。

iPhoneは1度、電波の微弱地域に入ると、電波を受信しても、うまく3Gが機能しないことがある。これは総武快速の地下鉄部分から地上に出る時に経験済み。しかし、あまりに何度もエラーが表示されるので、一度電源OFFにして、再起動をかけてみた。ログが初期化されるかと心配もしたが、リジュームが効いていて、ログは残っていた。

後からウェブで見て分かったが、マップは3Gを経由してグーグル地図を読み込んでいるが、GPS情報自体は衛星を通じて入手しているので、座標を捉え続けるという仕組みらしい。だから、電波が入らない地域でも、座標を表示続けたらしい。

ともあれ、ログが残っていて、よかった。

ゴール地点の八千代ふるさとステーションに戻ってから、ログを止めて、EveryTrailのサーバーにアップした。動画はYouTubuを使うのだが、後で追加できるだろうから今回はパスした。

BikemateGPSとマッシュアップと違い、アップロード中の作業が表示されるのはいい。「GPSデータをアップ中、38枚の1枚目の写真をアップ中」と英語で表示される。しかし、作業を始めてから後悔した。38枚も写真があると、3Gではえらく時間がかかるのだ。おそらく、30分くらいはかかったのではないか?まずはiPhone内でセーブしてから、Wifi環境でアップロードするのが賢いやり方だろう。

帰宅後、YouTubeのアカウントを取得し、動画をアップ。さらに写真のキャプションなどを修正して出来たのが以下のマップ。実際の物はクリックして、大きな画面で見てもらう方がよいかな。

後からアップした動画だけは順番通りにスライド表示されなかった。写真の表示順は修正することができないようで、それだけは残念だ。

単独でのアプリとしては、BikemateGPSの方がよさそうだが、PCとの統合性をみると、EveryTrailに軍配を上げたい。帰宅後、キャプションなどを加えたら、一生残る旅の記録ができる。見返すと、また、サイクリングをしたいなぁと思ってしまう。

自転車に限らず、あらゆるトレイルを記録できるから、ジョギングや旅の記録なども残すことができる。スキーシーズンにはスキー場の各コースを残すのも楽しいだろう。非公開のプライベートモードにも設定できるから、ご近所ジョグの記録にもいい。

EveryTrailでの記録では散策も含んでいるから、時速10キロと記録されている。サイクルコンピュータでの記録は以下の通り。

Tm:2:11'43
Dst:46.05km
Av:20.9km/h
Max:40km

八千代〜吉高の大桜 from Yachiyo to Yoshitaka-no-Ohsakura Big Cherry blossom


Map your trip with EveryTrail

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2010年4月13日 (火)

タラ・ハントが語る モレスキンの魅力 「モレスキンはウッフィーを増やすソーシャル・キャピタリストソーシャル・キャピタリストである」 #moleskine

「ツイッターノミクス」のタラ・ハントさんと解説の津田大介さんによるトークショーが4月12日、新宿で行われた。

その際、ハントさんが手に持っていたモレスキンのラージサイズが目を引いた。

「モレスキン」(moleskine)はフランス生まれのノートブックのこと。モレ(mole)とはモグラ、スキン(skine)とは革のこと。撥水性の高い丈夫なカバーに包まれたタフなノートは19世紀後半の誕生以来、変わらぬスタイルを保ち、ヘミングウェイ、ブルース・チャトウィン、マチス、ゴッホらに愛された。

「パタゴニア」で知られるチャトウィンは80年代にモレスキンの生産元が倒産した際、パリ中の文具店を探して、買い占めたという話もある

2006年3月25日 (土)
ブルース・チャトウィンは言う。「モレスキンはパスポートよりも大事な”パリ”ノート」 #moleskineJP #moleskine

今や、100円ショップで安いノートが買える時代ではあるが、タフなノートブックはアーチストだけでなく、アイデアを大切にするビジネスパーソンに広く使われている。変化の多い時代において、変わらないノート。この事実こそがモレスキンの魅力を物語っている。

「ツイッターノミクス」でも、iPodなどと合わせて、わくわくさせる商品例として、3ページにもわたって、モレスキンを取り上げている。僕はiPod、iPhone、マックブックプロのユーザーだから、思わずふむふむと頷いてしまう。

2まずは同書でのハントさんのモレスキン評を読んでもらおう。

「今、売られている手帳がヘミングウェイやピカソが使ったのと同じかどうかは、実のところ分からない。それでもここに出てくる文豪や大画家の名前は圧倒的だ。しかも名前で威圧するだけではない。この手帳は本当によく出来ている。平とじで、真ん中まできっちり開く。カバーは手によくなじみ、紙は上質でインクがにじまない。さらに、ちょっととした資料や名刺を入れられるポケット、使用中のページがすぐわかる栞、バッグの中で手帳が開くのを防ぐゴムバンドと…至れり尽くせりだ。こうした工夫が、この手帳を持つ満足感を高めている」

モレスキンはクチコミで広められた商品の代表選手だと、いう。手帳を人前で開くことが多いから会話のきっかけになる。前述のモレスキンをめぐる物語も、会話のきっかけとなり、一人ひとりのモレスキン体験の共有にもつながっている、と指摘する。

ハントさんはモレスキン教が人々に深く根づいているかは関連ウェブサイト数を見れば、分かる、と書く。グーグルサーチによると、モレスキン関連のブログは61万件もヒットする、という。

試しに日本のグーグルで「モレスキン」を検索してみたら、23万4000あった。おそらく、このブログ「モレスキンとめぐる冒険」も含まれる。このブログはそもそもはモレスキンにとりつかれて、始めた文具ブログだった。デジタル時代、あえてアナログな文具を取り上げるのは面白いんじゃないかと思ったわけ。僕がブログを立ち上げた07年当時はモレスキンはニッチな商品であった。しかし、今では普通に使われるノートブックになっている。

それにしても、どうして、これだけモレスキンが受け入れられたのだろう?

