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2010年4月13日 (火)

タラ・ハントが語る モレスキンの魅力 「モレスキンはウッフィーを増やすソーシャル・キャピタリストソーシャル・キャピタリストである」 #moleskine

「ツイッターノミクス」のタラ・ハントさんと解説の津田大介さんによるトークショーが4月12日、新宿で行われた。

その際、ハントさんが手に持っていたモレスキンのラージサイズが目を引いた。

「モレスキン」(moleskine)はフランス生まれのノートブックのこと。モレ(mole)とはモグラ、スキン(skine)とは革のこと。撥水性の高い丈夫なカバーに包まれたタフなノートは19世紀後半の誕生以来、変わらぬスタイルを保ち、ヘミングウェイ、ブルース・チャトウィン、マチス、ゴッホらに愛された。

「パタゴニア」で知られるチャトウィンは80年代にモレスキンの生産元が倒産した際、パリ中の文具店を探して、買い占めたという話もある

2006年3月25日 (土)
ブルース・チャトウィンは言う。「モレスキンはパスポートよりも大事な”パリ”ノート」 #moleskineJP #moleskine

今や、100円ショップで安いノートが買える時代ではあるが、タフなノートブックはアーチストだけでなく、アイデアを大切にするビジネスパーソンに広く使われている。変化の多い時代において、変わらないノート。この事実こそがモレスキンの魅力を物語っている。

「ツイッターノミクス」でも、iPodなどと合わせて、わくわくさせる商品例として、3ページにもわたって、モレスキンを取り上げている。僕はiPod、iPhone、マックブックプロのユーザーだから、思わずふむふむと頷いてしまう。

2まずは同書でのハントさんのモレスキン評を読んでもらおう。

「今、売られている手帳がヘミングウェイやピカソが使ったのと同じかどうかは、実のところ分からない。それでもここに出てくる文豪や大画家の名前は圧倒的だ。しかも名前で威圧するだけではない。この手帳は本当によく出来ている。平とじで、真ん中まできっちり開く。カバーは手によくなじみ、紙は上質でインクがにじまない。さらに、ちょっととした資料や名刺を入れられるポケット、使用中のページがすぐわかる栞、バッグの中で手帳が開くのを防ぐゴムバンドと…至れり尽くせりだ。こうした工夫が、この手帳を持つ満足感を高めている」

モレスキンはクチコミで広められた商品の代表選手だと、いう。手帳を人前で開くことが多いから会話のきっかけになる。前述のモレスキンをめぐる物語も、会話のきっかけとなり、一人ひとりのモレスキン体験の共有にもつながっている、と指摘する。

ハントさんはモレスキン教が人々に深く根づいているかは関連ウェブサイト数を見れば、分かる、と書く。グーグルサーチによると、モレスキン関連のブログは61万件もヒットする、という。

試しに日本のグーグルで「モレスキン」を検索してみたら、23万4000あった。おそらく、このブログ「モレスキンとめぐる冒険」も含まれる。このブログはそもそもはモレスキンにとりつかれて、始めた文具ブログだった。デジタル時代、あえてアナログな文具を取り上げるのは面白いんじゃないかと思ったわけ。僕がブログを立ち上げた07年当時はモレスキンはニッチな商品であった。しかし、今では普通に使われるノートブックになっている。

それにしても、どうして、これだけモレスキンが受け入れられたのだろう?

ハントさんは社員自身がモレスキンのファンというモレスキン側の姿勢を指摘する。

モレスキンをテーマにしたグループやページはフリッカーやフェイスブックなどにもあり、コミュニティ創出力はハンパない。こうしたファンの声にもこたえ、無料サンプルを配ったり、フォーラムに参加する。コミュニティにおける振る舞いにも評判がよい。08年にはファンサイトである「モレスキナリー」を買い上げ、公式サイトに昇格させた例もある。

恥ずかしくて書けなかったけど、「モレスキナリー」には当ブログのエントリーも取り上げていただいたことがある。

2010年3 月17日 (水)
久住コウのブルース・チャトウィン レビュー

「ツイッターノミクス」は貨幣に変わる新しい存在として、ウッフィーという考え方を紹介している。ウッフィーとは信頼、尊敬といったものだ。モレスキンはそのウッフィーを増やす存在であり、顧客同士をつなぐ仲介役を果たす「ソーシャル・キャタリスト」の商品であると結論づける。

2010年4月 5日 (月)
「ツイッターノミクス」(タラ・ハント)★★★★ ウェブ社会で必要になるのは金ではない、ウッフィーだ。では、ウッフィーとは何?

それは自分の経験を見ても、同じことが言える。ブログでもツイッターでも、モレスキンをきっかけに、リンクを貼ってくれたり、フォローしてくれたり、といったケースも多々ある。

モレスキンのよさはディテールへのこだわり。ハントは「これはクオリティを高める王道である。どんなものでもディテールはある。だから、そこに気配りしたり、ちょっとした工夫をすればいい」という。「ほぼ日手帳」の人気ぶりも、まさにディテールへの配慮の賜物ではないだろうか。

モレスキンについての記事はこちら

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モールスキン Moleskine」カテゴリの記事

コメント

今年の頭に、いつもスケジュール帳を頂戴していた企業さんが、経費削減もあったのでしょう・・・今年は頂くことができず、間に合わせで某国産手帳を買ってはみたものの・・・失敗でした。

幸い、スケジュールは今後iPod Touchでデジタル化してしまいますので、純粋なノートとして手帳を買いたいと思っています。

ツイッターは未だビビっていてやってませんが、こちらのお勧めには乗せて頂きたいと思っております♪これがいいよというお勧めのタイプなどがあればご教示下さい。

投稿: しぇるぽ | 2010年4月14日 (水) 12時33分

>しぇるぽさん

>今年の頭に、いつもスケジュール帳を頂戴していた
>企業さんが、経費削減もあったのでしょう・・・今
>年は頂くことができず、間に合わせで某国産手帳を
>買ってはみたものの・・・失敗でした。

手帳は慣れたものが一番ですね。

>幸い、スケジュールは今後iPod Touchでデジタル化
>してしまいますので、純粋なノートとして手帳を買
>いたいと思っています。

iPod Touchのスケジュール管理ソフトとしては「さいすけ」がいいですよ。

>ツイッターは未だビビっていてやってませんが、こ
>ちらのお勧めには乗せて頂きたいと思っております
>♪これがいいよというお勧めのタイプなどがあれば
>ご教示下さい。

持って歩くことが多いのなら、ポケットサイズ、デスクワークが多いのなら、ラージサイズかな。いずれにしても、方眼(スクエア・タイプ)をオススメします。僕が好きな作家、ブルース・チャトウィンも方眼タイプを愛用していたようです。

http://moleskine.air-nifty.com/blog/2006/03/post_f663.html

投稿: kuzumik | 2010年4月15日 (木) 07時08分

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