ハントさんは社員自身がモレスキンのファンというモレスキン側の姿勢を指摘する。

モレスキンをテーマにしたグループやページはフリッカーやフェイスブックなどにもあり、コミュニティ創出力はハンパない。こうしたファンの声にもこたえ、無料サンプルを配ったり、フォーラムに参加する。コミュニティにおける振る舞いにも評判がよい。08年にはファンサイトである「モレスキナリー」を買い上げ、公式サイトに昇格させた例もある。

恥ずかしくて書けなかったけど、「モレスキナリー」には当ブログのエントリーも取り上げていただいたことがある。

2010年3 月17日 (水)
久住コウのブルース・チャトウィン レビュー

「ツイッターノミクス」は貨幣に変わる新しい存在として、ウッフィーという考え方を紹介している。ウッフィーとは信頼、尊敬といったものだ。モレスキンはそのウッフィーを増やす存在であり、顧客同士をつなぐ仲介役を果たす「ソーシャル・キャタリスト」の商品であると結論づける。

2010年4月 5日 (月)
「ツイッターノミクス」(タラ・ハント)★★★★ ウェブ社会で必要になるのは金ではない、ウッフィーだ。では、ウッフィーとは何?

それは自分の経験を見ても、同じことが言える。ブログでもツイッターでも、モレスキンをきっかけに、リンクを貼ってくれたり、フォローしてくれたり、といったケースも多々ある。

モレスキンのよさはディテールへのこだわり。ハントは「これはクオリティを高める王道である。どんなものでもディテールはある。だから、そこに気配りしたり、ちょっとした工夫をすればいい」という。「ほぼ日手帳」の人気ぶりも、まさにディテールへの配慮の賜物ではないだろうか。

モレスキンについての記事はこちら

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2010年4月12日 (月)

iPhoneでサイクリングが楽しくなる 自転車アプリ #BikeMATEGPS から #EveryTrail へのデータ移植 の方法

iPhoneの自転車アプリ、BikemateGPSの操作性については前回まで、お伝えした通り。(1)マッシュアップ(データアップ)の不具合と(2)データに狂いが出たことが残念だった。このBikemateGPSは正常に動けば、かなりいいアプリなんだけどね。サイクルコンピュータとルートマップを簡単に切り替えで見ることができるアプリはそうそうないようだから。

Photo_2今回、紹介するのは「EveryTrail」というアプリだ。

EveryTrail ProEveryTrail Pro

これも、なかなか評価が高い。自転車に限らず、散歩、旅行、ジョグとあらゆるトレイルを記録できる。逆にいうと、自転車専用ではない。

起動画面は左写真の通り。記録する場合は「Ready to track a trip」をタップすると、現在位置を表示し、「Start Tracking」をクリックするようだ。しかし、アプリ自身については実際に使ってからレポートすることにする。

今回はBikemateGPSのGPXデータ、Picasa、FlickerのデータをEveryTrailに移植できるぞ、というお話。GPXデータはiPhone、GARMIN社ロガーなどでできるGPSデータの基本的な保存ファイル形式のこと。

まずはEveryTrailのホームページにアクセスしよう。すべて英語だが、なんていうことはない。Eメール、ユーザー名、パスワードなど基本的な情報を入力する。登録はすべて無料だ。

(1)まずはGPXファイルを用意する。BikemateGPSを使用し、マッシュアップが済んでいる人なら、自分のEメールアドレスにGPXファイルが届いているはずだ。

(2)例としてはこの記事で使用したGPXデータ(花見川〜新川〜印旛沼)をアップロードする(GARMIN用のデータでも大丈夫)。

(3)次に、写真ファイルをアップロード。自身のPCから、Picasa、Flickerからの移植も可能。iPhoneで撮影した写真は既にGPSデータが入っているので、アップロードをすれば、トレイルの上に置かれることになる。万が一、GPSデータが違っていたら、置き直すことも可能だ。

(4)途中、題名やトレイルの説明、タグの挿入もできるが、後からでもできる。基本的にGPXデータとGPSデータ入りの写真があれば、5分とかからずにできてしまう。僕が使っているPicasaでも、似たような地図は作れるが、トレイルデータとは連動しない。データには高度、時速なども表示され、旅が追体験できる。

以前のサイクリングログといえば、以下のエントリーで書いたような手書き地図だった。

2008年3月29日 (土)
花見川・新川・印旛沼サイクリングコース

それがiPhoneと自転車アプリの組み合わせで簡単に実現できてしまう。BikeMATEGPSのデータではマッシュアップの不具合によって、写真データが抜け落ちてしまったけれど、EveryTrailを使うことによって、以下のような完璧なサイクルログが出来上がった。

花見川〜新川〜印旛沼


Map your trip with EveryTrail

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2010年4月11日 (日)

サイクリング&ツイッターの相性は最高だ。チューブ交換のトラブルも解決、単独サイクリングでも会話を楽しめる

ロードバイクで昨晩(10日)に飲んだ酒を燃やしに行く。先日の健康診断では体重2キロ増かぁ。40歳を超えて、代謝が悪くなっている。悲しいが、事実だ。

ロードバイクは入門用のKHS。06年に墨田区の自転車ショップでなんと4万円台で購入したものだ。

しかし、その前に、後輪のパンク修理をしなければいけない。ところが、前輪もパンク。チューブの交換方法をすっかり忘れている。以下の本を参考にしながら、新品のチューブに取り替えた。

さて、出発。その瞬間、後輪がプシュ~っと音を立てて、抜けていく。おそらく、はめ方が悪かったんだろう。チューブ交換は得意じゃない。これまでも2度ほど失敗しているんだよね。

ツイッターで現状報告をしていると、以下のようなご意見をいただく。

@Crf: 「修理してすぐに抜けちゃった?もしかしてタイヤの方に金属片とか刺さってるんじゃないですか? 」

@wiskij:「 チューブを入れ替えてタイヤを「被せた」後、軽く空気を入れるってのはやってるよね。釈迦に説法とは思うけど。」

@noriosshy: 「慣れですね。昔はチューブレスで楽でしたが割高でした…。ボクも交換にかかる時間が短くなってきました」

ツイッターとサイクリング(ポタリング)。これは相性がいいのではないか。先日のポタリングでも、時折、ツイートすると、反応をいただいた。

僕は単独のサイクリングがほとんどだが、ツイートしながらだと、一人で走っている気がしない。走り終わってからは、「バーチャル花見を楽しみました」と、感謝されたりする。こうして、知恵を借りることもできるのだ。

後輪を2度もパンクさせると、さすがに気持ちもめげて、自転車店に持っていくか、という気にもなったが、みなさんの声を聞き、自力で直すことを決意した。

ロングライドでパンクするというアクシデントはよくあること。慣れておいた方がよい。自転車店で、パンク修理キットなどを購入し、自力での修理を試みた。パンクの原因究明とタイヤの内側の触診は大事。パンク箇所を調べたところ、異物は発見できなかったが、ゴソゴソと取っているうちに異物が落ちたのかもしれない。

3本のチューブは時間がある時に修理して、予備のチューブとして、サドルバッグに常備しておく。まさにリサイクル。サイクルコンピューター、テールライトも電池切れ。

夕方の走行になるので、フロントライトを新たに購入した。以前購入した前輪用の延長ステイがあるので、そこにライトを固定する。

ã�³ã�³ã��ã��ã�ªã��ã��ã�­ã��ã��ï¼�ï¼�ï¼�西武ã�¿ã��ã��ã�§ã��ã... on Twitpic

ハンドル部分はサイクルコンピューター、ベル、iCrewで固定したiPhone、フロントバッグのステイなどが占領。ここしか、装着できない、というわけだ。


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花見川サイクリングコースを東京湾に向かって走る。桜は今が一番見頃かもしれない。汐留橋の幕張寄りのコースは初めて通ったが、桜のトンネルが美しい。散歩している人もたくさんいた。検見川浜では夕日が美しい(posted at 18:02:12)。サイクリングコースを離れ、習志野市(posted at 18:24:13)に到達。折り返し、帰宅( posted at 19:39:39)。

こんなデータもツイッターログで分かる。今回、掲載した写真もtwitPicを利用したものだ。

������������RT @sirius0702: ���... on Twitpic

以下は今回のサイクリングのコース地図。(BikeMATEGPSより)

送信者 2010/04/10 19:35:40

iCrewの装着は今のところ、問題なし。ただ、自転車アプリ「BikeMATEGPS」は短所長所がある。マッシュアップの不具合については報告済みだが、このアプリで撮影した写真がiPhoneの「写真」フォルダに収まらないのは不便。つまり、BikeMateで撮影した写真はほかとは共有できず、ツイッター用の写真は別途用意しなければいけない。

ログもちょっとおかしい。

距離約40km、平均時速31・25kmはおかしい。平均時速31kmも出せるわけがない。サイクルコンピュータによれば、走行距離29.2km、平均時速19.8km、最高時速40.1km、走行時間1:28。この誤差はなんなのだろう? もう少し、いい自転車アプリがあったら、別のを使いたい。さて、それもツイッターで聞いてみるか?

送信者 2010/04/10 19:35:40

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2010年4月 8日 (木)

岩波ブックレット「情報は誰のものか」 沖縄密約事件の西山元記者は言う 「問題意識を持って、多数の資料を収集するなど懸命の努力をして勉強して、あらゆる角度からアプローチしていって、ようやく少し分かってくる。その程度のものなのです」

沖縄「密約文書」訴訟が4月9日、判決を迎える。

以下は共同通信の記事からの引用。

沖縄密約、どう判断 東京地裁が9日判決(共同通信)

 1972年の沖縄返還をめぐり日米両政府が交わしたとされる密約のうち、米軍用地の原状回復費を日本側が肩代わりするとの文書などについて「不存在」を理由に開示しなかったのは不当だとして、元毎日新聞記者西山太吉さん(78)らが国に処分取り消しなどを求めた訴訟の判決が9日、東京地裁で言い渡される。

 吉野文六・元外務省アメリカ局長(91)の法廷証言や、米国立公文書館で発見された密約の存在を示す一連の文書を基に、裁判所が密約の存在などをどう判断するかが最大の注目点。

山崎豊子の「運命の人」のモデルで、同裁判の原告、西山太吉・元毎日新聞記者が参加した岩波ブックレット「情報は誰のものか~沖縄密約事件、北朝鮮報道、メディア規制」は02年12月、毎日労組などが企画したシンポジウムを再構成したもの。出席者は故筑紫哲也氏、西山太吉氏、民主の細野豪志氏、上智大の田島泰彦氏という顔ぶれだ。

2010年2月27日 (土)
「運命の人」(山崎豊子)★★★★★
 
沖縄密約事件のテーマでは西山氏が記者クラブ制度について語る。

「新聞記者はきらびやかな仕事で、どこへでも入っていって丁々発止やっていくなんてというのは知らない人がいうこと。自分が問題意識を持って、多数の資料を収集するなど懸命の努力をして勉強して、そして相手のいうことについて『あなたはそういうけれども、こうじゃないか』という形で、あらゆる角度からアプローチしていって、ようやく少し分かってくる。その程度のものなのです。それだけ厳しい社会です」

 記者クラブについては筑紫氏は廃止論を展開する。上司に「日本型の記者クラブはやめるべき」と進言したら、「言う通りだが、出世のさまたげになるから、慎重にしろ」と言われたとのエピソードを披露。

筑紫氏はジャーナリズムではある種、有名な命題の話題を持ちかける。コロムビア大の有名教授は志望学生に毎年こんな問い掛けをしている、という。

「戦場に従軍記者として出かけた。その戦地で、横で兵士が倒れた。傷ついた兵士を救うか、取材を続けるか?」という問い。学生10人のうち8人は「救う」と答える。講義はそこから始まる。はたして、救うが正解なのか、どうか?

そこで、教授が学生に見せるのは沢田教一が撮ったベトナム戦争の有名な写真だ。ピューリッツァー賞も受賞している。

たくさんの子供を抱えながら、母親が泳いで逃げようとするショットだ。戦争の悲惨さを端的に伝えたものだ。

教授は「この写真によって、戦争の終結は2年早まった。ジャーナリズムの仕事はそういうものだ」という。すると、生徒の意見は見事に逆転する。

平和な日本では、戦場カメラマンの話はあまりピンとこないかもしれない。しかし、阪神大震災など災害の現場では同じようなことが起こっている。被災者の姿にシャッターを向けたカメラマンは「ひとでなし」と罵詈雑言を浴びせられた。掲載をめぐっても、編集局内ではいろいろな判断があっただろう。

それでも、被災の様子を見事に伝えた写真が全国に流れると、義援金は集まる。ジャーナリズムというのは人権をめぐって、最後まで悩み続けなければいけない。真のジャーナリズムは非常に過酷な仕事だと言える。しかも、そのジャッジメントは難しい。

田島泰彦氏は私たちの社会において、「少数意見がいいにくい雰囲気がないか」とも問いかける。

この発言は拉致問題に絡んだ報道で飛び出すのだが、イラク人質問題でも同様のことが持ち上がった。当初、義憤でイラク入りした日本人には同情論もあったが、新自由主義者で、当時国民からの支持も厚かった小泉首相の発言をきっかけに、自己責任論が巻き起こった。

確かに、彼らは自己責任で戦争状態のイラクに向かった。確かに、その通りであるが、彼らはイラクの国民の生命を救うために出かけた。オリンピック代表選手のような国家に選ばれた人間ではないのにしても、自己責任で切って捨てていいものか? 国家の基本的な理念は国民の命と財産を守る、ではないのか?

しかし、自己責任論に反発する人、言論はあまり多くなかった。少数派の意見は確かに言いにくい。

田島氏は第二次大戦を引き合いに出して、国家が戦争に向かおうとするとき、反対意見を言えるかどうかと疑問を投げかける。「戦前のような軍国主義はありえないと思いたいが、メディアに関わって経験してくると、それは楽観的な考えにすぎないという気がする」

戦時中の新聞メディアは確かに思考停止だった。新聞は利益誘導するために国民を戦争に導いた面がある。それに加え、有事法制の議論の中ではメディア統制も持ち上がったことがある。しかし、メディアが国家の管理下にあっては、言論の自由は守られるわけもない。

沖縄密約事件では見事な世論誘導で、言論が封じ込められてしまった。同事件は言論メディアの汚点であり、敗北であった。

最後に筑紫氏の発言を引用したい。

筑紫氏はは戦場で兵士を救うか否かの話に戻って、以下の発言する。

「自分がジャーナリストの立場を貫こうとするのか、その仕事を放棄しても人間でありたいと思うか、たとえば、メディアの中にいる個人個人だって、その会社に全人格を給料で買われているわけではないから、最後は一人一人が決めることだということに帰着するだろうと思うし、私自身もそう思って仕事をしています」

沢田教一よりも、議論になったピューリッツァー賞受賞作がある。ケビン・カーター氏が93年に撮影した「ハゲワシと少女」。スーダンで飢餓の少女がハゲワシに狙われているというショットだ。発表後、絶賛と「どうして彼女を救わなかったのか」との批判が巻き起こった。カーター氏は同賞受賞後の1か月後に自殺した。

カーターは本当に少女をたすけなかったのか?

現場にいた友人ジャーナリストの話によれば、ショットは偶然の瞬間に生まれたもので、カーターは撮影後、ハゲワシを追い払った。そして、「少女は国連の食糧配給センタ-の方へよろよろと歩きだした。それを見た後は、すさんだ気持ちになり、木陰まで行って泣き始め、タバコをふかし、しばらく泣き続けた」と手記に記している(ウィキペディア)。

今のメディアは問題があるのは確かだ。総論で語られれば、「だから、今の新聞、テレビはダメなんだ。これからはネットの時代だ」ということになってしまう。しかし、それは非常に危険な考え方ではないだろうか?

何がよくて、何がダメなのか、その場面場面で論じていかなければ、全否定で終わってしまう。物事はそんな単純ではない。

情報は誰のものか? 同書でも冒頭書かれている通り、答えはあらかじめ用意されている。情報の最終的な権利者は市民である。政治家でも、ジャーナリストでもない。

ジャーナリズムがこのまま崩壊していけば、市民生活をも脅かす。新聞であれ、テレビであれ、ネットでもいいと思うが、ジャーナリズムはなくなってはいけない。

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2010年4月 5日 (月)

iCrewレビュー(2)サイクルアプリ #BikemateGPS を試してみた。面白いけど、マッシュアップに不具合? 非常に惜しい。バージョンアップに期待だ

iPhoneを自転車につけるアタッチメントiCrew。この真価を試すのはサイクルアプリを使うに限る。


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送信者 花見川サイクリングコース10/4/3(Lumix+Utra Wide-Heliar 12mm)

4月3日、試したのはBIKEmateLITE(無料)というもの。これまでも、地図や時速を記録し、PCと連携できるGPS付きサイクルコンピュータはあったが、非常に高価。高嶺の花だった。それが今や、無料だ。恐るべしiPhone。

結論からいうと、バグはあるように思えるけど、サイクリング好き、ポタリング好きは気に入るに違いない。バグの少ないアプリをご存じだったら、教えてください。


日本版「真」のサイクルコンピューターEdge705GARMIN GPS Edge705日本版
ーカー希望価格 99,750円 (本体価格95,000円)
I.S.Mart価格 90,477円 (税込95,000円) 送料込

最初のテストとして、近所の家電量販店と自宅の往復に使ってみた。サイクルコンピュータのように、現在の時速、最高、最低、平均時速、消費カロリーが表示される。GPSを使っての機能であるため、実際と表示には時差がある。停止状態でも、メータは動いている。

以下の写真はサイクリング途中のトリップメータモード。「ルートモード」では地図で現在地を表示できる。ルートモードは見知らぬ土地では威力を発揮する。画面は縦向きしかない。iCrewは横向きも可能。安定感から言えば、横向きの方がよさそうに思える。向きによって画面位置を変えてくれたら、もっとよい。

送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)

ログも取ることができるが、フリー版ではアップロードなどはできないことが判明。それでは面白くないので、有料版のBikemateGPS(350円)を購入した。

今回のサイクリング(ポタリング)は千葉市花見川区にある花見川サイクリングコースを北上しようというもの。花見川は印旛沼放水路の最西端に属する河川である。これを北上し、八千代市を抜け、佐倉市のふるさと広場まで走ってみる。同アプリを使って作成した地図は後述。

出発点はサイクリングコースの手間にある牛丼のすき家。ここで腹ごしらえをしてから、出発した。以下登場する写真はBikemateGPSの写真機能で撮影したもの。位置情報も入る。

送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)

ここがサイクリングコースの出発点(13:51)。しばらくは舗装された道路が続く。

送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)

花島公園近く。ここは花見ポイントとして知られる。ここからは砂利道になるので、ロードバイクでの走行を嫌がる人もいる。

送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)

この砂利道こそが花見川SCの醍醐味。里山のような風景が広がる。花見川SCは海、住宅地、畑、里山と実に変化に富んだコースであり、しかも平坦。ある程度、スピードも出るし、初心者から中級者まで楽しめる。ここは千葉市の大きな財産である。

送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)

八千代市に入ったところ。桜と菜の花のコントラストが鮮やかだ。

送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)

大和田排水機場。ここも花見ポイントのひとつ。同アプリ使用開始から約3時間近く。バッテリーは残り18%。予備に持ってきたTV&バッテリーを装着。これも慌てて充電したので、フル充電ではない。サイクルアプリを使う場合、予備バッテリーは必須。

2009年8月16日 (日)
iPhone3G用充電・ワンセグチューナー

送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)

大和田機場を越えると、川は花見川から新川へと名前を変える。

送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)
送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)

佐倉ふるさと広場。オランダ式の風車が見える。

送信者 花見川サイクリングコース10/4/3(Lumix+Utra Wide-Heliar 12mm)

この写真のみ、Lumix+Utra Wide-Heliar 12mmで撮影(16:28)。今回使用した自転車、BD-1の亜種、ビアンキ・フレッタ06年型。もろに逆光での撮影だった。


2010モデルBIANCHI(ビアンキ)FRETTA(フレッタ)カラー:チェレステ

BikemateGPSにはデータを管理できるほか、ZeroOneマッシュアップサービスで、サーバーに送ることができる。登録、使用は無料。写真データはpicasaにアップロードする形で、GmailのID、パスワードが必要。また、容量にも注意が必要だ、コースデータだけをアップする場合は不要。

今回の写真は20枚の写真があったせいか、WiFiでのアップロードでも非常に時間がかかった。一瞬フリーズしたのかと思うほど動作が重く感じた。アップロード状況をパーセンテージで示すなど工夫が欲しい。そうでないと、異常なのか、正常なのか判断しかねるのだ。

以下のような地図が出来上がる。

しかも、そのデータを確認すると、なんどやってもLoading80%で止まってしまう。この辺は不具合なんだと思う。

その後、picasaの写真データをリネームしたところ、すんなり読み込むことができた。ただし、写真データはまったく読めない。リネームすると、データが読み込めなくなるらしい。

BikematGPSから届いたメールには「BikeMateGPSのZeroOne mashupはpicassaを使います。したがって、Picassaに保存されている写真を削除したり編集した場合、 mashupは正常に作動しません」と書かれている。この一文はすっかり読み落としていた。

このログは非常に詳細で面白い。地図は「航空写真」、「地図+写真」、「地形」に切り替えられる。また、高度や速度、カロリー消費もグラフによって示される。ボタンを押して、遊んでみてください。ここまでできるわけだから、写真がちゃんと見られれば、もっといいのに。

GPSと写真が連動した地図はこちらで見られる。なかなか面白い。デジカメのGPS機能はあると、かなりありがたい。

iPhoneに記録されたデータは以下の通り。

送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)
送信者 花見川〜新川〜佐倉ふるさと広場(25km,iPhone)

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「ツイッターノミクス」(タラ・ハント)★★★★ ウェブ社会で必要になるのは金ではない、ウッフィーだ。では、ウッフィーとは何?

「ツイッターノミクス」はツイッターと経済をかけ合わせた著者の造語。ツイッター経済学だろうか。

著者タラ・ハントはカナダのアルファブロガー(影響力のあるブロガー)で、ウェブ・マーケティングの第一人者。本書ではツイッターだけにとどまらず、今のウェブの世界で、どのような方向性、考え方が成功するのかについて綴る。

ツイッターは140字以内で発信できるミニブログのこと。この説明は適切ではないが、それ以外に短く定義できないところもあるなぁ。

さて、ツイッターには食わず嫌いの人も多い。そんな人のために本書から靴の米オンライン販売会社ザッポスのCEOトニー・シェイ氏の言葉を引用しよう。

「ツイッターでつぶやくと、自動的にフォロワーに送られる。でも、相手は忙しかったり興味がなかったりすれば無視するだけだろうから、こんなつまらないことを言ったら恥ずかしい、なんて考えなくていい。最初はとまどうだろうけど、まあだまされたと思ってやってみてほしい。みんなとつながっていて、いま何をしているのか知るのに最高の方法だってことがすぐに分かると思う」

僕はフォロワー700人ちょっとなので、大きなことは書けないが、それでも、ツイッターの威力は感じている。政治家と、意見や情報交換をほぼリアルタイムでできるというのは、今までなかったメディアだ。それを証拠に、このブログの更新はとんと止まってしまった。

うまくつぶやくコツについては著者、ハントの言葉を借りよう。以下は企業向けのアドバイスであるが、個人でも同じようなものだ。

・基本は全員参加できる会話を続けることである。
・特定の誰かのコメントするときは公開はしない。
・DMを上手に活用する。
・ブログを更新したら知らせる。
・自分のブログだけでなく、みんなが興味を持ちそうなブログが更新された時は知らせるといい。
・プレスリリースを知らせる。
・きまじめで通すことはない。
・小ネタ、ギャグも交えよう。
・名言を引用する。
・動画やポッドキャストへのリンクを張る。
・上手に問題提起して大勢の知恵を借りる。

ツイッターの魅力は「集合知」と言われる。独り言でストレス解消もひとつの使い方だが、なるべく、多くの人が参加できるようなツイートが理想といえよう。

「ツイッターノミクス」とあるように、金の儲け方を期待すると、やや面を食らうかもしれない。

ハントはウェブ社会においては貨幣よりも信頼、尊敬といった外部評価が大事になるという。それを「ウッフィー」と呼ぶ。これはSF作家、コリィ・ドクトロウのSF「キングダムで落ちぶれて」の中で出てくる貨幣の代わりになる存在だそうだ。

ウッフィーを駆使して成功した例としては、オバマの大統領選が挙げられる。ネットでのクチコミが当初、不利と言われた闘いを逆転に導いた。あるコンサルタントはオバマの選挙戦から学ぶべき7つの教訓を上げている。

(1)自己組織的な運動を設計する
(2)一貫性をもって、しかし臨機応変に行動する
(3)計画は控えめにする
(4)目標は高く設定する
(5)人の輪を広げる
(6)親密度を高める
(7)真の革命を起こせるのは理想である。

その逆として、ブロガーに金を払って、自社商品の記事を書いてもらうサービス「ペイパーポスト」を紹介する。このビジネスは結果的に失敗した。利用したブロガーは金で買われたヤツとの評価となる。いわば、ウッフィーを金で買った形だが、お金で買えば、ウッフィーは消える、という。

ウッフィー自体には直接の貨幣価値はないが、金、あるいはオバマの大統領選での勝利のように大きな運動の力になるものともいえそうだ。

有機乳製業メーカーのストーニーフィールド・ファームの話。

CEOのゲイリー・ハッシュバーグの口癖は「よいことをして成功する」だそうだ。著書「エコがお金を生む経営」ではグリーンな事業を収益に結びつける方法を解説。ハッシュバーグは「地球によいことをする」という高い目標が事業の成功に役立ったのではなく、それが成功の原因だったという。


企業というのは利益追求があり、利益が出れば、税金を納めるわけだから、社会に貢献するのは当たり前だが、「社会貢献そのものを事業目標にする」という形を提案する。現実にはかなりハードルが高いのは間違いが、現実に上記のような企業が存在する。

では、ウェブ上でウッフィーを増やすにはどうすればいいか?

以下は5つの法則だそうだ。

(1)大声でわめくのをやめ、まずは聞くことから始める。
(2)コミュニティの一員になり、顧客と信頼関係を築く。
(3)わくわくする体験を創造し、注目を集める。
(4)無秩序もよしとし、計画や管理にこだわらない。
(5)高い目標を見つける。

経済学のゲーム理論の中でも、目先の利益を追うよりも、「敵に塩を送る」タイプの人間の方が最終的に成功を収めるという結論も出ている、という。人間は相互応酬的(目に目を)あるいは互恵的(キブ・アンド・テーク)な行動を執る習癖がある、という。

全体を通してみると、その論調は「金より信用」ということになろうか。その結論自体は新しいものでもないが、様々な事例を用いて説明しているので、ビジネスのヒントがあるし、個人としてウェブをどう使うかも考えさせられる。ベストセラーの「フリー」と合わせて読むことをオススメする。結局、どんなにウェブ社会が進化しても、その根っこの部分は変わるまい。

最後に前述のザッポスのCEOのモットー10を引用。何かのヒントになれば。

(1)サービスを通じて感動を与える
(2)変化を歓迎しよう
(3)楽しく、ちょっとヘンテコに。
(4)何でもアリの冒険精神で
(5)学習と成長
(6)率直なコミュニケーションで風通しのいい関係を
(7)家族のようなチームワークを
(8)少ないりシースで多くを
(9)やる気と本気
(10)あくまでも謙虚に。

ちなみに、解説は津田大介さん。こちらも興味深い。津田さんはまさにウッフィーをためて、成功をしてきた人だと分かる。

2010年1月 2日 (土)
「フリー」(クリス・アンダーソン)★★★★

2009年12月29日 (火)
「Twitter社会論」(津田大介)


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2010年4月 4日 (日)

吉高の大桜を見に行く

今年も桜の季節になった。しかし、運悪く、行事があって、花見がゆっくり出来ないという人もいるでしょう。そんな人にオススメなのは遅咲きの山桜だ。千葉県旧印旛村には「吉高の大桜」というものがある。

2008年4月 9日 (水)
吉高の大桜への行き方(サイクリングコース)

開花状況は印旛村役場のホームページで見られたのだが、平成22年3月23日、印西市、印旛村、本埜村が合併し、新「印西市」になった。いわゆる「平成の大合併」の最後の作業である。

印旛村役場のホームページがなくなってしまったので、2008/04/09 02:07のエントリーを以下、若干の修正を加えて、再掲します。

※      ※      ※      ※      ※      ※      ※

自転車で印旛沼村にある樹齢300年のヤマザクラ「吉高の大桜」を見に行きました。

印旛村役場のHPには開花時期になると、リアルタイム情報が掲載される。(※現在は印西市のホームページで見ることができる)

これによれば、7日に開花しており、3日目で七分咲き。ヤマザクラはソメイヨシノよりも1週間程度、開花時期が遅く、花の見頃の時期も短い。満開になると、あっという間に散り始めるのだそうです。

吉高の大桜は個人所有ですが、印旛村の天然記念物になっており、一般に開放されています。開花時期になると、見物人でにぎわうそうです。

問題は交通の便。車で行くと、なんと徒歩30分手前の駐車場にとめなくてはいけない。しかし、自転車ならば、近くの茶屋まで乗り入れ可能。今週は雨がちで、本日はそんなに天気はよくないけど、雨は降らないらしい。というわけで、花見川サイクリングコースをたどって、往復約70キロの”小さな旅”を敢行した次第です。

そんな”旅”の詳細は後回しにして、今回はゴールだけ先に紹介したい、と思います。なんといっても、開花時期が短いから。

9日現在の様子はこんな感じ。七分咲きということですが、僕の見立てだと、五分か六分といった感じ。

全幅は27メートルあり、初めて見た時は「おお」と思わず声を上げました。

こういうのって、実物だけ見ても大きさが分からないんですよね。これなら、分かるだろうか?

ちなみに説明板には以下のように記されています。

印旛村指定天然記念物
 吉高の大ザクラ
             指定  昭和56年10月15日
             所在地 印旛村吉高930番地
             所有者 須藤家(屋号 文左衛門)
本樹の樹種はタマザクラで、樹齢は300年以上と推定されます。
樹木の形状は、株立状の独立木で、根回り周囲6.65m、樹高11.7m、枝張最大幅24.5mあります。花期は4月中旬から下旬で、ソメイヨシノよりは遅れます。
 根元周囲は、所有者須藤家の祭祀場(氏神)として周辺より1mほど小高く塚状に盛土されており良好な環境条件に恵まれて樹勢を拡大してきました。
 今後も良好な樹勢を保てるよう皆様のご協力をお願いいたします。
 平成11年2月               印旛村教育委員会」(説)

最近、グーグルマップでの地図作りにはまっています。これは自転車&カメラを趣味にする人にはたまらない。自転車の旅の記録が簡単に作れるのです。

ちなみに、グーグルマップの「吉高のオオザクラ」の座標は間違っています。画面右側に表示されますが、僕が木のマークを張りつけたところが正しい位置です。

撮影ポイントにはカメラマークで記しました。「大きな地図で見る」をクリックすると、見やすいと思います。というのも、カメラマークをクリックした際、全部表示しきれないのです。また、グーグルアースで読む込むと、もっと面白いかも。そこに行かなくても、バーチャルで吉高の大桜が楽しめるはず。ちょっとやってみてください。

ズームアウトすると、左側に「P」マークが見えるはず。こちらが駐車場です。


大きな地図で見る

写真はCaplio GX100で撮影。マクロ撮影もお手の物。ガーデナーにオススメ。僕が買った当初よりも1万円ほど安くなりました。

これはアマゾンで買うよりも、楽天の方が安い。


《新品》RICOH Caplio GX100 VFキット
Map価格 47,429円 (税込 49,800 円) 送料別

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iCrewレビュー(1)視認性、装着感に不満、不安あるも、サイクリングが楽しくなる

やっと春めいてきた。自転車の季節の到来だ。ということで、以前より気になっていた「iCrew」を購入してみた。iCrewとはiPhoneを自転車にアタッチメントできる商品である。これがあれば、GPSアプリで手元で位置も確認できるし、専用のサイクルアプリを使うこともできる。

ネットで評判を調べてみたが、賛否両論。「自転車生活が楽しくなった」との声がある一方、「ロードバイクに使用したが、道の段差で外れて、道に落下して、iPhoneごと壊れた」「視認性が悪い」などといった声もある。

果たして、購入に足る商品なのか、どうか? さっぱりわからん。そこで、楽天アフィリエイトポイントを使って、購入。「人柱」を買って出たわけだ。

購入したのは以下のショップの以下の商品。送料込み、ポイント10倍というのがうれしい。


【即納】【送料無料】ケースの上から操作可能!□iCrew ■iphoneを自転車やバイクに搭載できる...

まずは梱包箱。

梱包箱を開き、商品箱。アップルの商品を意識した造り。クッションシートに包まり、丁寧な梱包だった。

iCrew本体、簡単な説明書が入っている。取付は非常に簡単。レンチもついている。

今回はBD-1に装着した。BD-1のハンドルは細いので、ゴムをかませるべきか、迷ったが、結局、そのまま装着した。溝のついたベルトをレンチで締めるようなスタイル。装着後も少しアタッチメントが動くので心配だが、以前につけたサイクルメータも同じような状態でついているので、とりあえずはそんなものか、と納得する。

iCrewを横にするのも簡単。単に回転させるだけ。車載カメラ風に使う時は取り付け用レンチを緩めて、位置調整をしなければいけない。

iPhoneユーザーなら、言うまでもないことだが、GPSを起動させると、電池消費が早い。万が一のため、充電ケーブルをつけられるよう、サイクルバッグもつけてみた。

送信者 花見川サイクリングコース10/4/3

写真でも分かる通り、ケースの下の方にスペースがあって、ケーブルの突起部分が収まるようになっている。旧型ケーブルは少し大きいので、収まりが悪いかもしれない。

視認性についてだが、フィルム自体に薄いブルーがかかっていて、通常の明るさよりも抑えられてしまう。やや見えにくくなるが、見えない、というほどでもない印象。ただし、改良改善の価値アリ。

それよりも、操作性が問題か。カバーをかけるので、画面に段差が生じる。端の部分のタッチは反応が悪い。走行中の操作はしない方がいいが…。

今回はiPhoneアプリのBikeMATE LITE(無料版)を使用した。このアプリの使用感については後日、記載するが、バッテリーの持ち状況について言及すると、フル充電状態から約3時間ほどで、約18%まで減ってしまった。予備のバッテリーは必須と言える(対策について後日)。

今回はBD-1でのポタリングであったので、激しいライドではなかったので、iCrewが落下することはなかった。ただ、段差などは注意した方がいい印象だ。

停車中に1度、自転車が倒れた時があったが、その際ケースがアタッチメントから外れた。iPhoneは中には入っていなかったので、無事だったが、停車中などはつけっぱなしにしない方がいい。

価格としては少し高いかなと思うが、iPhone+自転車の組み合わせはグッド。自転車生活が楽しくなるのは間違いない。実際のサイクリングについては後日書くことにする。

それにしても、iPhoneの自転車アタッチメントはあまり選択の余地がないのが残念。自転車メーカー、Dahonが発売する以下のアタッチメントも気になる。


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2010年4月 2日 (金)

「坂本龍馬の『私の履歴書』」(八幡和郎)★★★★

NHK大河ドラマ「龍馬伝」はツイッターのTLでも話題になっていたので、欠かさず見ている。大河ドラマをここまで見続けたのは自分にとって、初めての快挙。時代に転換期の若者の生き様は今に通じるものがある。

龍馬好きの人には言うまでもないが、ドラマ「龍馬伝」は史実とはかけ離れた描写も多い。だから、「龍馬伝」は見る価値がない、という人もいるが、僕はドラマや映画で学ぼうなんていう気はないし、史実とは違うから見る価値がないというロジックであれば、フィクションはそもそも、見る価値のないということになってしまう。

「龍馬伝」は史実を基にしたフィクションであり、史実とは異なることを認識した上で、楽しめばいい。「龍馬伝」を入り口に史実に興味を持てば、ドラマも史実もどちらも楽しめるし、少しは勉強にもなるかもしれない。

同書の著者も「龍馬を知りたければ、テレビも小説も見ない方がいい」と書く。つまり、実際の龍馬は「竜馬がゆく」や「龍馬伝」での青年像とはかけ離れているから、だという。しかし、小説やドラマの存在を否定しながらも、ちゃっかり商売している感じもしなくはない…。

同書では龍馬が現代にタイムスリップして日経新聞の裏面で人気の連載「私の履歴書」をまとめたら、というスタイルで書かれている。一人称で龍馬が歴史を振り返る。

坂本龍馬の人物像が固定したのは司馬遼太郎の「竜馬がゆく」からだと言われているが、これもフィクションが多いことで知られる。ちなみに、司馬遼太郎はフィクションであることを強調するためにあえて「竜馬」の文字を使ったという説もあるくらいだ。

同書では、「竜馬がゆく」「龍馬伝」での描写について、龍馬自身の目線(これ自体もフィクションではないか、というツッコミも)でここは史実とは違う、と指摘している。

この指摘はむしろ、「竜馬がゆく」「龍馬伝」を読んだり見たりしていた方が楽しめるのではないか。司馬氏なり、ドラマ制作者が、物語を膨らます上で、どのような創作を行ったのかが明確に分かるからだ。「龍馬伝」での描写のツッコミも、発行ギリギリまで追っかけている。

「坂本龍馬の『私の履歴書』」は僕みたいな龍馬初心者が最初に読むにはいいが、詳しい人の評価も聞いてみたい。発行元が龍馬好きで知られる孫正義社長のソフトバンク関連会社というのもミソかな(笑)。

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